人間50歳を超えると病気の一つくらいします。
病気したら長期間服用する薬も一つくらいお持ちですよね。
でも、健康になりたくて飲んでる薬には何らかの副作用が必ずあります。
その薬の副作用が健康を大きく損なうものになってしまったら
どうすればいいでしょうか?
昨日来られた女性。
「左腕がダル痛くて力が入らないんです・・・病院を変えて薬も変えてからこうなりました。」
左肩を押さえながら来院されたんですが、コレステロールを下げる薬を服用
して10日目に腕のダル重さと筋力低下の症状が出たとのこと。
僕はすぐにピンときました。
思った通り筋肉が溶ける副作用のあるお薬を飲んでおられました。
僕が、尿の色が濃くないですか?血液検査で異常値はありましたか?
と聞くと、尿はあまり色濃くないけど、コレステロール値が下がり過ぎと
カリウムが低いとのこと・・・
「それはたぶんお薬の副作用だと思います。近いうちに主治医に受診
なさったほうが良いと思います。。。」と、お伝えしてコレステロール降下剤の
副作用のことを書いたサイトを読んでもらいました。
「左足にも力が入らないのは筋肉が溶けてるからでしょうか?」と聞かれたので
可能性はあるかも・・・と言うと、「実は二、三日前から動悸と胸苦しさがあって・・・」
とのことなので、明日の朝一番で速攻で病院に行ってください!!
もうこうなってしまったら整体院で出来ることなんか何もないので
お帰りいただきました。
僕にできることは心臓の筋肉も溶けていないことを祈るばかりなんですが、
どんな薬にも多かれ少なかれ必ず副作用があります。
僕は、ご自分が飲んでいる薬の副作用を知ることを強くお勧めします。
薬を飲んでから体調が優れなくなったら副作用を疑うのも良いと思うんです。
副作用はめったにないとは言うものの、逆に気づくのも遅れがちなので
要注意ですよ。
副作用情報はネットですぐに調べられますから、用心に越したことはないですね。