僕は整体院を開いているので毎日のように不調でお悩みの方と接しています。
最近増えたのは80代のお年寄りの患者さんです。
当院のセラピーキャットのかいちゃんと遊ぶのが楽しみ、というお年寄りもいらっしゃる
のでかいちゃんも喜んで喉をゴロゴロ鳴らしています。
みなさん本当にお元気なのでお年寄りとお話ししていると楽しくて時間を忘れて
おしゃべりしてしまうんですが、ご高齢になるとどうしても骨粗鬆症になってしまいます。
背骨がいつの間にか骨折して体を真っ直ぐに支える事が出来にくくなってしまうので
いつも姿勢が悪くいので脚や背中が痛くなりがちです。
今日、2回目にご来院の88歳の女性。
右股関節付近が痛くて背筋を伸ばして歩けないとのことでした。
立っても座っても上半身が後ろに反ってしまっています。
ご本人はこれで真っ直ぐな姿勢になってると感じていらっしゃいます。
日頃から椅子の背もたれに体をあずけて座る癖がついてしまってるので
脳はこんなに傾いていても正常な姿勢と勘違いしてしまいます。
これは矯正後の写真です。
一回でかなり改善しました。
お腹の出っ張りもなくなって歩きやすくなったとのことでした。
それから1週間後の写真がこちらです。
↓
座った姿勢もかなりきれいになっていますね。
以前よりもだいぶ早く歩けるようになったと喜んでおられました。
腰痛もだいぶ改善したそうですが股関節はまだ少し痛いとのことなのでしばらく
通っていただくことにしました。
コロナで2年以上外出を控えて体力筋力がガクッと落ちたお年寄りが多いのですがこの方は
コロナ前は毎月1回、10キロ以上のハイキングを欠かさなかったそうですが
コロナで心臓も弱り、バス停まで歩くと足腰が痛いし息切れもするので、歩けるように
なりたいとおっしゃるので踏み台昇降をお勧めしました。
人生100年時代を起きるには筋力と体力が欠かせませんね。