業務部の佐藤です。


だんだんと春らしい陽気となりましたね。

春と言えば、昨年の東北地方太平洋沖地震から一年・・・。

復興がまだまだ進まず心を痛めている方が多くいらっしゃると思います。

日本は地震大国と言われていることもあり、風化させないためには、

忘れてはいけない出来事ではと個人的に思います。



震災当日、私自身は大阪市内を車で走っており、小さな揺れを感じてましたが、

まさか東北が大変なことになっているととは思っていませんでした。

テレビを見てびっくりし、自分に何かできないかと考え、

今までに寄附とペットボランティアと2回ほどしております。

(ペットボランティアとは、被災した家庭で飼われていたペットを保護し、

期間を決めて預かったり、新しい飼い主さんと縁結びをしたりすることです)

我が家にも2度、ネコがやってきました。

1度目は、70歳のおばあちゃんが飼っていた10歳の雌猫でした。

期間を決めてお預かりしたので、今は無事飼い主さんの下で暮らしています。

2度目は現在預かり中のネコで、飼い主さんが亡くなった後も

自宅跡から離れずにいたのをご近所の方が知り保護したネコです。


約半年間、保護してくれた団体に預かられてましたが、

沢山保護しており、小さなゲージで飼育されていたためストレスで痩せ、

次の飼い主さんへお渡しするまでの間に体調を戻すため預かっています。

まだ、大阪にきて5日ですが淋しいからか、

常に人にくっついている状態で、フードも人の手からしか食べない状態です。

次の飼い主さんが決まっていることもあり、早く健康にしてあげたいと思い頑張っています。



人もですが、ペットや家畜も心に大きな傷が入っており、

まだまだ人のケアが必要と感じます。

大切な家族が亡くなってしまった喪失感は、

人も動物も同じなのだなと思います。



あれから一年・・・。

皆さまも震災を忘れないでいて頂けると、

被災された方々のパワーになるのではと感じます。