金魚おはようございます。いろはです。あじさい

先日、セーレンプラネットで開催中の特別展『宇宙を発見した人たち〜世界を変えた書物展より〜』を観覧してきました。目気づき

プトレマイオスの天動説から始まる宇宙研究の軌跡を、書物と共にたどることができる展覧会となっています。ニコニコ



展示室に入ると真っ先に出迎えてくれたのが、
地動説を唱えたニコラウス・コペルニクスの『天球回転論』(1549年)と、近代科学の父ガリレオ・ガリレイの『星界の報告』(1610年)の初版本です。📕





これらは、約500年前に出版された天文学書です。
全てラテン語で記されています。 

コペルニクスは本の中で、それまで常識だった天動説をひっくり返す地動説を提唱しました。物申す
それに続くように、ガリレオが『星界の報告』で、望遠鏡から見た月や木星のスケッチを描き、宇宙の本当の姿を紹介しています。半月

当時、これらの書物が世に放たれたとき、読んだ他の学者たちは、まるで雷に打たれたような衝撃を受けただろうと想像します。うーん💭

コペルニクスとガリレオの革命的な発見により、
後に続くケプラーやニュートン、アインシュタイン、ハーシェルといった学者たちが、宇宙の謎を解き明かし、天文学は大きく発展していきました。UFO

現代の私たちが知っている宇宙の姿や仕組みは、
何千年という時間をかけて紡がれてきた膨大な研究と観測と発見の積み重ねの上にあるものであることを、今回の特別展から教えてもらいました。
そして、知識を継承していくには、書物の存在が欠かせなかったことも。スター

学校の教科書では知り得ない宇宙解明の系譜を体感できるまたとない展覧会でした。

会期は7月7日迄。花