サービス。
色々なサービスがありますよね。
おしぼりを無料提供してくれるのも日本ならではのサービス。
ウェルカムドリンクがあるお店や、
おかわりが自由なお店も。
マフラーや手袋をつけるくらいには寒さのある、
とある冬の日のお話し。
その日は、友人が前々から行きたがっていた
レストランに、私は付き添いで行くことに。
えらく人気のメニューがあり、
ネットには「なくなり次第終了」の文字が。
その為、朝早く起きて友人とは
少し早い時間に待ち合わせ。
「朝ごはんも抜いてきたから沢山食べるぞ〜！」
と2人で張り切ってお店に到着。
開店とほぼ同時に店内に入り座席に案内してもらい
「外寒かったね〜
まだ朝だから食べたかったもの、
残っているといいね！」なんて会話をしながら
暖かい店内でコートを脱ぎ
渡されたメニュー表を見てみると…
ない。
友人が目当てで来たそのメニューがどこにもない。
えっ、まさか。
こんな朝早く来たのに
もう完売してしまったのかな…
とシュンとし始めた友人。
私は店員さんにネットに掲載されてあるメニューを
見せながら、
「このメニューはもう完売してしまったのでしょうか？」と質問。
すると意外な答えが返ってきました。
「それ、ここのお店ではないですよ」
ん？？
どういうこと…？
いやしかし。
「看板に書いてある名前も、
"○○○麻布十番"(店名)と書いてありますし、
ここは麻布十番ですよね？」と確認。
すると店員さんは
「"○○○麻布十番"が店名で、
同じ店名で別支店が日本橋にもあって…
みなさんよく間違われるんです。」
と。
なるほど…
そうだったんだと
麻布十番店に来て気付きました。
友人は「ちゃんと調べてなくてごめん！」と。
私も「こっちこそちゃんと見てなくてごめんね！」とお互い謝罪。
しかしもう席には案内してもらったし、
店員さんは「このまま退店されても大丈夫ですよ」と言ってくれてはいるものの、
こちらが間違って来てしまったので申し訳なくて。
2人で話し合い
この後日本橋の方に移動するとして、
せめてここでは軽食だけでもしていこうか
という結論になりました。
向こうでは沢山食べると思うので
ここでお腹を満たす訳にはいかず、
それに先程、開店時間が来るまで別のお店で
紅茶を飲んで待っていたので
これ以上ドリンクは飲むことが出来ないと、
私はサラダのみにする事に。
友人も軽めの食事を。
店員さんにメニューを伝えて
少し待っていると…
「こちらサービスです。外、寒かったでしょう？」と
店長さんらしき方が私たちに
頼んでいない温かいスープを
運んできてくれました。
「えっ！…ありがとうございます！」と
2人とも驚き。
この様なサービスは初めてだったので、咄嗟に
「なんかすみません…
ありがとうございます!」と口から出そうになったのですが、
善意から来る行動に「すみません」
という言葉が出てくるのは
なんとも日本人らしいというかなんというか…
その言葉も間違いではないと思いますが、
私の中では何か違ったので、
「ありがとうございます！」と言いました。
会計時にも
「スープ、とても温かくて美味しかったです！
ありがとうございました！」
と伝えたところ、
「次来る時にぜひ！」と
サービス券をいただきました。
一緒に来た友人と、
また来ようね！と言いながら
そのお店を後にしました。
いろいろと落ち着いたらまた行きたいと思います！
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4月6日(水)に シングルリリースが決定！！
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