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こんにちは、井桁です。
今年も残りわずか。なんだか今年は暦のせいか、クリスマスだ!と楽しんでいる余裕がないですね。。最後まで慌ただしくなりそうです。
「外国人」とか「在留資格」というとこんなニュースをまず思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そして、外国人が増えても、このような問題は解決されていません。
先日みつけた記事をご紹介します。
ペルーから偽造旅券を使って不正に日本に入国した両親のもとに生まれ、育ってきた高校生の姉弟。
父親は、逮捕されて既にペルーに強制送還されてしまいました。
残された母子も国外退去を命じられていますが、仮放免の状態で収容はされずに日本で暮らしています。
この不安定な状況から脱するために、母子は国に在留特別許可を求める訴訟を起こしましたが、大阪地裁で訴えは退けられました。
このような訴訟を起こした理由は、もちろん姉弟のためです。生まれてから、日本で暮らしており、スペイン語もほとんどできないので、ペルーでは生活していくことができません。今は、姉弟の地位を守ろうとする弁護団や支援者が支えています。
じつは、彼らの両親のように、バブル期に日本に移り住んだ「不法滞在者」が人手不足に悩む製造現場を支えてきたという事実もあります。
いつ、これまで築いてきた生活がなくなってしまうかわからないから、将来の夢は持てないという子供たち。
外国人が増加を認める方向に政策の舵を取った日本。このような子供たちの問題をまず解決していかなければならないと思います。
あさひ法務では、外国人のビザ取得や雇用のご相談に乗っています。ぜひご連絡ください!