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こんにちは、阿部です。
今回は、建設業許可の「財務諸表」についてです。
毎年提出する「事業年度終了届」にも添付する書類ですが、
これは決算報告書と似て非なる書類です。
大枠は決算報告書と変わらないのですが、主な点としては
建設業者特有の事項として、工事の原価がいくらかかったのか、
兼業をしている場合は工事の売上がいくらで、兼業の売上がいくらか
などを報告するものになっています。
そのため、勘定科目が通常の会計処理で使われるものと範囲が少々異なっていたり、
財務諸表上でしか使うことがない科目もあり、決算報告書からの振り替えが必要になります。
特に、経営事項審査を受けている会社様はご存知かと思いますが、
財務諸表は、y点(経営状況)の算出もとになる書類です。
科目の振り替えの方法によっては、同じ決算報告書から作っても、点数にいくらかの差が生じることもあります。
あさひ法務では、当グループの会計部門から詳細な情報を得ることができること、
経営事項審査のお手続きを長年にわたりお手伝いさせていただいている実績から、
科目と実態の差を限りなく縮めることができていると自負しております。
あさひ法務にご相談ください。