大変救いようのない映画でした。

 

あんのこと

 

あん(杏)は公営団地に祖母・母の3人暮らしです。ゴミ屋敷で母親からは売春して金を稼ぐよう強要され自分は覚醒剤中毒でもあります。小学校で学歴は止まっています。そんなあんですが関わった刑事に脱・覚醒剤中毒者の集まりに来るよう誘われメンバーになり更生の道を歩き始めます。

 

家庭環境が想像を絶しています。母親はあんを足蹴にし金をせびります。娘は金づるでしかありません。福祉にすがろうにも自己責任と冷たい言葉が浴びせられます。それでも刑事の世話でやっとつかんだ就職とDVシェルターです。夜学にも通うようになりました。しかし・・。

 

自分一人ではどうにもならないことがあります。必要なのは公的な補助でしょう。またそれを見いだせる能力。教育の大切さを痛感します。

 

 

2024年通算93本目

 

 

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