国宝で有名な李相日監督のリバイバル上映。
2005年公開の映画だそうです。観ているうちに既視感がどんどん湧いてきました。どう考えてもファイトクラブの骨格を持った作品なのです。気弱な警察官とハチャメチャな相棒の関係、謎の女性、自らが知らないところで張り巡らされた拡大テロルへの罠。
20年前は私からすればさほどの過去ではありません。あまり変わったような気がしませんが、でも変わっています。
本作はファイトクラブを監督なりの観点で昇華させたものと言っても良いと思います。
2026年通算82本目
国宝で有名な李相日監督のリバイバル上映。
2005年公開の映画だそうです。観ているうちに既視感がどんどん湧いてきました。どう考えてもファイトクラブの骨格を持った作品なのです。気弱な警察官とハチャメチャな相棒の関係、謎の女性、自らが知らないところで張り巡らされた拡大テロルへの罠。
20年前は私からすればさほどの過去ではありません。あまり変わったような気がしませんが、でも変わっています。
本作はファイトクラブを監督なりの観点で昇華させたものと言っても良いと思います。
2026年通算82本目
予告編とはかなり違った内容だった。
男女の出会いと別れーーーと思っていて時間が合えば行こうくらいの気持ちでした。時間が合ったので観て別の意味で裏切られた感じです。大きなテーマに心移植手術があるのです。先進国の中では異様なほど低い実施率です。理由はまあ想像のとおり。一番感心したのがひょっとしてドキュメンタリー映画?と思うようなリアリティをもった映像です。特に医療カンファレンスの様子など。心臓手術の場面では本物と思われる映像までありました。
フランス人の医師である女性主人公と謎めいた日本の青年のエピソードも並行して進んではいくのですが私にはあまりピンときませんでした。青年の実家に行きつき、家人からお金の入った封筒を渡される場面などはいかにもありそうな感じで、うまいなあと思いました。
この映画は心移植を肯定的に描いています。なぜ監督がこの映画を撮ろうとしたのか知りたくなりました。
2026年通算81本目
凄まじいまでの人権感覚。
ヘップバーンが主演とのことで観に行きました。なんともあきれた脚本でした。捨て子として男3人の兄弟とともに成長した女性は実は先住民の子であった。どう見ても白人にしか見えないです。ヘップバーンですから。またアメリカ先住民を虐殺したエピソードなど何の反省もなく描かれます。話し合いに来た先住民を何の警告もなく撃ち殺すことも当然です。どう見ても多勢に無勢な闘いを制してしまう一家。ご都合主義そのものです。
最後は実の兄である先住民を自分の手で撃ち殺し、長男と結ばれる主人公。もう何が何だか・・。
本作はアメリカの歴史の暗部を何の衒いもなく一方的な白人至上主義的視点で表現したものです。これを名画としてリストに載せた午前10時の映画祭の良識を疑います。開拓時代の生活などを垣間見ることができたのだけは良かったです。
2026年通算80本目