午前十時の映画祭でやっている海の上のピアニスト。非常に有名で公開当初観に行こうかどうかで迷い、ビデオ化されて観るかどうかで迷い、結局観ずにいた映画です。スクリーンに映るのでしたら観に行こう。

 

↓海の上のピアニスト

 

当時観に行かなかった大きな理由は私がピアノに対してほぼ興味がないことでした。勝手にピアニストがピアノに取り組む映画のような先入観がありました。ではどんな映画だったのでしょう。

 

1900年アメリカへの移民船の中で拾われた赤ちゃんは船員たちに育てられ、少年になってからはピアノを弾くようになります。青年になるころにはそれなりに有名になります。しかし船を降りることはありません。法律上存在しない人間なのです。

 

やがて親友ができ、好きな人もできます。一度は彼女に会いに船を降りかけますが戻ってきてしまいます。ジャズの大御所とのピアノ勝負に圧勝するもそれは彼にとってどうでも良いことです。

 

歳月が流れ1946年、船は洋上で爆破により廃棄沈没されることになりドックでダイナマイトを各所に仕掛けられている最中です。彼が船中に留まっていることを知っている親友は彼の幻のレコードを携え船に乗り込みます・・。

 

壮大なファンタジーとして観終えました。彼の選択は何が何でもあり得ないと感じます。移民船と乗客のアメリカに対する情景は参考になりました。

 

2024年通算31本目

 

 

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