この映画「極限境界線-救出までの18日間-」は２００７年に実際に起ったアフガニスタンでの韓国人集団２３人がタリバンに拉致された事件を題材に作られています。タリバンの要求は人質とタリバンの囚人の交換です。
↓極限境界線-救出までの18日間-
主人公は２人、一人は外交部、一人は情報部。表と裏を担当する部署で本来は水と油の関係です。当初外交部は外交ルートでアフガニスタン政府を通しての事態の打開を図りますが膠着して進みません。そのうち人質が数人殺害されいよいよ追い詰められます。外交部の主人公は外交ルートでの解決を諦めタリバンと直接交渉するようソウルの上司に進言するも却下。しかし外務大臣への直訴が功を奏しタリバンとの直接交渉に臨みます・・。
韓国での原題は「交渉」です（邦題のしょうもなさ）。映画で描かれるのは極限状態での交渉。交渉で本当に必要なのは相手の真の要求を読み取ることです。
2024年通算14本目