は、2016年に知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」で起こった凄惨な事件を題材にした映画です。

 

↓月

 

主演の宮沢りえは小説家ですがスランプに陥り小説が書けなくなってしまいます。夫は無職で趣味のストップモーション映画を撮影しています。主人公は試用期間を経て正社員になるべく知的障害者福祉施設で働き始めます。施設内では職員による入所者への暴行・虐待が半公然化されています。

 

そんな中妊娠がわかり産むべきか悩みます。主人公は過去に障害を持つ子を産み幼いうちに亡くした経験があるのです。

 

そして現実とほぼ同じ事件が起こります。元職員がしゃべれるかどうかを基準に入所者を殺害していくのです。

 

主人公と夫が子を産むかどうかの決断は明示的には明らかになりません。しかし産むことにするのであろうとは想像できます。

 

映画からは重い問いかけがなされます。障碍者であっても心から愛せるのか?

 

 

2023年通算163本目

 

 

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