北イタリアの山岳地帯を舞台にした映画「帰れない山」は多くのテーマを提示しています。友情・家族の絆・人生・生活・旅・・。

 

↓帰れない山

 

トリノに暮らす主人公の少年・ピエトロと父は毎年山岳地帯にある別荘?に滞在します。父の山登りに12才の主人公は付き合わされストレスを感じています。そんな時同じ年の少年・ブルーノと知り合い一緒に登山するようになります。仲良く過ごしたのもつかの間、それぞれの家族の進学への態度を原因として別離することになります。

 

歳月が経ってピエトロとブルーノは再開します。ブルーノは山にある廃屋を解体し再建築する夢を語りピエトロは協力します。ブルーノは原始農耕的なものを志向しチーズ作りを始めます。同時にピエトロの友人がブルーノの妻になります。

 

ピエトロはヒマラヤを旅し山はどこに行っても山なんだと悟ります。イタリアに戻ったピエトロは一時的にブルーノと仲違いするものの友情は変わりません。ブルーノの商売はうまく行っていないようです。ヒマラヤの鳥葬についてピエトロはブルーノに語ります。

 

後半はこの鳥葬のエピソードが生きてきます。テーマが多岐に渡るためかちょっと長くなってしまった映画です。山岳地帯の美しい自然に興味がある人は必見です。

 

 

2023年通算93本目

 

 

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