私、オルガ・ヘプナロヴァー」はチェコ・スロバキアで本当にあった事件を題材にした映画です。当時22才の彼女は、チェコ最後の女性死刑囚になりました。

 

画面は白黒。オルガの家族との冷え切った関係性やオルガの社会不適合性を垣間見せながら映画は淡々と進みます。彼女は同性愛者でそれを家族も社会も受け入れないことが事件の遠因と思われます。

 

常に無表情でいる彼女は最後の最後に強烈な叫びを放ちます。しかし彼女の家族の日常はそれとは関係なく淡々と進むのでした。

 

 

2023年通算83本目

 

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