マダイを釣りたい!そう思いまた釣り船に乗ってきました。

 

出船後10分程度で船が止まりテンヤを投入します。いつもの号数のテンヤがあっという間に流されてしまいます。風は大して吹いていません。ということは潮が流れているのです。

 

潮とは広義の海流のことです。黒潮とか親潮とかいう大海流とは違い、その現場で流れる中小規模の海流です。干潮満潮とも違う概念です。沖に出ない限り潮の具合はわかりません。船釣りには潮の流れが釣果と大変大きく関わっています。潮が流れないとサカナは釣れません。

 

潮の流れに合わせ一番重いテンヤを投入しますがそれでもようやく底を取れる程度です。船長がパラシュートアンカー(船の動きを抑制させる装置)を投入してようやくまともに底を取れるようになりました。

 

早々にマダイが掛かります。500g程度かな。普通は持ち帰るサイズでしょうが私は返すことにしています。目標は1kg超えです。

 

本日は滔々と潮が流れています。珍しい。釣果への期待が高まります。

 

おっとようやく大きいのが掛かりましたよ!コブダイです。2kgくらいです。タイと言っても実はベラ科のサカナみたいです。

 

しかし・・その後はカサゴのオンパレードです。場所を移動してもカサゴ・カサゴ・カサゴです。これほどカサゴだけが掛かったのは初めてです。でもアタリが多いのはありがたい!飽きずに楽しめます。

 

終りも近いお昼ごろ、近くにナブラ(アオモノなどが捕食のため集まり海面がざわつく現象)が見えます。船長に知らせナブラ横に移動。ジグを投げます。数回投げるとリールが重くなります。掛かったな。あまり重くないなあ・・。リールを巻き続けます。と、突然リールが重くなります。船に近づいたのでサカナが暴れたのでしょうか。とにかく重い。竿が大きくしなり、リールのドラグが滑ります。

 

悪戦苦闘してようやく揚がったサカナはワラサ(ブリの子ども)2匹です。1つのジグに2匹かかっていました。しかも2匹目はスレ掛かり(口でなく背中・腹などにかかること。引きが重くなる)です。途中で重くなったのは2匹目が追加されたからです。

 

目標のマダイは結局1kg超釣れませんでした。しかし多くのカサゴと2匹のワラサで大満足の釣行でした。

 

 

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