エマニュエル=トッドに興味を持ったのはネットの記事でソビエト連邦の崩壊を予言した人として紹介されていたのがきっかけです。予言と言っても人口動態学の知見から導き出した結論で科学的なものです。
その後は数冊軽めの本を読んで家族制度を通してみる政治形態の解説などに面白さを感じていました。
さて、今回読んだのは↓上下巻2冊、Kindle版です。
「我々はどこから来て、今どこにいるのか? 上 アングロサクソンがなぜ覇権を握ったか」
「我々はどこから来て、今どこにいるのか? 下 民主主義の野蛮な起源」
むちゃくちゃキツかったです。あまりに難解だったので数回読むのを止めました。クロストレーナーで有酸素運動をしながらの読書ですから正直言ってあまり深く考えることはできません。それを差し引いても難解でした。
この本を休止している間は別の本を読んだりもしましたが、もったいないのでやっと1通り読み通しました。でもわかりません。
2回めに挑戦です。今回は1回めよりもスムーズに進みました。でもわかりません。
わからないなりに解釈すると、我々のいる世界は、家族制度・識字率・宗教・GDP・出生率・地理的要因などなどなどなどなどなど・・によって規定されています。日本についは明るい見通しはないみたいですね。
いつかは紙の本で読むことになるかもしれません。