鐺山123号線沿いに「まるめんあん」という一風変わった名前のお店があります。もともとは「まるめしあん」と言いました。店主が大のダルメシアン(犬種)好きでそこから取った名前でした。しかし飯屋と間違えられることが多く、今の店名に変えました。

 

場所は非常にわかりにくい。なぜならば市中方面から東に進むと店舗がほぼ見えないのです。くるまやラーメン鐺山店の影になってしまっています。

 

そんなわかりにくい店ですが宇都宮のラーメン界の中では独特の立ち位置を占めています。何故かと言うと、

 

どこにも似ていないラーメン

 

なのです。ラーメンに詳しい人達同士だと「あの店どんな味?」という質問に対し「◯◯に似た感じ」で、ほぼ味の想像がつきます。しかし「まるめんあん」にはその喩えが通用しない。

 

各ラーメン店に味の系列の山脈があるとすれば「まるめんあん」は1つのお店で山を形成します。独立峰(どくりつほう)と呼んでいいと思います。

 

普通のお店には定番メニューがあり、それに加えて限定メニューを定期的に提供するスタイルが多いです。しかし「まるめんあん」には定番メニューはありません。ほぼ全部が限定メニューです。常に珍しい食材を使ったメニューを研究しています。

 

前置きが長くなりました。

 

こんな店構えです。

 

店内。カウンターの奥が厨房です。カウンターの上にドンブリが乗っています。店主が1人で切り盛りしているので食べ終わったお客さんが自発的に運んできます。

 

今回は手打ちにんにくラーメンです。鶏の清湯スープ。うまかった!

 

ごちそうさま。

 

2023年通算91杯目

 

 

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