説明の説明 | 麻倉ゆうき*役者だらけの日本舞踊教室「麻春会」のブログ

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役者・舞踊家・振付家・日本舞踊教室「麻春会」会主。
「誰でもできる日本舞踊!」「踊っても観ても楽しい日本舞踊!」をお伝えします!
必須科目の役者さんから、自分を変える趣味を探している方まで!日本舞踊を通して共に成長して参りましょう!

午前中で雨がやみそうな東京。

皆様、昨日はご無事でしたか?



6月のご挨拶。この日は空が綺麗でした!



今日は麻春会稽古





会も近いので、本番小道具ありの稽古をしたいのですが「越後獅子」の2人立ち分を1人で持っていくのは不可能笑い泣き
お迎えが来てくれます口笛



*「越後獅子」
本来は1人で踊る曲です。歌舞伎でも複数人でやる場合もあります。
今回は2人で💡
単純に時間の関係もあるんですが・・
2人でやると面白いんですよ!
これこそ「踊っても、観ても楽しい日本舞踊!」なんです音譜音譜


合格小道具合格
前太鼓、バチ、あや棒、サラシ


サラシの代わりにお扇子でお稽古中。

あまりの大変さに笑いが止まらなくなる菜々子。

この曲ですチューあせる




皆さん、「越後獅子」って言葉はご存知ですか?

なんとなく・・でもいいんです。

うちにも、「知りません」って子はいます。


時代劇をずっとやってきたからなのか、年代なのか私にとっては普通の単語なんですが・・

知らないって言われたら「うっ」ってなります。

どこから説明したらいいのかって。

今の新潟地方・・越後にね・・
から始まって、門付芸人って呼ばれる・・


ほら来た笑い泣き汗汗汗汗汗

日本舞踊の曲の背景の説明
時代劇の内容説明


説明中に、出てくる単語の説明もしなきゃならなくなり・・

わかりやすく説明したいんだけど、「今で言うと」がないんですよ。

「流し」って言ってもわからないだろうし。

これが毎回頭を悩ます。


汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗
ちょいと愚痴になりますが。
今は携帯でチョチョイ!となんでも調べられる世の中。
自分が関わる曲ぐらいサラッとでも調べればいいのにって思う事もあります。

↑越後獅子をやる2人の事ではなく、あるある話ですおーっ!DASH!DASH!
汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗


今、会の為に「アナウンス台本」を書いています。

曲名と立方(たちかた)(←踊る人)だけではなく、簡単に曲紹介をします。


皆様が古典舞踊に馴染みがないのは承知の上。



はっきり言いますが、唄も意味がわからないんですよ。先ほど言ったようにわからない単語がたくさん出てくるし。

韻を踏んでるし。
(この部分の楽しさを伝えられたらいいのですが、自ら踏み込んできてもらわないと無理かも)

(ラップとまでは言わないけど、よくできてるんですよ)

(ダイレクトに言ったら「えっデレデレ?」って事も入ってます)

1回サァッ〜っと耳で聞くだけで、背景や今から出てくる人の役柄をなんとなくでもご理解いただけたらお互いに楽かな?

って思っているのですが。

なんせ、説明文に出てくる単語が難しい。
まだ、漢字で見た方が意味がわかりやすいかな?


クドクド言っても、入ってこないでしょ?

紙面にしてお配りする事も考えましたが、皆さんは勉強しに来る訳じゃないので辞めました。


しばらくは、この作業ですあせるあせる


今日も頑張りますゲラゲラ




美しい姿です・・