オリンピックの開会式でスレイのテーマが流れましたねッ!

 

 

注:原作のみです。ネタバレあり。

注:私の感想なので他の方とは解釈が異なる場合が多いにあります。

また周回する度に捉え方が変化していくので今現在の私の感想です。というかいっそもう全て私の妄想です。

注:作中や資料集から情報は集めていますが、間違っているところがあるかもしれません。

 

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「風景にうっすらもやがかかっている」「黒ずんで見える」

と話している街の人は少しは霊応力があるのでしょうか。

 

 

ラストンベル観光中です。

 

 

ラストンベルの聖堂へ。

聖堂の扉の前に立つとミクリオだけ出てくるのが

何かを話してるのかと思えて微笑ましい。

(イズチではいつもスレイの隣にいたのに旅に出たら

結構スレイの中に入ってしまうのが私的には寂しかったので…!)

 

 

その間ロゼとデゼルは教会の敷地の外にいた風の骨のメンバーの元に駆け寄り、

交わした言葉が「依頼」「ローランス教会」「……了解」

 

 

ラストンベルの聖堂は年代は新しいが立派な造りになっている。

「こんにちはー!お邪魔しますー!」とライラが呼びかけるも

「いないっぽいな」

「オバケが?」

「加護天族が」

(街では「マーガレットめ!聖堂に天族がいないだなんて全く罰当たりなことを!」

という会話を聞くことができます。)

 

 

加護天族が聖堂にいないのは近頃はどこも同じ。

手がかりもないけれど加護天族を探そうか…と話しているとライラが

「必ずしも加護の復活にこだわらなくていいんですよ」

 

 

スレイはミクリオを見て「いいのかな?」

「いいんじゃないか?ここは穢れは多くはないようだし」

何か考えているように目を伏せ

「そもそも、スレイひとりで世界を救えるわけもないんだから」

 

 

導師は救世主的な役割を求められがちです。

フォルクエン丘陵で憑魔となったウーノを浄化し終わった後も

「導師もさあ、水神様を鎮めるなら、川のほうも、ちゃんと鎮めてほしいぜ」

「噂の導師が水神を沈めたなんて言ってたのに、人集めのためのホラだったのかよ」

なんてことを言われていたのを思い出した。

マーリンドでライラも言っていた。

「自身の理想、そして自分にできることを見誤らないでください」

 

 

ミクリオから見たらスレイはただの1人の男の子でもあると思います。

「はい。肝心なのは、スレイさんが見識を広め、力を育むことですわ」

出来ないこともあるし無理もしなくていい。

スレイは納得する。

(スレイでもキャパがあるというところにリアリティを感じます。

導師スレイは一人しかいないから身も心も負担が大きくなってしまう。

その負担を和らげるようなミクリオとライラの言葉が優しい

 

 

デゼルは余裕そうに

「尾行にも気づけないようじゃ、先は長そうだな」

「こんなところで何者と話している?」

声に振り向けばそこにいたのはセルゲイ

検問の際に名前を出された「ボリス酒楼」という店はラストンベルにはない。

 

 

冷や汗が流れそうな厄介な展開に…

デゼルがセルゲイに攻撃を仕掛けるが跳ね返されてしまう。

セルゲイには天族が見えていないはずなのに跳ね返されたのは

エドナ曰く「ただの腕の立つ人間」だから

 

 

冷静に外へ出ようと促すセルゲイはただの脳筋ではない…!

「欺いたことは謝ろう。その上で、あらためてー貴公等の正体を教えてもらおうか

 

 

勝ってしまうスレイと完璧なプレイを見せた私。

スレイの剣さばきに魅せられた私。

伝統芸能かと。剣を収めるところまでかっこいい。

「甘いな。後で後悔するぞ」

「大丈夫だよ。心配してくれるのは嬉しいけど」

「….返しも甘い」

 

 

そんなやりとりを聞いたセルゲイは

「天族と話しているのか?」と飲み込みも早い。

「セルゲイさん、ウソついてごめん」

「こちらこそ非礼をお詫びします。導師よ」

 

 

剣を交えれば相手の力はわかる。名前を聞かれたスレイ。

イズチにいた頃は自己紹介をしたことなかったスレイは、

旅に出ててからたくさん自己紹介をしました。

最初はミクリオに促されていたのに成長しましたね…。

 

 

セルゲイは導師スレイに話し始める。

ローランス帝国のために力を貸してもらえないだろうかと。

「ローランスは導師を警戒してるって聞いたけど?」

 

 

「騎士団はフォートン枢機卿同様の力をもつという理由で危険視し、

教会は、フォートン枢機卿を脅かす存在として異端扱いしている」

 

 

枢機卿は教皇に次ぐ教会のNo.2。

幼帝の補佐として、実際に帝国を仕切っているヒト。

導師と同じ奇跡を体現するといわれている者。

 

 

「導師と同じって?」と驚くスレイの後ろでミクリオも口開けて驚いてて可愛いな!

そこに司祭がやってきて「騎士が勝手に聖堂に立ち入るとは!」

「まさか、我が信者にフォートン枢機卿の悪口を吹き込んでおられるのか?」

「出て行っていただきましょう」

(この人達、戦闘もしてましたよ…!地面えぐれているのではないでしょうか!)

 

 

「ローランスにも導師がいるのかな?」

「その可能性はあるね。けど気をつけてた方がいいよ。

導師を騙る悪党は、もっと大勢いるから」

 

 

聖堂を追い出されたセルゲイと公園で待ち合わせ。

教皇様が健在だった頃は、騎士団と教会も先程のような関係ではなかった。

教皇マシドラ様は先代皇帝陛下も信頼された人徳厚き人物

騎士団は教皇様の命令なら喜んで従うほど。

 

 

でも教皇様は一年前に行方不明になってしまった。

その混乱に乗じたかのようにフォートン枢機卿が台頭しあっという間に権力を掌握してしまう。

騎士団は枢機卿が教皇に何かをしたのではと考えている。

しかし冷静にスレイは「証拠はあるの?」と尋ねる。

普通ならすぐに「何だって?!」となってますね。

 

 

証拠はなく、騎士団は総力をあげて捜索したが手がかりは掴めていない。

しかし枢機卿の周辺を探った騎士が18人も行方不明になっている。

枢機卿に対するには太刀打ちできるような超常の力が必要らしい。

「導師スレイ、恥を承知で頼みたい。枢機卿の正体を探ってもらえないだろうか?」

もうこれは黒ではないか……?

 

 

すぐに「良いよ」と返答するわけではなく少し考える思慮深きスレイ。

「枢機卿がいるのってペンドラゴの教会だよね?

普通の人が入れない神殿があるっていう」

「立ち入りの許可については、こちらで手を回せる」

 

 

「わかった、枢機卿に会ってみるよ」

(神殿は教会の総本部で今は教会関係者のトップしか入れない。

ティンタジェル遺跡でのスキットで好奇心からスレイは諦めていない様子だったので、このチャンスに神殿に入れるという微笑ましい下心を持っているのではと思いましたが、真面目に「枢機卿に会ってみるよ」と答えさすが…と感心。)

 

 

「奥方も、さぞ御主人が心配だろう。許されよ」

「え?」

「夫婦っていうことは信じているのか!?」

変な人だなぁ~

ミクリオの驚きに対して呑気なスレイとロゼ。

「純粋な方なのですね」

「純粋なバカだ」

 

 

「またやっかいそうな事件だ」

「けれど、これで教会神殿に入れそうですわ」

「ああ。ついでにローランスのエライ人に言い訳もできそうだし」

「そのエライさんが問題なんだけどな…」

(ミクリオのエライさんという呼び方にじわじわくる)

 

 

『そろそろ馴染めた?』

ロゼがみんなに馴染めたか心配するライラに、

大分馴染めたのではないかとスレイ。

ミクリオはロゼの恐怖感は強い霊応力を打ち消すほどの

ものだったのだから案外根が深いのではと。

「誰かさんのせいで」

「お前たちに言い訳する気はない」

 

エドナはロゼが天族をオバケと

言い怖がっていた理由はデゼルにあると仄めかしている。

「そんなロゼが自分の意思でつきあってくれてるんだ。大丈夫だよ、きっと」

「そう信じたいよ。ロゼみたいな人間の仲間は、

なかなか見つかるものじゃないだろうし」

「いろいろなイミで、ね」

「そう、いろいろなイミで」

そう言っている側から

「うわっ!またスレイが見えないライラたちと喋ってる!こ、こわ~~~っ!」

 

セルゲイのように天族に理解を示し、

見えないデゼルの攻撃も跳ね返すほどの人間でも

霊応力がなければ天族は見えず、導師並みの力を持つ枢機卿にも対応できない。

厳しいことにこの旅には強い霊応力が必須となってくる。

しかし霊応力が全てではなくセルゲイの協力がないと神殿には入れないなど、

その人にしか出来ない役割がある。

 

 

『わんわんのワン』

最近犬に吠えられなくなった気がするミクリオ。

原因は犬に懐かれているデゼル。

「犬は平気なのか?」

「平気も何も、彼らは物言わぬ相棒だろう。

お前の歩み寄りが足りないんじゃないのか?」

「いやいや、吠えるだろ、犬…」

デゼル曰く犬が吠えるのはミクリオが持つ不安を感じ、

その不安の正体がわからないから。

「早い話、先にビビるからよ」

「僕としては吠えたのが先と主張したいんだが…」

犬のことを彼らと呼ぶデゼルににっこり。

吠えるから怖いのではなく、先に怖がっているから吠えられると…。

 

 

『エドナさんの傘』

エドナの傘は日よけにもなり、雨よけにもなり、憑魔まで退けてしまう。

エドナの傘は一石三鳥。

トレードマークにもなっているから一石四鳥。

お気に入りのマスコットも付けられるから一石五鳥。

「カサねるわね。カサだけに」

 

 

『サラサラストレート』

戦闘の時は邪魔にならないように髪をまとめるライラ。

短かった時を覚えていないらしい。

昔すぎて忘れてしまったのか?

 

 

『騎士団と教会の対立』

ローランスの教会と騎士団は対立をしている。

どちらも人を守るための組織であるはずが、人が集まればどうしても集団の意識が芽生える。それが組織の力となる場合もあるけれど、強い穢れを生み衝動を起こすことの方が多い。

 

教会と騎士団の対立も小さな戦争ともいえる。

「『戦争、すなわち人の歴史でもある』本に書いてあったことを実感するよ」

「……オレは関わらない方がいいのかな?」

「スレイさんはどう思いますか?」

 

「オレは知りたい。ひどい現実だとしても、それも世界のひとつだと思うから」

「でしたら参りましょう。スレイさんの旅なのですから」

「オレとオレを信じてくれるみんなの旅、だよ」

 

導師の旅に従事してきたライラと長年生きてきたエドナ、

いろんな経験と知識を持ってるデゼルとロゼ、

そばにいてくれるミクリオからみんなの力を借りてるなと感じる事があります。

そして『みんなの旅』と言ってくれるスレイ。

 

 

「ローランスも色々もめてるんだ…」

「結局お偉いさんの権力争いじゃないの?

付き合わされる一般人はたまったもんじゃないよ」

これからいよいよローランス帝国の皇都ペンドラゴへ。

騎士団塔に寄りセルゲイに会った後に枢機卿のいる神殿へ行く予定。

その間結構距離があるから寄り道しても良いんじゃない?

初めてローランスに来たんでしょ?というロゼ。

 

 

『寄り道のススメ』

物騒な噂があるラストンベル。

憑魔が関わっていると思えるものもあり、

興味があるなら調べてみては?と促すライラに約束があると迷うスレイ。

「寄り道してもいいんじゃない?」

「意味のない遠慮には意味がない」と

他の仲間からも言葉をいただき

「わかった。後悔しないように行くよ」

「関わって後悔することも多そうだけど」

 

 

◯ローランス帝国の教会と騎士団

教会の教皇マシドラは先代皇帝陛下にも信頼された人徳厚き人物。

騎士団も教皇の命令なら喜んで従う関係。

しかし教皇は一年前に行方不明になってしまった。

その隙にフォートン枢機卿があっという間に権力を掌握してしまう。

フォートン枢機卿は教皇に次ぐ教会のNo.2であった。

現在は幼帝の補佐として、実際に帝国を仕切っている。

しかも導師と同じ奇跡を体現するといわれている。

騎士団はフォートン枢機卿が教皇に何かをしたのではと考えるようになった。

騎士団は総力をあげ、枢機卿周りを捜索したが手がかりは掴めていない。

さらに枢機卿の周辺を探った騎士が18人も行方不明になっている。

『導師と同じ奇跡を体現する』と言われる枢機卿に対抗するには、

超常の力が必要であった。

セルゲイの

「恥を承知で頼みたい。枢機卿の正体を探ってもらえないだろうか?」

という言葉にスレイは「証拠はあるの?」「わかった、枢機卿に会ってみるよ」

一方的に騎士団側に立たない冷静さと思慮深さを見せた。

 

 

◯2つの組織は導師を

騎士団はフォートン枢機卿同様の力をもつという理由で危険視

教会はフォートン枢機卿を脅かす存在として異端扱いしている。

 

 

◯街の人の会話(前回より)

・ローランス帝国教会と騎士団は仲が悪い。

「……確かに、ここんとこ騎士団と教会の折り合いが悪いからねぇ。

教皇様が病に伏せてからもう一年、嫌な空気が晴れないねぇ…」

「先帝が亡くなって、国の様子は悪くなる一方だ。教皇が健在の時はまだましだったんだが…」

→先帝(先代の皇帝)亡き後教皇も病に倒れ、騎士団と教会の対立は深まっているようだ。

→今回セルゲイより教皇は病に伏せたのではなく、『行方不明』になっているということが明かされた。

 

ペンドラゴは雨続きである。

実はブログを始めてから4月で1年経ちました。なのにまだ中盤です。

始めた頃は仕事が落ち着いていたので週1更新でしたが、

今は忙しくだいたい月1になっています…でもマイペースで行きます♪

 

今回はラストンベル観光前編です。

 

注:原作のみです。ネタバレあり。

注:私の感想なので他の方とは解釈が異なる場合が多いにあります。

また周回する度に捉え方が変化していくので今現在の私の感想です。というかいっそもう全て私の妄想です。

注:作中や資料集から情報は集めていますが、間違っているところがあるかもしれません。

 

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ヴァーグラン森林を抜けたどり着いたラストンベルでは検問が行われていた。

ハイランド王国との大戦の準備や、導師に対する検問である。

先の戦争の結果からローランス帝国は導師をよく思ってはいない。

ローランス帝国の騎士団は戦力として警戒、教会は異端者として取り締まろうとしている。

そしてこの街、ラストンベルでは不可解な事件が起こっているとの噂も。

 

 

行商人からローランス帝国にも導師が出たらしいと

話を聞いたスレイは「へぇ~」と呑気に返答をする。

検問を通るにあたって素性は隠した方が良いのだが

スレイに嘘をつけっていうのは「ニワトリさんにゆで卵を産め」というものらしい。

 

 

諦めが早い天族組に対してそこで動じないのがロゼ。

「通行証も持ってるし、任せとけって」

その代わりに天族たちに頭の中でしゃべらないようお願いをする。

スレイ「いいの?」

ロゼ「しゃべんな!」

 

 

順番になり門に入るとローランス帝国白皇騎士団団長セルゲイのお出迎え。

(セルゲイとスレイは髪と目の色が似ているので同郷…?と思った時がありました)

 

 

ロゼはセキレイの羽名義で手形の回収に来たと通行証を渡す。

「ボリス酒楼か」と店名を出しロゼを通すセルゲイ。

続くスレイに「私の言う通りに」とシリアス声で話しかけるライラ。

一体何を……と思ったら始まる大根芝居は必見です。

ロゼも芝居に乗るよう促すミクリオ。

(ロゼの「うちの亭主」発言に驚くミクリオとデゼルかわいいよお…)

 

 

「愛という名の種さえあれば、どんな荒れ野にも花は咲くだろう」

………みんなで一丸となり検問を突破することはできた。

 

 

「みんなのおかげだ」と呑気なスレイ。

「案外お役に立ちますでしょう?見えないというのも」

「……そだね。しゃべんな、なんて言ってゴメン」

「じゃあ、もう頭の中で話してもー」

「それは別。コワイしキモイ」

「焦らず行こうよ、ライラ」

ロゼの媚びない物怖じしない性格に救われる時もあります!

 

 

無事に検問も突破し、目指すはローランス帝国の首都ペンドラゴ!と思いきや…

さて、スレイ。僕らはあせってペンドラゴへ向かうのかな?」

ええっと…

「『この街はいろいろ面白そう』だろ?

「そう!だからー

「『せっかくだし探検していこう』と言いたい

「超~言いたい!」

 

 

導師の旅路はローランス帝国の首都ペンドラゴへ向かわなければならないけど、

スレイとしてはラストンベルを見て回りたいだろうと(好奇心旺盛だしね)

その本音を引き出したり誘導するのがミクリオ。

ミクリオがいなかったら通過してたんでしょうかね…?

スレイを心身ともに支えるミクリオの関係、尊し……

 

 

ラストンベル探検だ~と

わくわくする2人に面白そう!とついていくロゼ。

ボーヤばっかりだからこそライラ達とも気が合う。

デゼルは「天族と人間がか…?」と呟く。

 

 

◯ラストンベルの街

大きな鐘楼、名産品のラディッシュベルなどラストンベルを楽しむ一行。

しかしロゼ曰く

「都会慣れしないヤツって見られると、タチの悪い連中が寄ってくるからね」

今の時代どこの街も油断ならないのだろうか。

空気が淀んでいるものの、今までの街よりは視覚的にはまだセーフ。

しかし街では連続殺人が起こっている。

(街では噂話し等聞くことができるが、メモし忘れました。

暗くなってから、信徒ばかりが襲われている。)

 

 

◯教会について

①ハイランド王国とローランス帝国の貴族の間で「エリクシール」が流行っている。

(エリクシールについては序盤ボールス遺跡で拾った時に説明が聞けます。とても貴重なもの)

普通に出回るものではなく現在は教会が管理しているのだが、なんと教会のお墨付きで売られている。

結構な効き目、長寿の妙薬ともっぱらの評判で金持ち貴族でしか手が出せない値段。

疑問に思うスレイとミクリオ(この後ミクリオがその餌食になるなんて思いもしませんでしたね…!)

→貴重なエリクシールを金持ち貴族でしか手が出せない値段で売りつけている教会に不信感。

 

ローランス帝国の教会と騎士団は仲が悪い。

「……確かに、ここんとこ騎士団と教会の折り合いが悪いからねぇ。

教皇様が病に伏せてからもう一年、嫌な空気が晴れないねぇ…」

「先帝が亡くなって、国の様子は悪くなる一方だ。教皇が健在の時はまだましだったんだが…」

→先帝(先代の皇帝)亡き後教皇も病に倒れ、騎士団と教会の対立は深まっているようだ。

 

③聖堂へ近づくと司祭と商人らしき人物。

例の件のお礼ですから…フォートン枢機卿始め…お偉方は…なにかと厳しいお方揃いゆえ…

教会への献金はこれからもしていきます…という怪しげな会話。

→賄賂?教会は腐敗している様子。これでは天族はいませんね。

街では「マーガレットめ!聖堂に天族がいないだなんて全く罰当たりなことを!」と話していた。

マーガレットは霊応力あり?

 

 

◯公園にて

いつも公園にいるお爺さんはまだ四十歳だが酷い目に遭い、一気に老け込んだらしい。

話しかけても「戦乙女が追ってくる」のみである。

(ローランス帝国と敵対するハイランド王国の

アリーシャの師匠、マルトランは「戦乙女」と怖れられている)

 

 

◯メーヴィンおじさんと再会

「なんたって導師と暗殺ギルド。聞いたこともない珍コンビだからな。どうなるか俺も興味津々だぜ」

 

 

◯その他

・ローランス帝国の首都でありスレイたちが目指す街、ペンドラゴは雨続きである。

→穢れの影響なのか?

 

・「高利貸しのロマーノは美術品に目がないそうだ。

美術品を担保にすれば大金を貸してくれるって話だよ」

 

・「ヴァーグラン森林で運送屋が襲撃されて荷を奪われたらしいが

襲ったのが子どもの集団とはなんともやりきれん話だ」

→スレイとロゼも戦争後に残党兵狩りの子どもと遭遇していた。

 

 

「ロゼの真名」

「ウィクエク=ウィク」ロゼの真名は「ロゼはロゼ」

「マオクス=アメッカ」は「笑顔のアリーシャ」という意味。

「あたしの笑顔だってなかなかのものなのに」

「ロゼ!雰囲気怖いよ!」

「スレイさんは素でこう言う方なので…」

「スレイこそ『スレイはスレイ』だよね」

 

 

「ミクリオ、特訓」

ひとり特訓するミクリオを陰ながら見ていたスレイ。

「ミクリオ、お前…」

スキット「自分だけの術」でエドナに

「そんなものに頼らなくても力を磨き上げれば、自分だけの術は身につくわ」

アドバイスをもらっていた。

「力を磨き上げるか…」

 

試行錯誤の最中ではあるものの何か掴めてきたらしい。

(負けず嫌いで意地っ張りな素直じゃないミクリオがわざわざ隠れて特訓しているので、あえて声をかけないスレイ。ミクリオの性格をわかっているんですね…

 

 

「検問の時の芝居」

とっさにセリフが出てくるライラは経験ゆえに。

見た目通りの歳ではない天族。ライラの年齢は非公開。デゼルよりは歳上。

 

 

「こだわるが故に」

宿屋の厨房の鍋の前に立ち、ペンデュラムをかざしているデゼル。

異様な雰囲気のデゼルに気を遣い静かなライラ、スレイ、ミクリオにつられ小声になるロゼ。そして動じないエドナ。

デゼルが何をしているのか憶測を立てるも、

実は牛肉の赤ワイン煮込みのレシピを調べていただけ。

食事の時やたら味わって食べており、食にこだわりがある模様。

雑学王で料理にこだわりがあるデゼルでした…。

 

 

「ライラのお礼」

スレイさんを救ってくれたロゼにお礼を言うライラ。

デゼルはロゼに無茶をするなという。

ロゼはまだ頭の中でしゃべられるのは苦手らしい。

 

 

「エドナのブーツ」

エドナのブーツはブカブカ。

元はお兄ちゃんのものでグローブもお揃いである。

ロゼはワンピースと似合っていると褒める。

「あなたには似合わないって言ったのよ」ツンデレエドナ様登場。

 

 

「古代名を暗記せよ」

「フォエス=メイマ(ライラの真名、清浄なるライラ)、

ルズローシヴ=レレイ(ミクリオの真名、執行者ミクリオ)、

ハクディム=ユーバ(エドナの真名、早咲きのエドナ)、

ルウィーユ=ユクム(デゼルの真名、濁りなき瞳のデゼル)」

3秒で憶えでさせられるロゼ。時々強引なライラ。

 

水神依フィギュア発売&ミクリオ3冠おめでとうございます!

アスタリアでは新章のスタート、

ザ レイズではブラッククローバーとゼスティリアからはスレイとミクリオがコラボ。

気になった方にはぜひ原作ゲームをプレイしていただきたいですね。

原作ゲームは考察や深読みが好きな人にはうってつけですよマジで…!

 

 

注:原作のみです。ネタバレあり。

注:私の感想なので他の方とは解釈が異なる場合が多いにあります。

また周回する度に捉え方が変化していくので今現在の私の感想です。というかいっそもう全て私の妄想です。

注:作中や資料集から情報は集めていますが、間違っているところがあるかもしれません。

 

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本日はティンタジェル遺跡群からローランス帝国の街、

ラストンベルまでの移動日になっております。

 

ティンタジェル遺跡群の最深部では

瞳石(大地の記憶)や導師の試練について描かれた壁画などの発見があった。

 

ロゼに連れられ風の骨のアジトであるティンタジェル遺跡群に来る前、

出会ったメーヴィンおじさんがこんなことを言っていた。

「スレイ。せっかくここに来たんだ。奥にある遺跡の謎を解明してみせな。

ここは天遺見聞録に載ってない。他にもいくつかそんな遺跡や伝承がある。

そんなに発見が困難なワケじゃないのにだ。なんか、裏があると思わねえか?」

→天遺見聞録の筆者は仕掛けが解けなかったのか、あるいは壁画を隠していたか。

 

 

「導師となる者の試練を描いた壁画」について

①グリンウッド大陸の地図に四つの印が付いている。

大陸東部、レイクピロー高地の北部に一つ。

大陸中央、アイフリードの狩場に一つ。

大陸中央、パイロブクリフ崖道に一つ。

大陸西部、ウェストロンホルドの裂け谷に一つ。

 

②壁画の紋様は『ペンドラゴ』というローランス帝国の都市にある

神殿の紋様に似ている。

 

 

今後のスレイたちは壁画の試練をこなしつつ浄化の旅をする。

「ちゃんと考えろ。世界を巡る事になる。動きやすくするべきだろう」

デゼルから旅慣れてるようなお言葉。

同じく旅慣れているロゼの提案でペンドラゴへ。

先の戦争もありスレイはローランスのお偉いさんに目をつけられているかもしれない。無理矢理参加させられたと事情を話しに言った方がローランスの内で活動がしやすそうとの考え。

「人間ならではのアプローチだな」

 

 

犬の天族のオイシさんは愛着があるからここに残るという。

オイシさんを祀ってくれる人は後ほどロゼが連れてくる事に。

「たっぷり加護を与えてやるぞい」

 

 

スレイの称号取得。

「旅は道連れ」別れがあれば出会いもある。共に困難に挑む相棒を得た証。

 

 

今から出発するつもりでいたスレイに対し出発は明日というロゼ。

「アタシは女の子、おーけー?」

スレイに今までも憑魔という化け物と戦っていたのか、これからも戦うのか問う。

詳しい話を話そうとするけどまた後でと。

私はロゼはスレイの旅の目的に同意したのではなく、

スレイの人間としての仲間になるという理由だけで来てくれたと思っている。

(この場面でスレイの後ろに天族4名が固まっているのが可愛いんです…)

 

 

今までは事件が起こるところに向かっていたけれど、

今回からは自分たちで行くところ決めた。

ロゼにデゼルという旅慣れた頼もしい新しい仲間も増えいざローランス帝国へ!

というところの旅立ちのBGMがワクワク感をあおってきます…!

 

 

「戦う強さ」

ロゼに導師の使命について話すスレイ。

戦場で出会った災禍の顕主に全く歯が立たなかった。

「無様に霊応力まで封じられてな」

(前回のスキットでも「あんたもあそこにいたんだ」

「……戦場を見るのが趣味でな」という会話があったので

デゼルは戦争であった全てを見ていた)

「正直、勝ち目があるかどうかもわからない」

「勝ち目を探すの手伝うし、勝ち目がなければ逃げればいいっしょ」

「スレイは実力も現実もわかってるじゃない」

「問題ない。やばくなったら逃げるだけだ」

(エドナを除く)真面目な性格ばかりのパーティに

型破りなロゼと男性天族のデゼルが加入、また雰囲気が変わってきました。

 

 

道中の会話→

「まさか天族と旅する事になるなんてねえ」

「まあ、よろしく頼むよ」

「ぎゃあ!よろしくはいいけど、声だけとか怖いんだってばぁ…」

「…まさかこんな怖がりと旅する事になるなんてね」

「デゼルもよろしく」

「……」

「なんか緊張感出てきた!冒険っぽいな!」

「…違うと思うけど?」

 

楽しくなってきた!

 

 

「巨大な切り株」

「見ろよ、ミクリオ!でっかい切り株だ」

「ふむ…年輪からすると樹齢千年は越えてるね」

「……数えたのか?ヒマだな」←ひどい

(序盤では「見ろよ、ミクリオ!この蝶!」

大地の記憶を見て「見たか、ミクリオ?」と言っていたスレイ。

ミクリオと共有したいスレイ可愛いですね…!)

切り株を見ると年輪が詰まっている場所があり、

その原因はなんとデゼルが教えてくれる。

 

 

「デカいクワガタ」

木に止まっている昆虫はローランスオオカブトとロゼが教えてくれる

スレイに「良い値で売れるんだよ」と教え込む。

しかし無口なはずのデゼルが急に口を挟み

「そいつはヴァーグランオオクワガタだ」

ツノ生えてるし似たようなものというロゼに食い気味に

「全然違う」デゼル曰くカブトとクワガタの違いは常識!

 

 

切り株の年輪やクワガタなどの昆虫に詳しいデゼルというのが

今回の大発見というか、ギャップ。

俺は復讐のことしか考えていないと思わせつつ、

ロゼへの対応や自然に詳しい意外な面。

 

 

ちょっと寄り道してラモラック洞穴。

「石の用法」

洞穴で綺麗な石を見つけたエドナとミクリオとロゼ。

なぜかひそひそ喋りのエドナが石黄と教えてくれる。

(地の天族だから詳しいらしい)

そして別名は雄黄、毒薬の原料、ヒ素の一種と元気に答えるロゼ。

「それを早く言えよ!」

「だからずっと言ってたじゃない」

「ヒソヒソ話…か!」

「上手い!」

「…笑い事じゃないだろう」

 

 

「自分だけの術」

自分も誓約をすればライラみたいな力を得られるのかと考えていたミクリオ。

誓約は特別すぎる力、とエドナは止める。

「そんなものに頼らなくても力を磨き上げれば、自分だけの術は身につくわ」

実はエドナもそのような術を持っている。

ミクリオは必死に食いつき「どんなのだ!見せてくれないか?」

「ふふふ、大胆なこと言うのね。大人の階段を登る気満々じゃない」

意地悪なことを言うエドナお姉様に拗ねるミボ。

「せっかくのチャンスをボーに振るミクリオ…略してボミね」

その後一人呟くミクリオ。「力を磨き上げるか…」

 

何かを犠牲に特別な力を得る誓約。

力を欲するあまり道を外しそうになったミクリオを

エドナは制しアドバイスをくれるのが姉のようである。

ボミの今後の成長に期待。

 

 

ミクリオは天族らしからぬ復讐を抱くデゼルをなんで仲間にしたんだと言っていたけど、切り株等の件で警戒心が無くなっていくのだろうというか、もうすでに警戒してない…?対アリーシャとかロゼを見るに警戒する割には早く解けるタイプなんですねミクリオは。

2021年1月22日にゼスティリアは6周年を迎えました。

これからもずっと大好きです。

 

 

※画面のスクリーンショットを貼りたいのですが、

著作権に気をつけた結果、謎の手書きになっています。

絵心なくてすみません。

 

 

注:原作のみです。ネタバレあり。

注:私の感想なので他の方とは解釈が異なる場合が多いにあります。

また周回する度に捉え方が変化していくので今現在の私の感想です。というかいっそもう全て私の妄想です。

注:作中や資料集から情報は集めていますが、間違っているところがあるかもしれません。

 

 

ロゼ、恐怖により気絶中。

浄化した犬の天族も起きるまでしばし休憩。

そういえばスルーしてたんですが、デゼルの器となったスレイは

ライラやミクリオの時のように体調不良を起こしていませんでいた。

力が強くなっているということでしょうか。

 

 

◯デゼルに話しかける

スレイは会って間もないロゼとデゼルが好きだという。

人と天族が一緒に旅をしているのは自分たちだけだと思っていたから。

デゼル曰く、その光景は以前は珍しいものではなかった。

人は天族を知覚できなくともそこに居ることを感じて共に泣き、笑っていた。

「風の骨のみんなはそうじゃないのか?」

「そうだ、だから俺は……!」

「デゼル…」

「…言っておく。邪魔だけは許さん。たとえお前が導師であったとしてもだ。

俺は必ず復讐を果たす。どんなことをしても…だ」

 

→デゼルの目的は

友を殺し「風の傭兵団」に濡れ衣を着せ

犯罪者へと堕とし暗殺ギルド「風の骨」としてでしか

生きていけなくした憑魔への復讐である。

そのことはロゼには秘密。

デゼルは寡黙でクールであるように見えるが

この件については感情が抑えきれないようだ。

 

 

◯エドナに話しかける

なぜロゼが簡単に神依を発現できたかの理由を話してくれる。

(スレイでさえ導師になってすぐには発現できていない)

ロゼは気絶している間に勝手に神依を発現して、

体を操れてしまうほど簡単に力が通り過ぎる。

 

「ロゼだと思った?ワタシよ」

「大丈夫よ。怖くて気絶してただけだから」

 

どうやらデゼルが長い間いびつにロゼに干渉し続けたおかげで

天族の力に馴染みすぎる体質になってしまった。

(ロゼは気づかぬ間にデゼルの器になっていた)

デゼルは今まで何度も意識のないロゼを操っていたのではないか。

そうでないとあの力の通り方に説明がつかない。

 

デゼルは復讐のためにロゼを利用し続けてきた。

ロゼはデゼルの望む通り神依も発現させた。

意識を奪えば自由に操る事ができる、理想の器に仕上がった。

 

ロゼ、デゼルは仲間に加わる以前、数回目の前に立ちふさがった。

その際にデゼルが操っていたロゼとも会っていたのかもしれない。

 

ロゼ、デゼルとの遭遇ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

◯4回目

王宮からの脱出を協力してもらう。

ロゼに風の天族が憑いていることが分かる。

 

◯6回目

下山後のフォルクエン丘陵

「君は…頭領って呼ばれていた人だな。

オレは本当に導師なんだ。信じてもらえないかもだけど」

「…本物か偽物かなんて関係ない!」

「何者かの加護領域を感じます」

「こいつ、導師級の霊応力を持っているのか?!」

「ですが、この人は私たちが見えていませんわ!」

戦闘後、風の天族デゼルが現れ倒れているロゼと消える。

 

◯8回目

ボールス遺跡後のマーリンド。

宿に入ると突然窓から侵入してくるロゼ。

何も喋らないと思ったら風の天族デゼルが現れる。

「なぜマーリンドに留まらない?」

なぜ街を救った恩と称賛を捨て、

そうまで自分を犠牲にするのか。

「ここでできることはやった。

別の場所に知りたいことがある。それだけだよ」

「変わってるな」

「そっちこそ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

エドナとの会話だけを聞くとデゼルはロゼを

ただの復讐するための道具に育てたと思えてしまう。

しかし前回倒れるロゼをスレイを突き飛ばしてまで支えたり、

「その娘で遊ぶな!ちゃんと看てやれ!」

という言葉から、完全な道具として見ることはできないようだ。

 

 

◯ライラに話しかける

スレイはデゼルのことが気がかりである。

デゼルが復讐の標的である憑魔を殺そうとするのなら、止めたい。

しかし、いざとなればライラが主神権限で陪神であるデゼルを止めることができる。

でもそうしなくて済むのが一番。

「主神と陪神とは言いますが、それ以前に仲間でありたいですから」

 

そして、デゼルもスレイと旅をすれば

復讐よりもやりたい事が見つかるかもしれない。

「彼も天族なんですもの」

 

 

◯ミクリオに話しかける

「オレ、この遺跡探検で、改めて自分が気負ってたんだってわかった。

サンキュ。ミクリオ」

「僕は心配なんてしてないよ」

 

ロゼ、デゼルの加入や憑魔との戦闘という大きな出来事はあったものの、

視野が狭くなりとりあえず戦場に戻ろうとするスレイを止め遺跡探検に誘ったミクリオ。

 

以前の会話ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「また霊応力を遮断されるかもしれないのよ?」

「けど、手をこまねいている訳にもいかない。とにかく何か掴まないと…」

「僕は反対だ。無謀すぎる」

 

「災禍の顕主は導師がなんとかしなきゃいけない。だから行かなきゃいけない。そうだろ、ライラ」

「いいえ。焦らないでスレイさん」

「あなたが自分を見失ったらどうなるか、話したはずよね」

「…導師が穢れてしまったら、世界はさらなる災厄に見舞われる…」

「そうです、忘れないでください」

「たしかにやってみなきゃわからない事もある。だけど、今はその時じゃないと思うね、僕は」

「今スレイさんに必要なのは休息ですわ」

 

「僕に提案がある。奥の遺跡を探索に行かないか。あのメーヴィンとかいう男の言葉も興味深い」

「遺跡探検か…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

私はミクリオが一番好きなのですが、

こういうさりげない気遣いをやってくれるからです。

「僕は心配なんてしてないよ」は今はもう心配していないのか、

ツンデレで最初から心配なんてしてないしぃ~と言っているのかは謎。

とりあえず素直じゃないことは確かである。

 

 

ロゼと犬の天族が目を覚まして自己紹介。

「わんこがしゃべってる!」ロゼもわんこ派である。

ロゼは怯えることなく浄化された犬の天族、オイシと挨拶を交わす。

スレイはこっそりと「もう慣れたみたい」

 

 

 

 

元の場所に戻ろうとしたけれど

まだ息抜き、バカンス、遺跡探検に来て何も見つけていないとのことで先に進む一向。

 

 

「ドラゴンの廊下」

ここはドラゴン信仰の遺物であることは間違いない。

ドラゴンはどうにもできない力を持った存在、恐怖の象徴。

荒神として祀れば助かるとでも思ったのではないかとつぶやくエドナ。

事情を知らないロゼはレイフォルクのドラゴンの話をしてしまう。

スレイとミクリオはエドナの兄のことを伝える。

ドラゴンは穢れきった天族が実体化した化け物。

「別に謝らなくてもいいわよ。ドラゴンを拝むのがバカみたいっていうのは同意だから」

 

 

「戦いの結末」

(このスキット情報がてんこ盛りでした。油断して結構会話聞き逃した。)

 

 

【見所① ロゼに何かを隠すデゼル】

先日の戦争の結果はローランスが崩れ、直後にハイランドも将を失い撤退した。

勝敗は引き分けというところ。と、デゼルが教えてくれる。

「あんたもあそこにいたんだ」

「……戦場を見るのが趣味でな」

(「……」が付いている意味としては、

私はロゼの側にずっといたことを秘密にしているから嘘をついたのかと思っていたが、

「風の骨」の前身「風の傭兵団」にいたデゼルは本当に戦場を見るのが趣味なのかもしれない。

しかし傭兵団に関しても過去のことはどっちにしろ秘密である)

 

 

【見所② 戦争に参加するということ】

「オレがやったことが、そのまま結果に結びついたわけか」

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◯グレイブガント盆地での戦争開戦前の会話◯

「オレもいく」

「彼らをみすみす死なせるのも寝覚めが悪い」

 「いけません!導師が戦争に介入すれば、

手を貸した陣営に勝利をもたらしてしまいますわ」

 

「じゃあ黙って見てろって言うのかい?」

「そうよ、人間たちが落としどころを見つけるしかないの」

 「導師の力があれば救える人たちもいるじゃないか」

「ハイランドの人々は救えるかもしれません。ですが……」

 

「その代わりにローランスの人々は救えない、か」

「そう。それが戦争。戦争に正義も悪もないんだから」

「導師の力は世界のありように大きく影響します。

まして戦争に介入するとどれほどの歪みを生み出すか…」

 

 

◯導師は戦争に参加しないと決めるものの◯

「アリーシャ殿下の導師を利用した国政への悪評の流布と

ローランス帝国進軍を手引をした疑いにより、その身を拘束した」

「導師スレイが力を振るい、この戦に勝利をもたらせば、

その容疑も晴れるであろう」

 

 

◯アリーシャのスパイ容疑を晴らすため戦争に参加せざるを得なくなってしまう◯

「アリーシャ殿下の事は俺たちみんなが濡れ衣だってわかってる。

これからレディレイクに行って直談判してみるさ」

「うむ評議会もさすがにこれだけの民の声を黙殺はできんじゃろうて」

「だから安心していっといで」

 

マーリンドの住人たちはレディレイクに抗議に行ってくれるようだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

戦争ではスレイは圧倒的な力を持ってローランス軍を撤退させる。

しかしハイランド軍の将校は憑魔と化し、スレイ一行は浄化をした。

 

ローランスが崩れ、直後にハイランドも将を失い撤退した。勝敗は引き分け。

ハイランドが条件通りアリーシャを解放したか今は確認できない。

しかし今は地理的に戻ることが難しいのでとにかくハイランドを信用するしかない。

 

 

【見所③ スレイを励ますミクリオ】

「だよな……」

「とにかく!僕らにできるだけのことはやったさ」

「だよな!」

 

(先ほどの「僕は心配なんてしてないよ」の会話も合わせて、

ミクリオはスレイのメンタル回復担当ですね)

 

 

【見所④ アリーシャについて】

「アリーシャ姫とわかれたんだ?」

「マーリンドで」

「アリーシャにはアリーシャの夢があるからね」

人にはそれぞれの夢がある。

アリーシャの夢は穢れのないハイランドを目指すことである。

旅を続けることではない。

 

 

【見所⑤ ロゼの意思】

「あたしって後釜?」

「「そういうつもりはないよ!」」

「気にしなくていいよ。一緒に行くって自分で決めたんだからさ。

逆にお姫様の役を求められても困る」

「「それはわかってる」」

 

 

瞳石、大地の記憶を見つける。

(大地の記憶は天族を感じられる力、霊応力を持つ者に刻まれた記憶を見せ、

災禍の顕主を識るための道標となりえるもの。

導師は災禍の顕主を鎮めるため、災禍の顕主が何をこの世界にもたらしているか、

そして世界で人と天族がどのように生きているか、その目で確かめなければならない。

世界を知らない導師スレイが世界を知り、答えを持って災禍の顕主に相対しなければならない。

ちなみに私は任意のタイミングで探せる瞳石は全て後でまとめてツアーしようと思っています。)

 

 

「黄の瞳石ドヴァー」

ヘルダルフは、戦争を利用して蠱毒を行い、より強い憑魔を生み出そうとしていた。

「かの者の心は深い闇の底なのかもしれません…….」

 

 

 

遺跡の1番奥に辿り着く。壁には壁画が。

実体を持たずスレイの中で話すミクリオにロゼは怯えていた。

 

 

「これは導師となる者の試練を描いた壁画のようですわ」

 

 

ライラに詳しく話を聞こうとするものの、

今日の晩ご飯はマーボーカレーらしいです。

 

 

グリンウッド大陸の地図に四つの印が付いている。

大陸東部、レイクピロー高地の北部に一つ。

大陸中央、アイフリードの狩場に一つ。

大陸中央、パイロブクリフ崖道に一つ。

大陸西部、ウェストロンホルドの裂け谷に一つ。

 

 

ライラの晩御飯はマーボーカレーらしいですが

話をはぐらかすということは導師に関する重要なことであると察することはできる。

 

 

導師となる者の試練というくらいだから、

強い領域にも負けない力が手に入るかもしれない、

ヘルダルフに対する光明が少し見えた。

ちなみにロゼにはまだヘルダルフも領域のことも話してない。

 

 

あまり事情を知らないのにロゼはよく決めたなと思いましたが、

勝手にロゼはスレイに「人間の仲間」がいないという

シンプルな理由で同行を決めたのかなと今の私は思う。

ロゼは仲間をとても大切にしてるから。

スレイを殺すべきか見極めるため今までに複数回接触した結果、

目的は何であれ悪いヤツではなさそうと知ってるし

もし何かあるならすぐ殺せるように同行という理由もあるだろうと思います。

 

 

「試練の壁画」

壁画の紋様は『ペンドラゴ』という都市にある神殿の紋様に似ている。

どちらかが模倣なのではないか~アスガードなんちゃらかんちゃらのなんちゃらかんちゃら~と

スレイとミクリオは話すが私は歴史が苦手なので頭に本当に入って来ませんでした。

『ペンドラゴ』はローランス帝国の首都、神殿は教会の総本部、今は教会関係者のトップしか入れない。

そういう話を聞いてもスレイはどうやら諦めていないようだ。

 

 

今回の遺跡探検についての評価。

「退屈しのぎに退屈するとは思わなかったぜ」

「まったくだわ」

「まったくだ」

「ノーコメント…」

 

「えっと…そんなに退屈だった?」

「ううん、面白かったよ。ライラの変なリアクション!」

 

 

「最初から見えてたら」

オイシを怖がらなかったロゼ。

壁画の部屋に着くまでの憑魔との戦闘も、

ドラゴニュートとの戦闘と比べても問題はなかった。

しかしスレイの中で話すミクリオには驚いていた。

「ロゼは最初から見えてたら天族も憑魔もこわがらないんだな」

「最初から見えるって事は最初から居るって事だよね?

見えなかったのが見えるって事は居ないって思ってたのにホントは居るって事。マジ怖くない?」

「わかるようなわからないような…ミクリオたち、苦労しそう…」

 

 

ロゼの称号

「二刀剣士」並み居る戦士共を圧倒できるほど対の短剣の扱いに長ける者の称号。

「瞬撃士」短剣から繰り出される攻撃は鋭く、迅く、息をつかせぬ連続攻撃を繰り出す証。

「闇の狩人」見知らぬところに危機がある。より上手く罠を設置できるスキルの持ち主。

「行商人」求めに応じて西へ東へ。それは世界を相手にガルドを稼ぐ者の名。

 

デゼルの称号

「黒の狩人」数多くの憑魔を狩る者の名。彼がまとう風は触れる者すべてを斬る。

途中から亀更新になってしまいましたが

やっとここまで来ることができました。

来年ものそのそと更新しますのでよろしくお願いします!

 

 

前回のあらすじ

ロゼに助けられた導師一行。

焦るスレイを休ませるためロゼ率いる暗殺ギルド「風の骨」が

アジトとして利用していたティンタジェル遺跡を探索することにした。

開かずの扉を前にミクリオに話しかけると超ヒントな独り言をいただく。

 

 

独り言をヒントに無事奥につながる扉を開くことができました。

 

 

さあ探索だと中に入ろうとすると

側で様子を見ていたロゼも奥へと進もうとする。

 

 

軽い足取りのロゼに

「遺跡の中には人にとって魔物と言える程、

手強い獣がいることがある、

そんな奴を憑魔と呼んでいる」と忠告をするスレイ。

 

 

「ふんふん」

「聞いてる?」

憑魔、めちゃつよの獣でしょ。聞いてる聞いてる」

 

 

ロゼ曰く

「スレイがだいじょぶなら私もだいじょぶ。

知ってるでしょ。あたしの実力。

いい退屈しのぎができそう♪」

(ここは私とあたしの表記揺れ?)

 

 

ロゼの後をついてデゼルも向かう

「俺もいく。おまえたちに余計な手間はかけさせん」

「けどデゼルは憑魔を浄化できないじゃないか」

「ふん」

 

 

スレイあなたはまたそんなことを言う…!

それでミクリオと喧嘩したでしょ!

「ミクリオじゃ憑魔を浄化できないだろ」と…

デゼルはミクリオより落ち着いているようなので

大人な対応だけで済みました。

一見冷たそうなデゼルはやけにロゼを気にする。

 

 

「いざとなれば助けてやればいいさ」

「ですね。せっかくの遺跡探検です。楽しみましょう」

「奇妙なバカンスになりそうね」

スレイに力抜いてと言わんばかりに

声をかけてくれる天族たち。

 

 

開けた扉の奥へと進む御一行。

ミクリオ曰くそれほど穢れは感じないらしい。

「ふむ。良い探検になりそうじゃないか」

ふむ。かわいい…!

 

 

が、部屋に入った途端にロゼの声。

「何これ?レバー?」

「ロゼ!待った!遺跡の仕掛けを不用意にさわっちゃ……」

 

 

時すでにおすし。

ロゼが何かのレバーに触れ、

2方向あった扉が閉められてしまう。

 

 

「……なに?いきなりこれなの?」

「あはは…どうしましょうか…?」

「やれやれ…いきなり出鼻を挫かれるとは…

とりあえず向こうにいるロゼと話ができないか、試してみたら?」

 

 

「あらら」

「あらら、じゃないだろ」

ロゼが不用意に仕掛けに触れたせいで閉じ込めれたのに

ちょっと見てくるから動かないで!と何処かへ行ってしまうロゼさん。

スレイの怒り方が友達を相手にしているようで砕けていて新鮮です。

 

 

ライラは困ってエドナはめんどくさがっている状況で

スレイに負けない遺跡オタクのミクリオ

「壁の継ぎ目がほとんど目立っていない。

この遺跡、マビノギオより精度が高いかもしれないぞ」

 

 

ロゼとは旅の途中で幾度か会ってはいたものの、

まともに関わったことは今回が初めて。

そんな状況でどこを調べても

内側からは開けることができず、

ロゼを信じて待つしかない。

 

 

ライラはひとつ提案をする。

 

 

「ロゼさんを私たちの旅に誘いませんか?」

「え、何?突然」

「僕も同意だ。スレイのいい仲間になると思う」

「ミクリオまで…」

「ジイジが言ってた、

『同じものを見て、聞くことができる真の仲間』だよ」

 

 

それはスレイがアリーシャをイズチに連れてきたときに

ジイジが言っていた言葉。

 

 

風の骨として敵対していた頃から度々言われていたけど、

ロゼの霊応力はスレイと同等。

アリーシャの時のように従士の代償で

お互い苦しむ事もない。

 

 

霊応力がない人間を従士にすると

スレイは補うため反動を受けてしまうことになる。

スレイはそれを承知でアリーシャと契約し、右目を失明していた。

隠していた結果スレイをかばったアリーシャとミクリオを

危険に晒してしまった。

だからと言ってアリーシャが

真の仲間ではなかったというわけではないと思う。

メタ的に考えてもそんなに心が狭いはずは絶対にない。

 

 

序盤のスキット「旅の仲間」ではミクリオは

「アリーシャが仲間になってくれて良かった」と言っていた。

「スレイはずっと天族の中で独りだったからね。

人間の仲間がいればと思っていたんだ」

「スレイさんは、愛情を受けて育ったように思いますけど?」

「それはそうだよ。けどきっと人にしかわからないこと、

見えないものは多いと思うんだ……

 

 

現状ではスレイと共に行動できる「人間の仲間」がいない。

天族では人間であるスレイの

「同じものを見て、聞くことができる真の仲間」になれない…。

今の時代では導師の助けになれる者がこんなにも少ない。

 

 

「それに人間がスレイだけだと時々面倒なのもわかったし」

エドナは「面倒」と言っているけど、

本当はグレイブガント盆地のことを気にしているんでしょうね。

 

 

「けど…導師の宿命に巻き込むわけにはいかない」

 

 

「やっぱり君が気にするのはそこなんだな」

「スレイさん、ここまでの旅は辛い事ばかりでしたか?

「ううん。楽しいこともいっぱいあった」

 

 

「導師の使命に飲み込まれる程度か?僕たちの夢は?」

 

 

「…違うよな」

 

 

「言いたいこと、わかったようね」

「うん。何でも抱え込むな、だね」

 

 

「スレイさんの責任感、嬉しく思いますわ。

ですが、スレイさんにはスレイさんの歩き方があるはずです

「無理して走っても途中で倒れるだけ」

「オレにあったやり方を見つけ出さなきゃって事だな」

 

 

「そのためにも仲間が多いのは心強いだろう?」

「そうだな」

 

 

「決めるのはあの子だけどね」

 

 

ライラとエドナとミクリオはスレイがいない間に

話し合っていたのかもしれない。

スレイ一人でいいのかと。

ライラとエドナは風の骨、暗殺者としてのロゼに会っても、

そういう人間もいると特に思うところはなかったように見える。

暗殺者でも穢れなき心を持つ人はいると。

逆にミクリオはあまりよく思っていなかったが、

グレイブガント盆地でのスレイを助けるロゼを見て

考えが変わったのかもしれない。

 

 

私は最初、スレイのためにロゼを仲間にどう?と話しているのは

ちょっと身勝手すぎないかと考えていました。

でも強制で仲間にするのではなく「決めるのはあの子」

仲間になってくれるかわからないけど、

スレイに匹敵する霊応力を持つ者はこの時代にはそうそういない。

スレイの巻き込むわけにはいかないという言葉もよくわかる。

でも人間のスレイ1人でやれることに限界はある。

とりあえず事情を話し一緒に旅をしてくれるか

聞くだけ聞いてみるというところ。

 

 

「まさかジッとしている事になるとはね」

「昔を思い出して楽しいよ。これも遺跡探検の醍醐味だよな」

「僕は閉じ込められた事なんてほとんどないけど」

「オレが仕掛けを解除してやった事もあるだろ」

「ごくごく稀にね」

「ちぇ」

 

 

礼儀正しいスレイがちぇと言うのはミクリオだけ

そしてミクリオはさっきまで優しい声で話してくれていたのに

今は意地悪ぽく話してくれる

 

 

遺跡オタクの二人はあることに気づく。

この変わった遺跡は閉鎖された空間、

覗き窓がある扉、外からの操作で部屋の仕掛けが作動する…

「「そうだ、実験場だ!」」

 

 

「あはは」

「ふふふ」

 

 

聞いてるこっちが照れくさいぃぃ…

 

 

実験場なら中からは何もできない。

完全にロゼ任せになるが

「でもなんの実験をしてたかは調べられる」

「君はお気楽だな」

「うっせ」

 

 

ロゼを信じて待つしかないと言った矢先、

天井が開き、憑魔が落ちてきた。

ロゼがまた変なところを触って仕掛けを作動させた疑惑…!

でも助けようとした結果だもんね………!

 

 

憑魔は次々湧いてくるので

こちらも必死で戦っていると

必死にロゼと受け答えしているスレイの気持ちが分かる…!

ロゼにはスレイが土埃と戯れている様にしか見えないらしく、

「まだ騒いでる」

「じゃあ今お化けと戦ってるの!」

 

 

「いきなりヘビ憑魔が降ってくるなんて、

なかなかヘビーな仕掛けですわね」

 

 

憑魔をやっと退けまたロゼを待っていると

今度は煙が部屋に充満してくる。

とても焦る!どこかにヒントありましたっけ…?

初回は必死に走って奇跡的に一発で扉を開けられましたが

次からは攻略本見てました。

でも上下が逆などの関係もあり、開かない…!?と

何度焦ったことか…!

 

 

「煙で困るのは人間のスレイだけ」

「エドナ、冗談を言ってる場合じゃないよ」

 

 

「煙で困るのは人間のスレイだけ」とはどういう意味?

天族には煙が効かないのかと思っていましたが、

スレイの中に入ってしまえばということかな。

 

 

流石に反省しているロゼに大丈夫と声をかける。

「心が広いのね。スレイ」

「ふふ。昔のスレイそのものだからな」

「あはは。考えなしで色々いじってきて学習したんだよな」

 

 

ふふって笑うミクリオ可愛すぎません…?

 

 

「これでロゼも遺跡探検好きになってくれるといいな」

「…体張ってるわね」

「やっと『らしい』台詞が出てきたな」

「そう?」

 

 

スレイの調子が戻って来ていることを喜ぶミクリオ。

そして煙の中バタークッキーを作ってくれたライラ…

 

 

「こういうの久しぶりだなって感じるよ」

「そう。その感じを大事にすることね」

 

 

ロゼが奮闘しとばっちりをくらい、

扉がやっと開いたと思いきや禍々しい領域を感じる。

ミクリオ曰くかなり強力な存在。

そしてこの穢れは憑魔。

 

 

不穏な雰囲気を漂わせた部屋からはロゼの悲鳴。

悲鳴が聞こえた方に進むと、

ロゼはもちろん憑魔が見えないので

同じくロゼからは姿が見えないデゼルが

ロゼを守ってドラゴニュートと戦っていた。

 

 

ドラゴニュートはドラゴンの幼体のひとつ。

ドラゴニュートからロゼを守る様に戦っているデゼルのことは

ロゼにとっては強い風が吹いているといった感覚。

 

 

スレイとミクリオは

憑魔が見えないロゼと浄化の力を持たないデゼルが

逃げられる時間を稼ぐために

ドラゴニュートとの戦闘に入る。

 

 

ライラとエドナとミクリオでは相性が悪いらしく

「どうするの?くたびれるのはいやよ!」

「わかってるんだけど…!」

焦るスレイに対しミクリオは変に黙り込んでいる。

 

 

ドラゴニュートに苦戦する一行

すると逃げろと言ったはずの

ロゼが目をつぶりながらダガーを振り回して

スレイの元に走ってくる。

 

 

ドラゴニュート「え?」

 

 

「あたしのせいでしょ?そんなになってるの!」

「気にしてないから!」

憑魔が見えないならロゼは足手まといになってしまう。

とにかく逃げてくれと言わんばかりに

スレイはロゼを突き飛ばし再びドラゴニュートの元へ。

 

 

ミクリオはスレイの後を追いかけるわけではなく黙っている。

そして

 

 

「スレイ!僕抜きでしばらく耐えてくれ」

 

 

ミクリオは座り込むロゼに話しかける。

 

 

「ロゼ」

「ひっ!?」

(スレイを介さなくても声が聞こえるので

霊応力が相当高い様子が伺えます)

 

 

「感心にも今度は耳を傾けてるね。

ロゼ、怖がってもいい。そのまま我慢して聞いて欲しい

「…う?」

 

 

「スレイはあんなヤツだ。

幼なじみの僕でも見ててハラハラする。

僕たち天族は確かにスレイの仲間だ。

だけど、スレイと同じものを

見たり聞いたりできているのか、正直わからない

 

 

スレイはきっと

ミクリオは「天族だから分かってくれない」

と思ったことは一度もないと思う。

(寿命の違いや天響術が使えないなどで

悩んだことがあった時はあるかもしれないけど)

でもミクリオがスレイのことを一番に気にかけているのは

贔屓目でなくともわかるし、

スレイもそれが分からないほど鈍感ではないと思う。

時折しみじみこぼすスレイの「ありがとう」を聞いて、

むしろ自分を気にかけてもらっていることは

ちゃんと感じることができる人だと私は思っている。

 

ミクリオは

人間のスレイが対面する心の痛みや葛藤を

「分かってあげられているのか分からない」

ってことなんでしょう。

でも本当の気持ちはその人自身しかわからないから、

「分かってあげよう」とすること、

分からなくても「寄り添ってあげよう」とすることだけでも、

本人は助かっているのではと思います。

それはミクリオは十分できているのではないか。

なのにそれが「分からない」のは考えすぎて

思考が一周回っているのではないか…

 

 

テイルズオブ大全のミクリオのページにも書いてあった

「ああ、しかし本当は。自分が人間であったなら、より多くを知り、

寄り添うこともできただろうに。友と同じ時間を生きることができたら、

魂を引き写すように癒せるだろうに」

もう十分できていると思う…!

 

 

しかしグレイブガント盆地の戦争では

スレイは助けに入った木立の傭兵団のルーカスや

「ば、化け物……」

「あ、悪魔だ!ハイランドが悪魔を連れてきた!」

ローランス兵にまで怯えられてしまった。

スレイは平気なふりをしようとしつつ、

それが隠しきれていなかった。

「スレイ、彼らもいつか分かってくれる」

「そうですわ」

「ありがとう…気休めでも今はうれしい」

もし人間の仲間がいたら痛みを分かち合えたのだろうか…。

 

心の痛みだけではなく、

災禍の顕主ヘルダルフの前では

スレイの霊応力が麻痺し

ミクリオたち天族はなすすべがなかった。

その状況を助けたのがスレイと同じ人間であるロゼ。

 

 

「スレイだけが…人間だから?」

 

 

「そう。スレイには本当の意味で

導師の宿命を共感できる人間の仲間がいないんだ」

 

 

「…あたしにスレイの仲間になって欲しいんだ」

 

 

「決めるのは君だけどね」

 

 

ロゼは顔を上げる。

「……ねぇ、名前なんてー」

 

 

あんなに天族を幽霊と怖がっていたロゼが

ミクリオの話を聞いて

名前を聞こうとするまで心を開く。

 

 

「ミクリオ!来てくれ!」

「はいはい」

 

 

「ミクリオ!」

 

 

ロゼがミクリオの名前を呼び、目を凝らす。

何もなかったはずの空間に

人形が見え…

 

 

ロゼは驚いて突き飛ばす。

見えたロゼと見られたミクリオが

2人とも驚いてるのがかわいいデス…

 

 

 

 

ゴロゴロとミクリオはスレイの元に来てくれた

「ミクリオ?!」

 

 

「はぁ…はぁ…見えた…けど、やっぱ…こ、こ」

「さ、さすがにひどいんじゃないか…?これは…」

「勘弁して!やってやるから!スレイ!ミクリオ!それと……」

 

 

ロゼに見えたものは自分の隣を

音も立てず歩く黒ずくめの男性の天族

床に転がってるミクリオとスレイと戦っている大きな憑魔

 

 

「ぎゃああああ~!!」

 

 

「何?何なんだ?」

「あ、あ、あたしも戦う!」

「彼女は決心したようだ。もちろん彼女の意思でね」

 

 

スレイの中に戻ったミクリオに代わり、

従士契約をするためライラが現れ

ロゼに微笑みかけるとロゼは固まったように笑う。

 

 

「…ありがとう」

 

 

私は最初はロゼはやけにすんなり決めたなと思った。

まだ導師のやることも何も知らないのに。

でもきっかけになったのは

 

「スレイには本当の意味で

導師の宿命を共感できる人間の仲間がいないんだ」

「…あたしにスレイの仲間になって欲しいんだ」

 

「仲間」だと思います。

後々ロゼのこと掘り下げが来るので詳しくはその時に書きたい!

 

 

ロゼの従士契約のための時間稼ぎ。

「ですが、スレイさんに真名をつけてもらわないとー」

ライラに言われたスレイがとっさに決めたロゼの真名は

 

 

『ウィクエク=ウィク』

 

 

ドラゴニュートとジリジリ戦っていると

デゼルもライラと何やら契約をしたという情報。

 

 

そしてロゼがいきなり火神依で現れる。

大剣を持って颯爽と攻撃をとびかわす橙の瞳のロゼ。

 

 

「なんか、めっちゃやれそう!」

 

 

ロゼは普段は髪が長くなく、スカートにズボン(であってますか…?

首にはスカーフを巻き動きやすく露出が少ない格好をしているので

神依の姿の金色の髪が伸び、

背中や肩まわりが露出、スカートにニーハイ(であってますか?

のとても可愛い姿が新鮮…!

前より露出は多くなっているものの、

動きやすいレオタードや大きな神器、大きな立ち回り、

隠しきれないロゼの活発さがいやらしさを全く感じさせません…!

惚れる…

 

 

「ようし、一気に」

 

 

デゼルは神器の短剣を投げ

スレイはそれを受け取る。

 

 

「決めるぞ、導師!遊びはもう終わりだ!

俺の神依を発現させろ!」

 

 

デゼルとの風神依が使えるだと…!

(この流れとBGMがかっこよすぎて震える)

 

 

デゼルの真名は『ルウィーユ=ユクム』

 

 

「実戦で実践ですよロゼさん!」

「なんですと!?」

 

 

風神依は背中に翼の様に神器の短剣が展開している。

それを飛ばすんだな!と思いきや

風の力で自身が突っ込んでいくという…。

敵に突っ込み止まるので敵の近くで停止されても!と

いつも焦ってしまう。

とてもかっこいいのだが!

 

 

ドラゴニュートを浄化するとそこには

「犬の天族?」

犬嫌いのミクリオが言った?

 

 

地神依で決めたロゼは急に苦しみだし

倒れそうになるところを

支えようとするスレイ…を押しのけて支えるデゼル。

 

 

「ロゼだと思った?ワタシよ」

エドナの声が聞こえ即座にその手を離し

神依を解かれたロゼは床にペシャリ。

 

 

「よっぽどこの子にご執心なのね」

「なんのつもりだ!」

 

 

「あら。あなたが陪神になったワケが

スレイたちにわかりやすく伝わったと思うけれど?」

 

 

ドラゴニュート戦で

ロゼだけでなくデゼルも陪神になっていた。

ニコッと笑うスレイ。

 

 

「導師、俺はー」

「わかったよ。デゼル」

「聞け!」

 

 

事情があるなら無理に話さなくても

いいんだよと言わんばかりに

優しさを見せるスレイさん。

 

 

デゼルは自分の目的を話し始める。

 

 

デゼルは神依の力で成したいことがある。

そのために陪神になりその力を利用させてもらおうと。

 

 

それは

友を殺し「風の傭兵団」に濡れ衣を着せ

犯罪者へと堕とし暗殺ギルドとしてでしか

生きていけなくした憑魔への復讐

 

 

以前エドナに会いに霊峰に行った帰り

フォルクエン丘陵にてライラはデゼルについて

流浪を好み、最強と詠われた傭兵団を

気に入って共に旅をしていたと聞いていたが

なぜ暗殺者に?と話していた。

「…その傭兵団に何かあったのかしらね」

 

 

「訳があるんだな。暗殺者と共に居なければならない何かが」

「それにしても暗殺者と共に居て憑魔になってないなんて」

「あの暗殺者が穢れを生んでないんだ」

「まさか」

「純粋で清らかな心を持つ人は穢れを生まない……

あの暗殺者はスレイさんと同じなのですね」

「暗殺者が純粋で清らかだって?そんな事ってあるのか?」

「見た通りよ」

 

 

デゼルはかつて「風の傭兵団」と共に旅をしていた。

しかし憑魔にデゼルの友を殺され

「風の傭兵団」はなんらかの濡れ衣を着せられ

暗殺ギルド「風の骨」になってしまったらしい。

 

 

「なんだ。それなら歓迎するよ。その憑魔を鎮めればいいんだな」

「ふん…それだと救うだけだ。俺の目的は復讐だと言ったろう」

その憑魔を殺そうとするデゼル。

 

 

ミクリオはライラに

なぜこんなヤツを招き入れたんだと怒りを見せる。

 

 

復讐に取り憑かれたデゼルが

これまで憑魔にならずに済んだのは

「穢れない器」があったからこそ。

 

 

その器がロゼ。

 

 

ロゼがスレイ達と旅をするのならデゼルは器を失い

復讐心が穢れと結びつき憑魔になる。

デゼルは復讐の相手と同じ憑魔になるのは死んでもごめん。

 

 

事情は分かったけれど一緒に行く以上、

勝手な振る舞いはさせないとミクリオ。

デゼルはこれでも天族の端くれだから

憑魔退治は協力すると話す。

 

 

デゼルはロゼに

友と風の傭兵団を陥れた憑魔への

復讐を目的としていること、

ロゼを器にしていたことは

黙っていてもらいたいという。

ロゼは自分の意志と力で

これまで生き抜いてきたと思っている。

デゼルが天族が見えないロゼを勝手に器にし

何をしてきたかなど知る必要はない。

 

 

風の骨の前身は風の傭兵団。

風の骨の頭領であるロゼとは

関わりが深いはずなのに

デゼルは秘密にする…

 

 

デゼルは外見も性格も話し方も少し怖い天族であるが、

ロゼに対しては何か思い入れがあるようだ。

先程ロゼには黙っていてもらいたいと話したときも

少しやわらかかった。

 

 

エドナが急に倒れてるロゼに神依して

「これでみんなトモダチ、ね!」

「その娘で遊ぶな!ちゃんと看てやれ!」

「大丈夫よ。怖くて気絶してただけだから

あなたが床に叩きつけた事の方が効いてると思うわ」

 

 

ロゼと犬の天族が元気になるまでしばしの休憩。

この時のBGMが優しくて好きなんです。

 

 

デゼルの称号

「鎖の魔手」まるで手足のように操るというが、こういう長ものをそれされると超危険

「風の護者」風速で斬り裂き、風圧で弾く。変幻自在に風を操る術士の称号

「旋風術士」風の持つ動きを制御し、敵に容赦ない斬撃を叩き込む術士の称号

「黒の狩人」数多くの憑魔を狩る者の名。彼がまとう風は触れる者すべてを斬る

 

デゼルの称号には全部に「石化防止」がついている。

 

エドナの称号がクラスアップ

「傘使い」傘を使う。子どものいたずらの延長線上のような気にもなる

「地遣い」水を完全に遮断できる夢の傘を持つ魔性の女

「地術士」防御力の象徴となる地を司り、支援系の攻撃術も得意とする

「傘の魔手」魔女のような傘使い。真似できそうだがやっぱりできない

「地の護者」硬く強く。大地を攻防に使いこなす練達の術者に与えられる称号

「地脈術士」地脈を味方とし、回復術を広範囲に展開することが可能

 

 

良いお年を!