旧歴5月16日

(昨日です)

 

夏至

 

夏ですよ!

透ける着物が着られますよ!!

 

 

でも

朝から雨で涼しい照れ

 

 

この日のお稽古は

 

「花所望」

「略点前」

 

 

ちょっといつもと違う感じです

 

 

雨の中

花を採りに行きました

師匠から頂いてきた花とあわせて

なんとか格好がつきました

 

 

花台

はあるものの

 

花水次

小刀

 

も専用んものがないため

代用品です

 

 

 

花たち

 

蓼・ネジバナ・七段花(ヤマアジサイの変種)

竹似草・水引・擬宝珠・未央柳・虎の尾

 

 

 

準備OK

 

生徒さんを待ちます

 

 

玄関にはこの色紙

 

 

夏至ですし

略点前なので

遊んでみました

 

 

 

こちら3年ほど前

はじめて我が家のお茶会に来てくださった方が

送ってくださったはがきです

 

 

当たり付きのアイスバー

(沖縄茶会だったからでしょうね)

 

 

当日お越しのときは

実際のアイスバーの棒に

二重丸あたり」

と自分で書いてお持ちくださいました

 

それが今ブログでよく登場する

茶友タカちゃんでした

グッ

 

 

 

 

生徒さん席入りすると

 

ジクはなく

ビクだけ

 

 

掛け軸も花もないので??

 

 

これが「花所望」なんです

 

 

茶事では後座の席入り

というシュチュエーションです

 

 

この姿を見たら

 

「花所望だ!」と思わないといけません

 

 

そのような説明をして

花台の用意をしていただきます

 

 

 

ぐっしょり花台を濡らします

後ろ側もね!

 

 

綴じ目は向う

 

葉物や丈が長いのもを下の方にして

 

 

 

こんな感じ

 

花水次

には

水を入れて

茶巾を畳んで載せます

 

 

 

 

亭主は

花所望の理由を茶道口で述べます

 

1 花入れが名物

 

or

 

2 お客様が花を沢山お持ちくださった時

 

今回は桂籠なので

名物は花入れではありません

 

花をたくさん持って来てくれたので

花所望

にするときには

 

たくさん花をいれるそうです

 

逆に名物は花入れなら

 

花を少なめ

 

 

 

花台は床の3分の一に置き

亭主は茶道口まで帰ります

 

 

いよいよお客様が花を入れます

 

 

まず花入れを見ます

口の大きさや

おとし(水が入っている部分)の長さ

などを確認

 

 

左手を花入にみて

親指が花入れの口

そこからどのくらい必要かな?

とちょうど見てるところの写真になりましたニコニコ

 

小刀を使ってもらいました

 

 

 

 

はい

 

初めての「花所望」

茶花を入れていただきました

 

 

ここで亭主がお客様に御礼をいい

「花はそのままで」

と言わないと

花を入れた人は遠慮して

花を抜いて懐紙に包んで置くのだそうです

(見たことないけど)

 

 

 

 

茶道のお稽古で

茶花を入れる

ということを取り出してやることは

なかなか ない

 

でも

この「花所望」や先日の師匠のところでの「花寄せ」

などが

「茶花」

のお稽古になります

 

 

 

このお稽古は

相伝(許状)

がないとできないものです

最初にお家元からいただく相伝になります

 

 

だんだんと

面白いお稽古ができるためには

 

習い物

飾り物

 

の相伝をいただいてくださいね

 

 

照れ

 

 

花が入ったので

お茶を点てて飲みましょう

 

略点前

 

 

主菓子は

 

 

 

 

「稚鮎」

 

 

花入れが「魚籠」

 

あれは「桂籠(かつらかご)という名前

桂川で鮎を捕っている漁師が腰につけているのを見て

利休さんが

びっくりマーク 花入れになる

 

見立てたのが始まりとか・・・

 

だから

桂川で捕って

魚籠に入れてきた鮎

 

というお遊びうお座

 

 

 

裏千家さんでは

最初に盆点をしましたが

(一番最初に習ったのは裏千家流でした)

 

表千家では

薄茶の平点前の応用

となるので

 

薄茶ができるようになってからのほうが

理解し易く

じっさい、できるようになってから

略点前をします

 

 

 

お盆の箱です

 

 

 

 

 

お取り寄せしました

 

五郎丸屋さんの「薄氷 蛍」

 

素晴らしい意匠の干菓子だと思います

 

リアルになりすぎない

でも

蛍にしか見えない

 

 

口にいれると

ひと粒の胡麻の香りが

最後に残ります

 

 

お稽古

ありがとうございました

楽しかったです