研究会の最後は

 

七事式

「数茶」です

 

ずっと昔やったようなキョロキョロキョロキョロキョロキョロ

 

 

私は「詰め」をやらせていただくことにしました

 

 

まず

十種香札

を用意します

 

 

このように

10種類の植物の柄が書かれた札

があります

 

 

絵から何と言う植物なのか

皆さんとの合意が必要です

 

1 菊

2 梅

3 松

4 萩

5 牡丹

6 柳

 7 桜 

8 桐?

9 あやめ

10 竹

 

 

ネットショップで見ると

微妙に絵柄が違っているんですよ上差し

 

こちらのほうが

先のよりわかりやすいですね

 

前の写真の8番は???

「桐」としましたが

 

下の写真の10番が「桐」

なので

 

8番も「桐」

ですねウインク

 

 

師匠のところの札は

上記の写真とはちょっと違っていました

 

 

 

まず参加者が自分の札(植物)を決めます

 

私は

「桜」にしました

 

ヒックリ返すと

「客」

とか

一・二・三などの「数字」

が書かれています

 

 

裏が「客」と「一」の札をとりだして

後は下の小箱にいれて大箱にしまいます

 

 

全部で12枚あるそうですが

 

数茶で使うのはそれぞれの植物につき2枚だけ

 

 

 

折据「大」

 

の登場です

 

 

和紙で作られた箱型のものに

 

「客」「客」「客」「客」「客」

 

「一」「一」「一」「一」「一」

 

このように並べます

 

 

亭主が正客に札が入った折据をもっていき

 

客は順番に「客」の札をとります

 

そして自分の右膝前

畳目、縁から二目のところに置きます

 

 

あとは

最後の詰め(わたし)のところに

折据をと預かっておきます

 

 

亭主が薄茶を点てていきます

茶杓をもったら

 

シャフル

ガラガラガラガラ

 

と折据の口を開いて

回します

 

 

そして一枚引く

 

お茶がでたら

 

「ま~つ~」

 

のようにちょっと雅に?

和歌を読みあげる感じで

 

引いた札の植物を読み上げます

 

 

すると

その札が当たった人は

 

「松~、お除きを~」

 

と同じ調子で読み上げます

(これが芝居がかっていて面白いデレデレ

 

 

「お除きをー」

というのは

お茶を飲んだら

お茶を飲める抽選にはもう参加しませんから

札を折据から出しておいて(除いておいて)

ということなのです

 

 

二回飲みたい人は

「お除きを―」とは言わない爆  笑

 

 

お茶を飲めると

 

煙草盆が自分の前に置かれます

 

休憩(タバコで一服してね)

の合図

 

実際に吸う人はいませんが口笛

 

 

 

この写真

 

私の前に煙草盆があるので

 

飲んだ後の様子ですね

 

右側に札が段々にしておいてあります

 

これが今何回目なのかを表す目印になります

 

 

長引きそうだったり

人が大勢だったら

 

「おもやいで」

と声をかけます

 

二人で一碗を飲む

ということです

 

そうなると

私(詰め)は二枚札を引くことになります

 

 

 

まあ、亭主以外全員が札を引いて

当たったら薄茶を飲める

楽しいお稽古です

 

 

亭主はひたすら立てるお稽古ですね

 

そして

七事式

なので

 

点前座から帰るときは

三つ足引き

 

いつもと違うので緊張します

 

 

一回りおわり21:00

 

「もう一回やりますか?」

 

・・・

 

「今日は帰ります」

という返事があり

 

おしまいとなりました

 

 

 

メンバーが集まらないとできないお稽古

研究会は

 

本当に楽しいです

 

師匠・皆さん

ありがとうございました