軸飾りの後は

 

「花寄せ」

 

七事式の一つです

これは

自分たちの稽古として行うものです

 

茶室にたくさんの水が入った花入れが用意されます

 

客役の者たちが

順番に花入を選び

花を入れるお稽古です

 

全体のバランスを考えながら

自分の入れたい花入れを選び

その花入れに合う花を入れます

 

茶花

 

のお稽古とも言えるのではないでしょうか?

 

 

 

師匠がたくさんの花をご用意くださいました

 

 

全てご自宅から集めてきてくださった花たち

美しいです

 

 

 

亭主役の方が

花台に

花・花水次・茶巾・小刀

をセットします

 

葉物から順においていきます

師匠が入れやすいように

もうすでに花を切ってくださっているので

勉強になります

 

ただ枝を切ればいいというものではなく

どの方向を花が向くのか

入れたときのことを考えるのだそうです

 

びっくり

(本当は亭主役が入れやすい事を考えて

切りながら置くかと思います)

 

 

 

亭主が茶道口に

花台をおいて総礼

 

 

始まります!

 

 

亭主は

まず床の間の下座3分に一あたりに

花台を置きます

 

 

この日は人数が多かったので

 

掛け花ようの屏風もたててあり

その前にも花台

 

 

 

 

私達客は

どんな花入れがあって

どんな花があるのか

注意しつつ座っています

 

「お正客さまから

お花をお入れください」

 

との挨拶を受けて

順番に入れていきます

 

お正客様が床の花入れに入れられました

 

次客の私は

床柱にかかった「鮎籠」に入れることに決めていました

 

花入れをまず見て

(高いところにあるので立って見ます)

 

花台の前に行き

花を見繕います

 

左の手のひらに花を乗せていきます

親指が花入れの口だと思って

花の具合を調整しながら・・・

 

長いと思った茎は

手で折ってから

折った部分に小刀の刃を当てて

自分の方にねじり切る

 

今回はうまくいきました飛び出すハート

 

 

 

花を入れている姿を

撮ってくださっていました

 

三客さんが

お花を見繕っていらっしゃいます

 

桔梗の帯がこの場にピッタリ

花いっぱいです

 

四客さんは

花屏風の掛け花入れに

 

 

 

全ての花入れに入れる必要はないそうです

 

空いている花入れが

どれになるのか

 

そのバランスも大事だなーと思いました

 

 

「ご亭主さまも」

と正客が言って

 

亭主が花を入れておしまいになりました

 

 

普段は

師匠が入れてくれる花を見るだけですが

 

いろいろな人が入れる花の様子を見ることが

勉強になりました

 

 

花いっぱい

ウキウキします

 

 

棚の上には

 

羽と香合

がかざられています

 

つぎは

 

ですよ

 

の合図です