御縁をいただきまして
生風大会へうかがいました
今回は浜松でお世話になっている
お茶友のお姉様をエスコート
ご一緒させていただきました
雨の心配もあり
長い傘をもって新幹線にのりました
八事の駅を出ますと
雨は落ちていません
ありがたいことです
到着しました
薄茶席
大寄せらしく大勢のお客様が入られています
お正客様が
「雨が降ったことで庭の翠が一層映えてようございました」
という内容のことを仰っていました
なるほど~
雨のおかげで
というお話の仕方がすてきだなーと感じました
濃茶席の予定時間まで間があるので
点心席へ
大きな床の前の席でした
牡丹の花がどっさりいけられています
八勝館へ一度行ってみたい
とおっしゃっていたお姉様をお連れできて嬉しいです
盛り付けや
食材など
勉強になります
一献もつきました
煮物椀は
もう鱧と蓴菜です
しあわせ
このあと
濃茶へ
待合の部屋
欄間も凝っています
美しいお庭です
本来は草履にて濃茶席へ庭を通って向かうそうですが
雨模様なので
屋内の廊下を使って移動です
苔も美しいです
襌の色無地
一つ紋
に
銀糸の袋帯
残月亭写しの間
にて
御濃茶
吉田生風庵のご当主
周一郎先生が御濃茶を練られます
ちょうど末席の私は
背中しか拝見できませんでしたが
近くにいられることに感激でした
表千家お家元にならったお道具組のお話も
新鮮でした
床には竹の舟花入れ
鎖をとぐろを巻くように巻き
その上に舟花入れを置かれているのを初めて拝見しました
そして
お花が「浦島草」
舟から糸を垂らしている様子がピッタリ
花入れと花
が
このようになると素晴らしいのだと感じ入りました
ここで勉強になったことがありました
菓子器がだされたとき
お隣の方が
縁うちに入れられました
?
と思いました
そして
各服でお濃茶の茶碗が運ばれてきました
このときも
縁うちへ
私達の座っている前の畳の目が
縦
だったのです
そこで
横の目になる座っている畳にすぐに置いたのではないか?
と思いました
確認はできていませんが・・・
勉強になりました
最後が
田舎家です
草履を履いて
田舎家では
一緒にお稽古をしていただいている先輩方がお席持ちでした
今回はお客様をエスコートするため
お手伝いに入るのを免除させていただきました
ありがたいことでした
まだ天気はかろうじてもっています
雨に濡れた木々が本当に美しいです
瓦をうめこんであるお庭も美しいです
今年の生風庵の行事予定です
次は
徳川茶会
へ
連れて行って
とお姉さまにいわれました
はい!
是非ご一緒してください
帰りの新幹線
窓に雨があたります
帰るときまで雨にふられず
これまたありがたいことでした
感謝の一日でした