5月中旬

大先生のお稽古の研究会に参加しました

 

当番にあたっていました

8:00には開場するので家を出るのは6:50

早起きして着物に着替え

備品を持って車で出発

 

他のお当番の方々とも顔見知りとなれまして

以前よりも穏やかな気持ちで参加できました

 

私は花月の亭主役をさせていただく事になっていました

前日

師匠のところで研究会

 

「花月」

をしていただきました

 

 

「花月」

というのは

七事式の一つ

 

折据という紙の入れ物の

真ん中に「一」の文字を書いたもの

上記の木製の札を入れて

 

ランダムに引き

あたった札によって

点前(花の札)

お薄を飲む役(月の札)

を決める

ゲーム性のある茶の修練です

 

折居の蓋を開いて箱にして上座に送るとき

 

それを斜めにして送るとき

 

閉じて送るとき

 

開けたまま戻すとき

 

いろいろな場合によって折居の扱いがかわってきます

 

基本は

役割がきまったら

花と月

の札を折据に中に戻し文字の札と交換

次の回

備えることになります

 

また

基本5人で行うのですが

点前座に行った人の場所にそれまでお点前をしていた人が座ります

 

場所の移動があるわけです

 

ですから

常に折据の動きに加え

自分が次に何をすべきなのかを

わかっていなければなりません

 

ボーーーーとしている暇はないのが花月

 

 

 

 

大先生のお稽古では

 

折据を置く位置や

回すタイミング

など

すぐにできないと

 

「何度もやっているんですから、わからないと!」

と何度も叱咤されました

 

そして

移動が遅れた私は

「ボーっとしていてはいけませんよ、すぐに動かないと!!」

と厳しいお言葉

 

 

 

花月は順列組み合わせで札がどう出るのか

たくさんのパターンが有るようです

考えてみようかと思いましたが

数学が苦手な私には無理滝汗

繰り返しやって身につけるしかありません

 

花月百遍朧(かげつひゃっぺんおぼろ)

 

という言葉があるほど

100回やってもはっきりわからないということですチーン

 

この花月では

同席の方々の動きに注意しつつ自分のやるべきことをやる

一座の人々が整然と動き

美しくなります

 

最後の回

これができて

大先生よりお褒めの言葉がいただけました

 

花月をやるためには

10畳の広間

5人

が集まらねばなりません

 

うちの茶室は8畳なので

うちではできません

 

いつか生徒さんたちと

茶友のお茶室にあつまって

花月をさせていただきたい

とお願いしています

 

皆で花月を楽しめるように

精進します

 

 

 

茶道にはこのようなゲーム性のある楽しいお稽古もあります

 

風炉の今

茶道を始めるチャンスです

 

ご一緒にお茶の世界を楽しみませんか?

興味ある方は体験にいらしてください

DMにてメッセージおまちしております よOK