5月13日 初風炉でのお教室でした

 

前日が母の日でしたので

そのような設えで

 

玄関に「母子草」

 

花入れは熊本の小代焼です

着物のお母さんとの呼びたい方に頂いたものです

 

 

母を想って

「和顔愛語」

 

生徒さんがこの軸と花入をご覧になって

 

「丸い柔らかい感じを受けます」

 

と感想を漏らされました

 

そんなふうに感じたことを口にしてくださってありがたいです

 

 

 

花のアップ

 

 

実家の母が持たせてくれた

 

「二人静」です

 

初めて実物を見て感激し

お稽古に間に合って嬉しいです

 

奥の白い花は

 

卯月(旧暦の四月)にちなみ

 

「卯の花」

 

前掛け風炉

風炉の灰

篩い方がが足りないのと

悪い灰が混ざってしまっているので

洗ったにも関わらず

雲母

が残っています

 

新しい風炉用の灰を購入するしかないかな滝汗

 

敷板は「荒目板」

手前からだんだんと筋の幅が狭くなっていきます

 

昨年の灰型教室のことを見直して

火袋は広く

峰はそらないように

気をつけました

 

30分で押した灰型です

 

切り合わせ風炉に変えるときには

もう一度ふるい

乳鉢ですりつぶして

もう少しきちんとやりますキョロキョロ

 

 

 

主菓子

 

「カーネーション2種」

 

練り切り と 外郎

 

 

新潟県長岡市の「越乃雪本舗大和屋」さんからのお取り寄せ

 

同じものを実家の母にも送っています

 

 

干菓子

 

「ホワイトチョコレートがしみこんだ苺」

「うす氷」福井の五郎丸屋製

 

このパッケージに入っていました上矢印

 

福田平八郎展に行ったとき

彼が描いた「うす氷」の日本画が展示されており

その絵を使った「うす氷」が売店にありました

それがこちら

気が利いたグッズですラブ

 

 

開けてみると

綿

綿が緩衝材となっています

 

今どきめずらしく

ありがたく感じます

 

点前座

 

運びのお薄です

 

 

 

志野の水指

 

卯月→志野→卯花墻(国宝)

連想を期待して取り合わせました

 

 

 

 

うつくしい姿勢で

久しぶりの風炉のお点前してくださいました

 

台湾へ行き故宮博物館で見た青磁の茶碗

それに似たものがあるので

今回使いました

 

生徒さん

「手に馴染んで好きです、この茶碗」

とおっしゃってくださり

私も好きな茶碗なので嬉しかったです

 

 

しかし

青磁の茶碗は薄く高台も低く

扱いにくいので

お点前のときには

江戸時代の蕎麦茶碗にしていただきました

 

これも私の好きな茶碗です

 

 

 

 

この日の着物

 

塩沢の襌

帯揚げが白地に黒の水玉

帯締めが白地に紺の水玉

ともに坂本呉服店から来たものです

カルピス帯締め らしいです

 

炭を熾し湯をわかす茶室は

扱ったので

襌でも汗をかきました