1月8日

寒に入りまして

冬らしいキリッとした寒さと遠州のからっ風がふいています

 

半年ごとにお互いをお呼びしお茶を飲みながら話をする会

私の番でした

 

 

前回6月にお呼ばれいただいた茶会では

多くの学びをいただき

私の

炉開きの茶事

にはその学びが生きました

 

 

 

正月明け

世の中は非常時

 

こんな時に・・・

と思ったり

でもこんな時だからできる時に・・・

 

と考え

 

お昼をご一緒しその後にお茶

 

ということにしました

 

 

 

速達でご招待状をお出しししましたら

 

「カレーとお茶の新春放談茶会ですね」

というお返事を頂きました

 

そんな感じで

新年初のお客様をお迎えすることになりました

 

久しぶりにお目にかかるからか?

楽しみすぎて?

早く目がさめてしまいました

 

蹲を使っていただくのは省略

と思っていましたが

時間が余るほどなので

蹲周りも準備

 

朝の光が美しいです

 

真新しい関守石

南天の実は鳥のお腹に爆  笑

 

内玄関には千両

 

お客様をお待ちします

 

今日は会記を載せておきます

 

会記

カレーとお茶の新春放談茶会 

令和618日 (月曜日)

 

〈待合〉 

「龍」古川泰龍書

「土人形 辰」

汲出 ほうじ茶チャイ  常滑の窯 匂坂美恵子  

〈本席〉

軸 「瑞雲」扇面 即中斎 

 花入  尺八 遠州剛釜 山口剛作

  花  季のもの(胡蝶侘助・白梅) 

釜 阿弥陀堂釜 高橋敬典作

 炉椽 溜塗    

水指 真塗 手桶水指 川瀬表完塗

  建水 餌畚
  蓋置 染竹 父作

 

煙草盆 水莨・ 莨入 茄子・火 人生の灯火マッチ

 

棗 山中曙塗 大棗 富士山蒔絵 道場宗廣作 

 茶杓 戸上明道作 「喫茶去」

茶盌  信楽焼 刷毛目「華」奥田英山造

 

菓子器  中村明久作 高足

 主菓子 「濃抹茶」 艶(yen)製

菓子器  象彦作 四方盆

 干菓子  種合わせ 辰

      松葉

薄茶  四方の薫 山政小山園詰

 

〈スパイスカレー〉 

キリムトルコを敷いて

飯 五穀長粒米・パパド  備前緋襷皿 井口淳作

カレー チキンスパイスカレー  伊賀焼 土楽窯福森雅武作

副菜 紫甘藍のアチャール・人参のマリネ・ブロッコリーのペペロンチーノ

   バナナのパコラ

ほうじ茶

 

寒い日でしたので

熱々のほうじ茶チャイであたたまっていただき

 

トルコキリムを敷いた部屋へお入りいただきました

部屋を温めるために

早めに炭を継ぎ

釜の湯を沸かし暖房としました

 

お久しぶりの挨拶の間

炭と香の薫りがしていました

 

その先は・・・

 

スパイスカレーの薫り一色

 

それもまた

新春放談

ということでいいんじゃないですか?

 

と・・・

 

つづく