数年前にも

グルジアのワインボトル

花入れにしていました

この時

 

薄板は

丸香台

 

松摺漆丸香台

表千家八代卒啄斎のお好みだそうです

 

 

このときには

持ち手を下座にしました

 

 

 

そして

今年は考えました

 

 

茶友が

塗りの丸香台

国焼きの施釉陶器の花入れをのせたら

それは間違いである教えられたそうです

 

そこで

花入れと薄板(花入れの下に敷く台)

関係を見直しました

 

 

真・行・草

 

で考えるのですが

花入れの格とも合わせるため

難しいです

 

 

 

菅田健三先生のこちらの本

わかりやすくまとめられていました

 

 

真の花入

には

花台か矢筈板

 

これはご指導受けたのでよく理解できています

 

 

行の花入

楽焼・国焼の多く

交趾

オランダ

 

には

 

蛤端の薄板

これは真塗りのもののようです

 

しかし

私は持っていません

 

 

 

 

草の花入

土ものの国焼

南蛮もの

島もの

 

には

丸香台

 

もしくは

その他の木地で作られた蛤端や丸板

 

 

と書かれていました

 

グルジアワインボトル

オランダや交趾

に近い外構製品の「行」考えて

 

丸香台

に載せた数年前

 

 

でも

よく見ると

グルジアワインボトルは

土もののように見え

実際に霧を吹くと発色が増しました

 

とすると

木地の蛤端にのせて

水を打ったほうが良い景色になるなー

と感じました

 

 

その結果

 

木地の蛤端

乗せることにしました

 

 

生徒さんにもこの話をしました

 

見立てなので

本当の正解はまた先生にお聞きしておきますが

とりあえず今回私が考えた結果

です

 

 

 

生徒さん「なるほどー。これがいいと思います」

とおっしゃってくださいましたが・・・

 

 

 

 

見立ては難しいです

 

皆様ならどの薄板をつかわれますか?