同じ社中のSさんと一緒
10:00~15:00
の予定で
「9:30集合」
と提案してくださり
結果
大正解でした
すぐ近くの駐車場に停められたので
受付近くの門からはいります
あれ?あまり人がいらっしゃらない?
受付したら10:10の濃茶席に入れるようです
席入り時間まで
お庭で過ごしました
外腰掛には誰もいらっしゃいません
ちゃんと円座と煙草盆が置かれています
拝見
紅葉が美しいです
広いお庭
大勢のお客様がいらっしゃっているでしょうに
この場所はとても静かです
清々しい雰囲気に満ちています
話しながら立ったり座ったり・・・
すると
生風庵の若奥様が出てこられて
蹲を改めていらっしゃいます
拝見できてラッキーでした
Sさんが
師匠の名前を伝えご挨拶してくださいました
写真は研究会でお世話になっていらっしゃる方に撮って頂いたものです
二人とも荷物のなかに携帯は預けてきてしまっていたので
写真はこれだけです
美しい庭と着物
記念になりました
ありがとうございます
第一席 濃茶 残月の間
表千家不審菴の写しの茶室です
一番最後に入りましたら
点前座が真ん前に見えるとても良い位置
吉田家の当代周一郎先生のお点前をじっくり拝見できました
幸せでした
先生みずからお道具の説明をしてくださいます
歴史あるお道具
床には本物の唐物の花入!!
敷板が真塗りの矢筈でした
寒ボタン
お家元にもあるという古い塗の手桶水指
利休さんの文字をうつした釜
・・・
何もかも
格が高いお席でした
お茶碗も
御本
三島
などの本物!
勉強になりました
美しいお菓子に
美味しいお濃茶をいただきました
次は点心席で食事
美しく美味しくお酒も出ました
広間の薄茶席
は
お家元のお軸がかかり
表千家
のお茶という感じを受けました
お菓子は餡をかるかんで挟んだお菓子で
濃茶席より軽めの菓子に変化を感じます
そして
お薄の美味しさを改めて感じました
最後は庭を通って
田舎家
へ
ここは男性だけの会
の
お席でした
お軸は益田鈍翁の書
「無」
無からスタートされた男性陣たちが持たれたお席だからだそうです
花 「老爺柿」の照葉と「菊」
山里棚でした
利休好みの棚だそうですが
表千家では
お点前が決まっていないと聞いたことがありますが
そのようにおっしゃっていました
侘びた感じのお道具が田舎家にあっているなー
と思いました
すべてが
とても趣味性が高く面白い取り合わせでした
ご一緒させていただいたSさんの9:30集合
の
提案のお陰で
お昼すぎには全席を回ることができました
感謝です
お天気にも恵まれ
暑くもなく寒くもなく
こんな空を見ながら
帰宅しました
席ごとにカラーが異なっていて
でも
統一感がある大寄せのお茶会でした
吉田生風庵にご縁をいただけて
感謝です