9月最後の師匠稽古
長板諸飾り
だと思って伺いましたら
あれ!?
竹台子に諸飾り!!
それに
寄せ皆具!!
中置きとはちがうので
ちょいちょい罠があり
その度にひっかかりました
炭手前は釜の動かし方に注意!
最後に火箸を羽で清めてから
杓立てへ!
あとは家に帰って復習
間違えポイントに注意してお点前してみました
まずは
お菓子タイム
ニキニキ
の
生菓子です
9月はお月見がテーマですね
生八ツ橋でつくられたかわいい生菓子です
こちらはそのまま
お月さまですね
器は中村明久さんのものです
さてお点前してみましょう
竹台子
まず
中置きと違って
薄茶器の位置が中心です
皆具ですが
竹台子はわびた感じなので
寄せ皆具
でするそうです
茶碗の仮置きはいつもの場所です
座り火箸に立ち火箸
茶碗の仮置きしたら
杓立てから火箸をとりだして
地板の左側畳の上に置きます
(飾り火箸がありませんから
菜箸で代用しています)
仮置きの状態ではまだ建水の中には蓋置が入っています
なんと蓋置は「火舎」でした
台子に合わせるから格の高い「火舎蓋置」登場なんですね!
ここ師匠からの変化球です
茶器と茶碗を置き合わせたら
建水を定位置にさげて
中から蓋置をとりだして
「お楽にどうぞ」
このあとは普通に清めていきますが
茶筅通し
のために釜の蓋を開ける前に
火舎の蓋を開ける
ここ何度も忘れてやり直したポイントです
さすが変化球
なれるまでに時間が必要でした
ふくだめ
師匠稽古のときご一緒した方が
美しく作られていて
私も意識しました
昔よりはきれいになってます
先日の志野茶碗
臭いがなくなり美味しく点ちました
自服して
さて今度はしまっていきます
水を2杯いれたら
まず柄杓を左手に持たせて右手で釜の蓋
柄杓が杓立てにかえり
火舎蓋置の蓋を右から左でもどし
蓋置を扱った右手すぐ水指の蓋にいき
3手で蓋をしめる
なんと無駄がない動きなのだーーーと感激!!
でも
火舎蓋置の扱いでやはりミスします
建水を持って立つ直前に
火箸を杓立てにかえします
水次薬缶のとき
台から下ろそうとした私
師匠は「なんで?」
とびっくり
「4本柱ですから」
と私
「十分空間に余裕があるから
下ろさずに注げるでしょ!」
と師匠
「はい」
なぜ下ろすのか!
を考えてお点前をしていくことの重要性をしみじみ感じました
すべての所作の意味を考えてやる時期に来ているのだと
やっとですけれど
今頃感じています
清めた建水は持ち出して
飾っておきました
このタイミングはいろいろだそうです
諸説あるみたいです
菜箸を飾り火箸の代用にしましたが
炭手前をするならば
やっぱり飾り火箸ほしいな~
最後に
師匠稽古の時の写真をいただきました
実物より5割増しで美しい
学び多い9月のお稽古でした