先生のところで
「盆香合」のお稽古をしていただきました
竹台子
で
寄せ皆具
「盆香合」
は
お盆に香合を乗せて
飾っておいて
それを拝見に出すお点前です
当然炭点前がついてきます
香合は拝領品などの格が高いものです
この日は
仙洞御所 菊桐蒔絵の四角い香合
でした
お香は焚き切
なので
2枚しか入れず
炭点前のときに全て灰のうえに置くので
拝見のときには中身
空
です
拝見の際も
香合を極力触ることがないように
袱紗の上に置きます
色々と忘れていたことを
思い出しながらのお稽古でしたが
衝撃的な事実を知りました
床に紙釜敷きや袱紗などをおいて
その上に香合を飾るのを見るけれど
あれは
表千家ではやりません
なぜなら
床は一番の上座です
そこに
炭点前に使う格の低い道具を置くことはないのです
だから
特別な香合の場合にはお客様に見ていただくために
盆香合
とう飾り物(のお点前)があるのだそうです
驚きました
最初の先生がやられていたので
それをずっと真似してきました
炭点前は省略しますを意味すると覚えていました
香合で季節感を出すとか・・・
そんな軽い気持ちで飾っていたのです
先生の話をお聞きして
表千家の茶友に聞きしました
やはり飾らない
とおっしゃいました
そして先日の同門会の講習会のおりにも
床に香合は飾らない
とお聞きしました
会記に香合が書かれていたり
床に道具が飾られているのは
展覧席
であって本席ではない
ということがわかりました
来週お友達でやるお茶遊びように
新しい香合を購入していました
秋なので「砧香合」
しかし
飾らないとなると・・・
この香合をお見せするためには
炭点前をするしかないということですね!
「盆香合」の復習として
由緒もない「砧香合」に黒の菓子器をお盆の代わりにしました
知らないということは恥ずかしいことで
この
兎の香合
先日のお稽古で飾りましたが
アウト
正しいことを知り
正しいことを生徒さんに伝えなくては
と強く思いました
そのための
先生宅のお稽古であり
「定本」などでの勉強であり
同門会の講習会なのですね!
それにしても
香合
飾らないんだー
あのこも
あの子も
あの子も
いるんだけど・・・
とまだ言う・・・私でした
炭点前をしましょう
ということですね