座間の借家での隔離生活も7日目

 

体調が悪いうちは

寝ていればよいので

ありがたいのですが

 

元気になってきたので

何かしないと!

という罪悪感に苛まれます

 

そこで

草刈り!!

 

 

BOSCH製の

ナイロン紐を回転させて草を切っていく

草刈り機

を使って草を刈りました

 

金属製の歯ではないから

安心だし軽いです

 

草を根から抜くのではないので楽!

 

こんなに広かったのねー

天気が良ければ

縁側でお茶のみたくなります

 

 

 

このあと

寝室の大掃除

要らないものを処分

ダニ退治の薬品を使ったあと

洗えるものは洗い

徹底的に掃除機

 

 

やっとスッキリしました

 

久しぶりにフルに動いたら

疲れました

 

陽性の主人は

デスクワークですが

すぐに寝転がっています

これがコロナダメージですね

 

 

元気になると

どこかにでかけたくなります

しかし

まだまだ我慢です

 

ブログ散歩していたら

ブロ友さんがアイヌの二風谷に行かれたことなどを

書かれていて

私もウポポイへ行ったじゃん!

と思い出し書くことにしました

 

 

フェリー乗り場に近い

苫小牧

のあたりにあります

 

空港やフェリー乗り場に

大泉洋などがアイヌの民族衣装を着ている

ポスターを目にして行ってみたいと思っていました

 

天気はいまいちです

 

森の中に入っていくような工夫をした通路

 

先ずは

「カムイの目」

という映像体験をしました

 

アイヌ=人間

カムイ=人間以外の動植物・自然現象・山や川・人間が作った道具など

だそうです

 

この映像では

兎と鷹

に視点から見る世界をCGで体験しました

 

子どもならおもしろい?

という感じでした

子供騙し?

 無料だし・・・

 

 

園内は広いので

野点しよー

 

 

阿寒湖にもアイヌコタンがありますが

そこで購入した蕗のお皿

 

それに

まりも羊羹をのせて

 

緑色で丸いから

まりも羊羹なんですね!

風船のなかに羊羹が入っていて

楊枝で指すと

ぺろっ

と風船が向ける仕組み

 

おりゃ!

と刺していますが

なかなか手強い

 

懐紙の上だけでは転がってしまうので

皿を台にして・・・

 

このあたりで

雨が落ちてきました

屋根のある場所へ移動

 

で一服

 

 

野点に持参しているアイヌのイタ

 

 

細かい鱗模様が

ラムラムノカ(ウロコ文様)

 

渦巻きが

モレウノカ

 

左奥に見える建物は

コタン(村)

 

 

コタンの方へ移動していくと

女郎花

が美しく咲いていました

 

薄も

 

家のことをチセといいます

家の中央部に囲炉裏があります

 

この囲炉裏の左側が玄関

右側の壁には大きな窓があります

 

これを

神窓

と言って神様の出入り口としているため

人が覗くことは許されません

 

神窓に向かって左の奥が

宝物置き場

です

 

漆器はアイヌで作られていおらず

本州との交易でもたらされたものなので宝物

刀も同様に

 

このたくさん並ぶ足がついた漆器を

行器

といいますが読めますか??

 

 

 

 

 

 

ほかい

と読みます

おひな飾りにある場合がありますね

なかなか見ないキョロキョロ

食べ物などを入れて運ぶための器です

 

アイヌではこれを

シントコ

と呼ぶそうです

 

儀式に使うことがあり

漆器の中でも

この

シントコ

の価値が一番高く

 

かつてアイヌの社会では

多くの漆器類を所有している家が「猟運・商才に優れ、人望がある」富家と見なされ

特にシントコの数が家の格を示すものとされていたそう

 

宝物置き場のうえには

このような飾りがあり

神様の居場所

とされています

 

 

 

チセをあとにして

併設されている

国立アイヌ民族博物館

を見学

 

ここが一番楽しいです

 

展示品は写真OKです

 

シントコ以外の

他の漆器

 

祭事に使われます

 

イタンキ(椀)が

オッチケ(折敷)の上に載っています

 

渡されている木製の棒は

指のような形になっています

 

先っぽに爪が彫ってありまるように見えます

違うのかな?

 

イクパスイ

という棒です

 

カムイに酒を捧げる箸

 

だそうです

 

以前

これを茶杓にして

アイヌ茶会ができないかなー?

と妄想

手に入れるところまではしましたが

 

アイヌ文化について知れば知るほど

そんなことに使えないじゃん!

と思い知りました

 

 

 

 

片口や湯桶

お茶に使いますよ!

これも

宝物のひとつだそうです

 

エトゥヌㇷ゚(片口)、エチュシ (湯桶)

と呼ぶそうです

 

 

日本政府の方針として

アイヌ語

アイヌの文化

を否定して日本語を話すように強制してきたという歴史があります

 

そして

絶やさないように残しつなげる努力をされてきた人がいます

 

 

アイヌ

の考え方の

カムイには生物も無生物もすべて

霊魂

が宿っているという部分に惹かれます

 

だから大切にするし無駄にしない

 

すべてのものが循環している

人間が一番偉いという考えはありません

 

色々な神事が残っていることも

とても興味深いです

 

ここ

ウポポイ

テーマパーク

としての色合いが非常に強く

アイヌとの初めての出会いとしてはうまく出来ていると感じました

 

でも

その先のもっと詳しいことが知りたい

 

そう思いました

 

 

この日の最終ステージを見ました

 

アイヌの言葉で語り

歌い

踊り

演奏する

 

そんなステージを堪能しました

 

ビヨン・ビヨン・ビヨン

と竹につけた紐を使って口で音をだす

口琴

ともいわれる

ムックリ

の演奏は

おかしかったです

 

北海道にはアイヌ語の地名がたくさん残っています

アイヌ語辞典をてにいれたので

音と意味がつながるようになりたいと思います