無庵さんは精進懐石のお店です
いよいよ
プロの懐石料理をいただきます
茶事の最中ですから
写真は撮りません
が
食事だけをいただきに来ても
無庵さんでは
食事の写真はNGです
それは
美味しいときに召し上がっていただきたいから
ということだそうです
ご亭主がお膳を持って入られます
飯 かまど飯
汁 生湯葉の上に辛子・香りが高いのが芹
向 胡麻とうふ
信楽焼捻梅皿に
写真は無庵さんより
酒 梅ジュース
蔓防措置中なのでお酒はナシ
煮物椀 粕汁仕立の焼大根
牛蒡・金時人参・薄揚・ふきのとう(天ぷら)・菜の花・あられ柚子
写真は無庵さんより
焼 とうふ田楽
器が瓦に三足をつけたような魅力的なもの
炭がよく煽ってきて
高い金属のような音がします
炊 飛竜頭・筍・若布・つぼみ菜
蓋付きの陶器の器に入れて一人ひとりに
和 利休麩・平茸・エリンギ・こごみ 白和え
吸 梅・独活
いよいよ八寸が出てちょっと緊張
途中から調理のため半東さんが給仕してくださっていましたが
ここではご亭主が登場
おーー湯が湧いてきましたね!
と松風に気が付かれます
表千家では八寸の拝見があります
ご亭主が目の前においてくださった八寸をいただいて
とくと見ます
都流は八寸が特別なものだと拝見するそうです
が
この日は表千家にあわせて拝見しました
八寸 昆布・たらの芽
千鳥は省略で
男性のご亭主なので最後懐からだされた杯で
一献され退席
湯桶と香の物
が持ち出されいよいよ懐石も終わりに近づきました
ここでお盆の角が切られていることに気が付きました
先日の師匠のところでの茶事のおり
武家茶の方がお盆の角が尖っていた場合
茶室には持ち込めない
というお話をされました
真四角の盆は持ち込めないそうです
危険だから?
そこで角が切られているのが脇引盆!
更に
この後出された
縁高
も角が切られています
菓 蒸し饅頭
蓋を開けるとモワ―と湯気があがりました
釜からも湯気があがり
幸せな気持ちになります
春の味覚を堪能いたしました
お腹もいっぱいで
中立ち
向こうの塵穴に青竹が
お手洗いに行って
案内を待ちます
つづく