週末リモート稽古をお願いしています

道具組の相談を先生にしました

 

先生には

名残だからできるだけ侘びたものを

と言われていました

 

濃茶

文琳

 

蓋がラクトだから象牙に替えたいのですが・・・

お稽古用で国焼きなので

唐物扱いをしないで使います

 

林檎の雅称が 文琳(中国で)

蓋のつまみも林檎の軸みたいですチュー

 

これ仕覆なしでいただいてきたのですが

他の機会に

先生のところにあった仕覆をいただいてきました

 

合わせてみたら

ピッタリ!

 

先生からも

いいでしょう!

といわれました

 

今回は

林檎の成る時季という物語で使います

 

仕覆の裂地

調べたら

なんだかとってもいいものでしたラブ

 

円文白虎朱雀錦

(えんもんびゃっこすざくにしき)

 

 

 

説明を読むと

赤や茶の地色に、連珠と唐草で円文を描き

その中に

白虎と朱雀を対照的に入れたものをそれぞれ横一列ごとに配し

さらに、円文の周りにも動物文を置いた

カラフルで複雑な図案になっています

まさしく

これではないですか!

他の説明では

ササン朝ペルシャ式の円文に囲まれた白色の動物

四神文の一つである白虎で、赤い鳥は同じく四神文の一つの朱雀です

白虎はすぐわかりました!

朱雀?

上の円文の中にいるのか!

白虎は西方の守護神で

朱雀は南方の守護神である

と中国古代では信じられていました

原品は法隆寺伝来の錦で飛鳥時代の作品であり、

周囲の唐草も当時の典型的な文様といえます

 

ということで歴史ある裂地でしたウインク

 

四神とは

 

東の青龍

南の朱雀(鳥)

西の白虎

北の玄武(亀)

 

四神相応

という言葉があるように

四神にふさわしい地形があるそうで

平安京もその地形に従ってつくられているそうです

 

さらに

白虎と朱雀

以外の黒い角が生えた動物が中央にいるのですが・・・

 

これが麒麟

キリンビールに書かれている伝説の動物ですね!

(ビールはアサヒよりはキリン派です

もっといいのはドイツビール)

生ビール

 

これは裂地の動物

たぶん麒麟?

 

四神に麒麟を加えると

五神になるそうですニヤニヤ

 

 

さらに嬉しいことが判明

 

秋に使うのにぴったりなことがウインク

 

白虎が対応する季節は

これで物語が広がりそうですラブ