リモート稽古の8月1日は
旧暦ではまだ6月23日で夏の終りです
リモート稽古のテーマをちゃんと考えずにお道具を用意していました
桑小卓
細水指 狂言袴
濃茶の茶杓の銘天の川
この時点で先生の中には物語が出来上がっていたようです
薄茶の茶杓の銘
蝉時雨・虫の音・木下闇・・・
なかなかOKが出ません
「どんな物語なの?今日のお道具は?」
茶杓の銘が「天の川」なら
桑小卓でお蚕様が食べる桑
狂言袴が彦星
で
七夕でしょ?
「はい」
だったら
「笹蟹姫」はどうでしょう?
先生のブログにありました
「笹蟹(ささがに)」という言葉は能の「土蜘蛛」の謡の中にでてくるので知っていましたが
そうか
だから蜘蛛なのか
知識が繋がりました
「蓋置が『鮎』だけどなんで?」
全部道具が地味だったので派手な色を持ってきました
最初は七夕つながりで高取の竹に蓋置にしたんですが暗すぎて・・・
「物語からしたらその方が良かったね」
「なぜ老松茶器なの?」
背が低い茶器が良いとお聞きし
先生に頂いたばかりなので使いたくて・・・
「赤かったり蒔絵が施されていたりするのがやはり欲しいよねー」
桑小卓に乗せる茶器を手に入れたいです!!!
実は
鮎の蓋置
と
ガラスの網目茶盌
だけは物語つながっていました
でも
七夕から外れているから駄目ですね
リモート稽古だとお道具の組み方も勉強できます
ありがたいことです
準備段階から勉強です
灰形を作り
炭を熾し
湯を沸かす!
そこからですから
七夕の道具組真面目に考えてみます
ブログに載せた写真は復習しながらのものです
復習しながらお菓子食べました
京都から到来物
150年以上の歴史がある「麩」専門店
『麩嘉』の麩まんじゅうです
松井さんありがとうございます
笹の葉で蓋されて笹で包まれた麩まんじゅうがぎっしり
美しい三角にたたまれています
笹の香りもごちそうです
もっちもち
ごちそうさまでした
じゃなくて
このあと復習でした
笹で七夕つながりですーーー