暑いのでガラスの水指にしました

 

これをご覧になった先生が

素敵な提案をしてくださいました

 

でも

内緒ですキョロキョロ

 

梅雨の最中なので

テーマを水にして道具の用意をしました

 

茶器はもちろん

 

河太郎棗

 

蓋の上がくぼんでいてかっぱのお皿のようだから

河太郎棗

だそうです

 

河太郎はかっぱのこと!

 

天竜川の上流

天竜峡の近くに育った私は

かっぱの話を聞いて育ちました

 

夏に畑のきゅうりを失敬して河において置くと

かっぱがそれを食べに来る

と聞きました

 

88歳になる父は子供の頃やってみたそうです

天竜川で泳ぐことができた時代です

 

岩場から飛び込んだ先輩がいつまでも上がってこず

流石だな―いつまでも潜ってられて!

 

と思いそのまま帰宅した話を聞きました

 

もちろん先輩は後日下流で見つかったそうですガーン

 

のどかな時代です

 

水指の模様が水草のように見えて

かっぱも泳ぎそうです笑い泣き

 

 

 

河太郎棗

 

茶の掃き方

富士

写真は掬った後の拝見の姿です

 

清め方
コの字のあと
お皿部分を横にスーッと清め
切り合わせまで拭きおろし
てはそのまま自分の方へ引く
 
リモート稽古はお客さんがいないので
茶を点てたら自服します
 
「ご自服ください」
 
「お相伴いたします」
と言いながら手をついて一礼
 
その時指先は指一本くらい空いていること!
 
炉畳の上に出した茶碗を取り上げ
そのままの位置でそのままの向きで(茶碗は回さない)
一口いただきます
 
「不加減でございます」
と言う
 
美味しくても「不加減」ということ!
 
釜の方、正面を向いて残りをいただく
 
この日は自服の後飲み口を指で拭くのを忘れましたえーん
自服はなんでも通常と違うように!
としか思っていなかったので間違えたのでした
 
拝見所望
 
真塗
河太郎棗
道庵好みでございます
 
町棗でございます
 
茶杓はお稽古用です
 
リモートでもお稽古なので
銘を聞かれました
 
「雨宿」でございます
 
先生ちょっと考えて
「ま、いいでしょう」
と許してくださいました