このところ忙しくて!

 

適当にお茶を点てるよりは

毎日でなくても

畳に座り点前座でちゃんと点てようと思い

このところお茶を点てていませんでした

 

祝日でやっと気分的にも時間的にも余裕ができたので

お茶を点てました

 

源吉兆庵

紅可愛 花桜桃

 

 

さくらんぼのシロップ漬けがゼリーの中に入っています

 

美味しラブ

到来物です

 

お菓子はテーブルで頂いて茶室へ移動してお茶を点てました

 

茶盌どうしよう~?

 

チュ―リップの模様のブルーの茶盌がある!

 

と思い

 

イスタンブールで購入した茶盌を選びました

見立ての茶盌です

 

茶筅通しをしようと思って

あまりにきれいなので写真を撮ってしまいました

 

 

茶筅通しのあと

茶盌は建水の真上真ん中で

湯をこぼす

 

この注意を思い出してやろうとした時です

 

高台に指がかからず滑って建水と当たりそうになりました

 

!!!!!

 

ここではっと気が付きましたびっくり

 

 

先生が見立ては難しいから

(極力)やらないほうが良いとおっしゃたことが

腑に落ちました

 

 

 

茶道具は基本的にすべて寸法が決まっています

 

それに気がついたのも最近ですが・・・

 

だから規矩のとおりにお点前ができることになります

 

現代の作家さんの中には規矩を知らない?から

見た目が可愛かったり、かっこよかったりする道具を作られますが

実際は使いにくくて仕方がない

それは

きまった形(寸法)になっていないことも原因だと思います

 

見立ての難しさもそこにあったのです

 

規矩のとおりにお茶を点てようとすれば

規矩にあっていないお道具ではできなくって当然です

ましてや私のようなまだまだ修行が足りないものは当然のこと

 

テーブルでさっと点てるならば

お点前をするのではないのだから

不都合は起こりませんが

 

茶室でちゃんとお点前をしようと思ったら

 

見立ての道具は

本当に見る目が育った人でないとうまく行かない

という先生がおっしゃることがわかりました

 

 

 

 

 

 

前回のお稽古を思い出しながら

綺麗に美味しく点ちました

 

いいかげんにちゃちゃっと点てることがなかった分

お稽古で言われたことがちゃんよ頭にも体にも残っていました

 

いい加減な自主稽古ならしないほうがマシ

 

という教えも腑に落ちました

 

撫子とチューリップ

綺麗です

 

トルコの器

これが問題の高台部分

 

磁器のようなのでつるつるします

滑るのでした

 

 

お点前が終わり片付ようと思いテーブルにこの茶盌をおいておきました

 

すると

こんなことになっていました

ちょっと席を外したすきに・・・ポーン

 

ちゃんとした茶道の茶盌に殻を入れるような主人ではありません

所詮

殻を入れても良い器にしか見えなかった

ということですね

笑い泣き

 

 

ダメ押しですね

 

滝汗