五輪糖

 

香川 寶月堂製

 

茶席で用いる場合は

正客が上から、次客が次をと順に5名様までいただけます

(我が家は二人なので多めに取りました)

すっと口の中で溶けます

さすが讃岐の和三盆

 

崎陽高麗 井戸茶碗

川瀬隆一郎

 

伊勢物語の「筒井筒」から着想を得て書かれた

能「井筒」

は薄が急所に出てきます

よって

この井戸茶碗

のイメージです

 

ザワザワした心の一日

お茶を点てることに集中したら

美味しく点てられて心も穏やかに

 

 

 

カラーもあるのです

 

 

この「五輪糖」

「杉本博司 瑠璃の浄土」のオリジナル干菓子

讃岐和三盆100%

 

水晶の五輪塔

 

にちなんで作られたものです

 

京都市京セラ美術館で展覧会の今の時期だけ

購入可能のようです

 

写真撮影は不可

の作品です

 

参道のような役割を果たしています

三十三間堂の千手観音さまの写真が展示されている部屋へ向かうための

 

 

 

昨晩深夜の一服は珈琲で

茶を点てる余裕がありませんでした

「五輪糖」のデザインは杉本博司さん

形はそれぞれ下から

地(□方形)

水(○円形)

火(△三角)

風( 半円)

空( 宝珠)

と重ねて五輪塔の形になります

 

菓子木型制作は市原吉博

香川県伝統工芸士によるものだそうです

 

 

遊び心満点の菓子

杉本さんらしいです

 

五輪と五輪

 

建築家 村野藤吾を想い

ベネチアのムラーノ島(ベネチアングラスを作っている島)で作った

ガラスの茶盌の作者名を

村野藤六

としたり(本当は杉本さんが作られたのに)

 

ことばの遊びもお好きな方のようです

 

茶席の趣向を伝えて菓子を菓子司に注文して

オリジナルで作っていただくことは

よくあることかもしれませんが

私ごときではまだまだ無理です

 

2018年

杉本さんが千宗屋さんと催した

明治村での「監獄茶会」

両口屋是清に頼んで作ったのが

「蜘蛛の糸」

という主菓子でした

 

婦人画報10月号に載っていました

小倉羊羹と錦玉羹のピラミッドの内部に

すっと1本、蜘蛛の糸が垂らされています

 

これを拝見したとき

びっくりしました

カンダタはこの蜘蛛の糸を登って極楽に行こうとしたのだな―

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」

を踏まえての菓子でした

 

いつかわたしも

自分の茶席のイメージにあう菓子を作ってもらって

使いたいです