新暦1月26日に
Kさんの月釜に伺いました
旧暦だと11月、霜月です
そんなに前のことではないのに
この日にどんな着物で伺ったのかも失念しております
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よって
この日の学びも特徴的なこと
(要は覚えていることだけ)
で書くことになります
寄付は「雪中雀図」
「『竹に雀は品よく止まれ』とあるように・・・」
と
Kさんがご説明下さいました
が
竹に雀は品よく止まれ?
知らないことが出てきました
メモメモ
そしてググりますと
湘南神輿甚句
(しょうなんみこしじんく)
がヒットしました
竹に雀はよく似合う
ということですね!
一面の雪
笹に止まるふくら雀
の短冊でした
本席
お軸は今回の仮名文字の教材なので後から書きます
花入 唐津耳付
花が心に残りスケッチしてきました
それを言葉で再現すると
中心に水仙が3本 その足元に一輪の寒菖蒲のブルー
右側に飛び出るように枝物の蝋梅
こんな風に花を入れるのは難しいなー
と思います
Kさんは 花も上手なのです![]()
釜
大講堂釜
初代宮崎寒雉造
だそうです![]()
古い立派な釜です
広口で寸胴の鍋のような形
鉄の共蓋で
胴に「大講堂」と横向きに鋳出されています
大講堂とは?
比叡山延暦寺の大講堂のことだそうです
ここにあった古天明
(古い釜の産地を表す言葉)
の
香炉に与次郎作の鉄蓋をあわせて
利休さんが釜としたとも言われているらしい
広口なので寒くなった時期にピッタリのお釜
環付が飛び出ているので常張鐶をつかいます
私が初めてKさんの月釜にうかがったのがちょうど一年前
この時みた釜に出会えて一年めぐったことに
感慨深い想いがしました
風炉先
如心斎好 曳舟絵 仙鶴筆意 不仙斎筆
金地に曳舟の図
我が家にもありますので親近感を持って拝見しました
ここでKさんから伺ったお話しに
なるほど!
と思うことがありました
この風炉先の本歌は表千家にあるそうです
曳舟の図
といえば
「引く人も引かれる人も水の泡の浮世なりけり淀の川舟」
黄梅院の大綱和尚が詠んだ歌
がセットになっていることもあることから
この川は淀川
だとばかり思っていました
賛があるそうです
「南紀より帰るさ淀舟二乗して朧月十三日暁方男山を拝して 如心齋 居ながらに厄を拂ふや事始」
つまり
紀州徳川家からの帰り道
舟で淀川をのぼっているとき
12月13日の事始めの日の明け方に男山八幡宮の近くを通りかかった
と読まれているそうです
Kさんは実際に足を運ばれて
この川を上ったのだろうと思われたそうです
淀川の支流?
広い淀川を船を曳いて上れるはずがない
この舟は薪などを運んだ運送用のもので
そこに「乗せてくださいな」と
乗って京へ帰ったのではないかと教えていただきました
知っていた
出会っていた
そんな道具についても新たなことを教えていただける場所
Kさんの月釜は最高の学びの場です
筒茶碗
でした
筒茶碗の扱い、同じ表千家ですから
また学びです
お菓子「三裳路」
(みもろ)
Kさんの月釜のお菓子は
仮名文字で銘がつけられていますから
読みも勉強です
三諸(みもろ)山=三輪山
から
軸の内容にあわせて
巻向山・穴師山・三輪山
これを
三裳路
と表現した上用饅頭でした
蒸籠縁高
で
熱々の饅頭が最高に美味しかったです
この回の軸は和歌でした
が
とても深い意味を読み取らなければならず
説明が終わりかな?
とおもったそこからさらなる
興味深い説明がなされました
よって
この続きは改めて書こうと思います
つづく


