30時間以上のフライトを乗り継ぎドバイに戻ってきました!
南米で感じたことは「ここではお金があってもあんまり意味ないな」ということ。
国内線は一番いい席でも、普通に狭いしシートも倒れないし(普通の3列シートの真ん中に机を置いているだけ笑)
ハイブランドの服なんて着てても強盗に狙われて危険なだけだし
その町で一番いいホテルの一番いい部屋に泊まっても値段も広さもたいして変わらないし
食事もホテルも洋服も全てがびっくりするくらい安く、お金があったところで、あんまりいい思いができないのが南米でした。笑
しかしドバイへの乗り継ぎでエミレーツ航空のカウンターを訪れたら、カウンターはクラスごとにきっちり分けられ、エコノミーは30分くらい並ばないといけないのにビジネスは待ち時間ゼロ。空いてても「こちらへどうぞー」なんてしない。
お金さえあれば、かなりいい思いができる国。それがドバイだなーと改めて感じました。
ドバイは建国50年と非常に若い国で、居住者は出稼ぎ労働者が8割、自国民が1割、私のような外国からの移住者が1割。
そして私のような海外からの移住者は、イギリスやアメリカ、ヨーロッパ各国からの移民が多く、他にもアフリカや南米、アジアなどから200カ国くらいの人たちが住んでいます。
南米で、お金があってもあんまり良い思いできないと感じた私ですが、実はこれってヨーロッパ諸国には近いものがあるんですよね。
ヨーロッパ、特にイギリスはものすごい階級社会のため、いい思いをするために必要なのはお金よりも家柄だったり、学歴だったりして、お金だけあってもあまりいい思いはできません。
思うに、そういうところに不満を感じたヨーロッパの成金たちが、自分たちがいい思いをするためにこんな砂漠の僻地まではるばるきて、自分たちの理想の世界を作り上げてきたんだなと思いました。
成金の、成金による、成金のための国…
それがドバイ…と改めて思い、家柄も学歴もないけれど、お金だけは多少稼げるようになった私にはピッタリの土地なんだな、と改めて実感し、今日のドバイを作り上げてくれた成金のみなさまに、深い感謝の気持ちが芽生えました。
日本は、中流層が一番住みやすい国だなと感じます。
衣食住は世界の先進国から比べるとめちゃくちゃ安く、そんなにお金がなくてもそれなりに暮らせます。
でも累進課税などの仕組みのせいで、お金を持つとけっこう住みにくいし、お金があってもそこまでいい思いもできない国です。
でも日本よりも安く楽しく生活できる場所なんて世界にはいくらでもあるわけで、お金が稼げない自分に罪悪感があったり、いい思いができないと感じているのであれば、お金がなくても幸せに暮らせる場所に身を置けばいいと思いました。
逆に、かつて日本に住んでいた頃の私のように、3000万くらいは稼げるようになったけど、ここから億を目指してもどうせ税金で取られるだけだし、頑張る意味…って感じている人たちは、お金があればもっといい思いができる国に移住したら良いと思います。
難しく思うかもしれませんが、実は移住なんて簡単なんですよ。
日本人の世界的な地位は最強なので、自分さえ決めたらどんな国でも比較的簡単にビザがおります。
私たちはどこにだって住めるし、何をしても生きていけます。
今の仕事がなくなったら生きていけないと考えてしまう人は多いかと思いますが、そんなことはあり得ません。
制限をかけているのは自分だけです。
そんなわけで、去年はドバイに飽きて違う国に移住したいーと思ったりしていたものですが、去年、いろんな海外に行く中で、改めてドバイの魅力を再確認したため、少なくともあと一年くらいはドバイに住みそうだなーと思っています。
そして実は私が参加していた川島塾ツアーのみんなは、このあとボリビアのウユニ塩湖に向かいました。
ウユニ塩湖は、私も人生で一度は訪れてみたいと以前から思っていた場所ですが…それ以上に優先したい予定がドバイであったため、今回は断念しました。
ウユニ塩湖より優先する予定…それについては次の投稿で書きますね!