これからは動画の時代だ!youtubeだ!なんて、よく言われてるけれど。
私も一時期よく動画upしてたのでわかるけど、動画ってのはテキストとか写真に比べて作成コストが半端なく、素人が本腰を入れるのにはなかなかハードルが高い。
それにいくらyoutubeのマーケットが大きいと言っても、見てるのは大半が子供だったり・・・本当に届けたい相手は今でも、youtubeじゃなくテキストで情報収集してたりする。
実際、私のオンラインサロンメンバーも99%はテキスト経由で私を知ったっていうし。本だったり、ブログだったりで。
そもそも何かの結論だけ知りたい場合に、動画というのはめちゃくちゃ効率が悪い。
人が「聞く」ときに得られる情報量と「読む」ときに得られる情報量には、3倍以上の差があるとも言う。
まぁ、もちろんこれはコンテンツの内容による。例えば旅行や音楽など、視覚や聴覚の及ぼす影響が大きなものは動画のほうが何倍も伝わるだろうし、エンタメのような結論ではなく過程を楽しむコンテンツも、動画のほうが面白い。
例えばバチェラーなんて、結論だけ知りたければ本当に3秒で済む話なんだけどw それじゃー1mmも面白くないもんねw
そんなわけで私も動画は見るには見るけど、今は90%くらいが娯楽目的だし、しかもyoutubeなどのUGC(ユーザーが作るコンテンツ)よりもNetflixなどの、プロが制作したものばかり。
だから世の中の大きな流れとして動画になるって話はわからなくはないけど、それがイマイチ自分ごととして「これからは動画だ!」とは体感できていないってのが実情で、だからこそ、youtubeに力を入れよう!という気にはイマイチなっていない。
でもさ、とはいえ、やっぱり気になるのである。笑
実際のところ、どうなの?って・・・
やっぱ、動画来ちゃうの?
私も将来は動画バンバン見てて、あーあの時、私も動画始めとけば良かったー!とかなっちゃうの? って・・・・w
そんな折、友人の黄未来ちゃんがこんな本を出版した。
![]() | TikTok 最強のSNSは中国から生まれる Amazon |
これが早々にAmazonベストセラーの一位となり、Twitterでもかなり話題になってることもあって、早速読んでみたんだけど・・・・
そしたら・・・
そしたら・・・・・
いや、もうね、ヤバい!!!!笑
やばすぎる!!!!!!
前から「中国はすでに日本より何年も先を行ってる」ってのは色々と聞いていたし、実際に私もこの数年で何度か中国に行って、そのリアルを実感してはいた。
でも、この本で書かれている「最新の中国のIT事情」は、私の体感を数十倍も上回ってた。
参考までに、本の中で衝撃的だった、最新の中国の様子をいくつか転載すると・・・
・中国で店番をする人はみんな暇つぶしにスマホで動画をみている。そして5~10人に1人程度はライブ配信をしている。
・日常をコンテンツとして配信しているのは若者だけではなく 、老若男女すべての人。
・街中の屋台では、店番のおじさんやおばさんが、自分が調理している様子を配信している。何も腕前を自慢したいわけではなく、単調な作業が暇なのでなんとなく。誰かが反応をしてくれれば気も紛れるし 、万が一でも「投げ銭 」をしてくれればラッキーといった程度。
・中国ではすでにあらゆるコンテンツが動画に置き換えられており、通販サイトの商品説明や、購入者のレビューでさえも動画になってきている
・62歳の大学教授が、自分の授業風景を切り取った動画をUPして大ブレイク
・70代や80代のインフルエンサーも多数
・中国でインフルエンサーマーケティングに支払われる金額は超~高額、日本とは比にならない
こんな世界・・・想像できます???笑
日本でも5年後には、こんな世界が広がってるなんて・・・
正直、私には全く想像できない!!!笑
でも今って本当に、世の中の変化のスピードが速くて。
例えば今から5年前を考えてみると、今だと普通になった「ネットニュースが動画で流れる」ことだって、あんまりなかったわけで。
料理レシピだってクックパッドの写真・テキストが主流で、レシピ動画なんてなかった。
普段見ているFacebookやインスタも、写真とテキストが中心で。まだストーリー機能やライブ機能なんてもない。つかインスタなんて、私はまだ使ってすらいなかったw
そう考えると、本当に5年後には想像もつかない世界が広がっていると考えるほうが、はるかに自然なんだよね。
この本は、表紙だけみるとTikTokの紹介本かな?って印象だけど、それには全くとどまらず。
① T i k T o k ( D o u y i n )の魅力の秘密
②それを生み出したバイトダンスという企業 、その背景にある中国のスタートアップの最新状況
③動画革命の本質
という3つの大きなテーマについて解説した上で、さらに
「いま中国で 、世界で 、何が起きているのか 」
「これから日本でなにが起ころうとしているのか 」
この辺りの問いへの答えが、わかりやすく明確に書いてあった。
とはいえ、TikTokだよ、TikTok!!!!笑
TikTokといえば、昨日の嵐のSNS解禁ニュースを見ながら、
「Twitter、Youtube、インスタは良いとして・・・TikTokとWeibo・・・!?」
って思った人も多いんじゃないか?ってくらい、あまり私たちには馴染みのないサービスだと思う。
まぁWeiboは中国版Twitterみたいなもので、日本ではほとんど宣伝などもしてないので良いとして、(多分、嵐も対象として日本人は想定してないんじゃないかと)
問題はTikTokだ。
TikTokは日本でもガンガン宣伝してるから、みんなサービス自体は知ってると思う。
でもあれっていわゆる音楽ダンスアプリって感じで・・・若者や子供が熱中しているイメージはあれど、これが自分たちの日常に関わってくるなんて、あまり想像がつかないんじゃないだろうか。
でもね・・・・
これが、実はそうじゃないのだ。
TikTokは、単なる若者向けのダンスや面白動画のアプリじゃない。
ダイヤモンド・オンラインでの特集記事の表現を借りると、
いま日本でも大流行している動画アプリ「TikTok」の正体は、
「世界で最も人気のあるアプリの1つ」であり、
これから世界を席巻する「動画革命」
そして「インフルエンサー経済」の象徴ともいえる存在
そう、本当にTikTokに関しては「正体」という表現がしっくりくる。
今、日本で若者向けのダンスや面白動画アプリと認識されているのも、あくまでも戦略で。
TikTokは単なる、若者の間で流行っては消えるwebサービスの一つにはとどまらず、
どうやら近い未来、GAFAすら超え、世界を変えていく可能性すら秘めており、
※GAFAとは・・・Google,Amazon,Facebook,Appleの4社の総称
この本には、TikTokがこれから日本をどのように席巻していく予定なのかも、余すところなく書いてあった。
マジで、動画、来るのかもしれない。
いや、来る。
2020年に5Gが始まってともなく、日本でもついについに、動画革命が起きる。
この本は、単なるTikTokの解説にとどまらず、本当に
「いま中国で、世界で、何が起きているのか」
「これから日本で、なにが起ころうとしているのか」
それらを余すところなく解説した、ものすごい未来予言書になっていた。
そんなわけで、この本に書かれている「未来」があまりにも面白くて興奮したため。
今回、著者である黄未来ちゃんにお願いして、オンライン読書会を開催することにしました!!!!!
オンライン読書会「TikTok 最強のSNSは中国から生まれる」
明日、11月5日(火)21:30~
Facebookのライブ配信で行います!!!
※配信イメージ
今、超絶話題のTikTok本について、私が特に印象に残った部分を紹介しながら、著者本人に解説してもらいます!
参加方法は、時間になったらFacebookで私を検索するだけ!
(あらかじめフォローしておいて頂ければ、時間になったら通知がいきます。フォローはこちらから)
参加はもちろん無料、途中入場も退室も自由!
お酒を飲みながら、外出先から、などなどの参加も、超~~~大歓迎!!!
実際の文章も紹介しながら配信するので、本をまだ読んでない方でも楽しんでいただけます。
が!!!!
このテーマが気になる!という方は、ぜひご一読した上で参加していただくと、
質問とかにもリアルタイムでガンガン答えていく予定なので、
さらに楽しめることを保証します!!!!!
この本は、装丁もめちゃくちゃ美しいし、
中の図表も本当に綺麗なので、ぜひ紙で買うのをおすすめします!!!
というわけで、急いで本屋へゴーーーーーーー!!!!!!!