最近やっぱ「好きを仕事にする」とかって、流行ってるわけじゃないですか。
流行っているというか、堀江さん（ホリエモン）くらいになると
「これからは遊びを仕事にする時代」とまで言っちゃってる。
もはや「そんな人もいる」とかの次元を越えて「時代」になっちゃってる。
まぁかくいう私も、自分が楽しむために色々してたら
気付いたら仕事になってた感スゴイですしね。
そんなわけで私も、この堀江さんのような
「遊びが仕事になる」っていう考え方には、かなり賛同しております。
もちろん私はまだ堀江さんのように次々と色々なことに興味を持って
それをどんどんビジネスに繋げていく、という域には全然達していないわけですけどね。
でも、もう今の時代、これ以上必要なものなんてないよなぁって、つくづく思うわけです。
今の時代って、例えば江戸時代とかと比較したら
全く必要でなかったものを、企業はせっせと開発して
いかにも必要そうに見せかけて売っているわけですよね。
んで、消費者は消費者で、より自分の満足感に繋がるお金の使い道を、
常に求めているわけです。
私も最近、ついに買っちゃいましたもんね。
タニタの体組成計。
今ってほんとスゴイんですよ。
スマホもって体重計に乗ると、勝手に誰か認識して
スマホ上にデータを、グラフ状にして蓄積してくれるの。
測定項目も体重や体脂肪率のみならず
BMI、筋肉量、筋質点数、推定骨量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢、体水分率まで分かってね。
どう考えてもここまで必要ないだろっていうね。
私、今日からアスリートでも目指しちゃう気？っていうね。
でも比較表見せられると、つい機能が充実してるのを買っちゃう私がそこにいて。
こういう私みたいなバカ現代人がたくさんいるから、
タニタも一流企業の名をほしいままにしてるようなところ、あるよね。
あ、必要なものなんてないといえば、
以前、現代アートについて造詣が深い方のお話を聞いたことがあってね。
私は正直、あまり芸術に関するセンスも興味もなく、
そんな私にとって現代アートなんてもうあまりのワケの分からなさに、
いつも失礼ながら笑うしかない代物でしかなかったりするわけで
（ホント失礼でごめんなさい）
今まで特に興味ももたずに来たのですけどね。
その現代アートに造詣の深い彼女曰く、
現代アートの奥深さは、アートそのものにあるというよりも
「それが高値で取引される」という事象そのものが興味深いの、と言うわけ。
つまり、現代アートのビジネスや楽しみ方としては
１．あるアートに対し、みんながこぞってなんらかの解釈をつける。
２．一番、高値で売れるような解釈を付けられた人が優勝
みたいなところがあると。
なんじゃそりゃーーー―！！！！
私はこれ聞いてかなり衝撃でしたね。
やっぱ意味なかったんかい！！！
後付けだったんかい！！！！って・・・・・ｗ
（もちろん、それだけじゃないとは思うけど、そういう一面もあるらしいということで）
↑この、青い背景に白い線が一本書かれた絵が４４億円で落札される、
それが恐るべき現代アートの世界です。
（この線、キリストがゴルゴダの丘へ向かう時の云々って解釈がつけられてんだって。ウソつけーーー！！！！！）
でもこの話には、冒頭の堀江さんの話と通じる部分があるように思えるのです。
そして起業にもね。
遊びを仕事にする、いままでなかった仕事を作る、ということは。
今までは無料で提供されてきたものに対し、
いかに必要さの意味付けというラッピングを施し、
有料として売り出すか。
というプロセスに他ならないと思うわけです。
んで、これをすることに罪悪感を感じる人が多そうだけど、
これはもう世の中がそうなってるんだから、
１人で逆行してても損しかしないんだよね。
それでもどーーーしても罪悪感を抱いてしまうなら、
せめて罪悪感を消すくらい練りあげてはどうでしょうか。
必要さは、人から来るんじゃなく、自分で作る時代のようです。
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