昨日もちょろっと書いたのですが、

 

今回の旅ではとっても感動する本に出会ったのです。

 
 
それがコチラ。
 
 
 
 
 
今回、泊まったホテルにbook cafeというものがありまして。
 
何気なく手にとったこの本が、
 
もう、めーーーーーっちゃ面白くて!!!
 
 
 
内容としては、世界の一流の世界で大活躍をしている著者が
 
世界って、強いよ! 
 
世界って、面白いよ!!
 
もっと世界に目を向けようよ!!!
 
的なことを書いた本なのですが、一気に読了してしまいました。
 
私、この著者の「田村耕太郎さん」という方を全然知らなかったのですが、けっこう有名な方みたいです。
 
文中には著者の体験談以外にも海外で奮闘をする様々な人へのインタビュー記事なんかがたくさん収録されててて、
 
それを読んで、私は自分の小ささにかなり落ち込みました。
 
 
だって、なんかねー!!!
 
そのインタビューに答えている彼らが目指してるところがもう完全に
 
世界に対するインパクト
 
 
世界のトップと対等に渡り歩きながら
 
「いかに世の中に多大な貢献をするか?」
 
これだけをただひたすら考え、ものすごい荒波に自ら飛び込んで行き、自らを律し、常人には到底考えられないような鍛錬の日々を積んでいる。
 
そんな人達が世界には、そして日本にもたくさんいる。
 
 
私には、とてもじゃないけどそんな努力できない。
 
そこまで努力して世の中に貢献したいなんて、考えたこともない。
 
自分は本当に甘いし、怠惰だし、何も努力していないのに
 
努力したつもりになっていたし、
 
世の中に貢献できるつもりになっていたし、
 
ま〜とにかく甘かったな。と。
 
しばし落ち込みました。
 
 
 
でも、そんな中でも、
 
ひとつだけ気付いたことがあったのです。
 
 
 
それは、
 
世界経済にインパクトを与えれる人だってスゴイけど、
 
やっぱり私もスゴイ!ってこと。
 
 
文字で書くと単なるバカですが・・・汗
 
 
 
最初は、もちろん落ち込みました。
 
自分の小ささに。
 
でも自分なんて何もしていないのに、
 
そんな彼らと比べて落ち込むこと
 
それ自体がそもそも傲慢だと思ってみたり、
 
なんかもう色々と辛かったりしてw
 
 
 
でもそこで改めて、
 
自分は一体、何がしたいのか?
 
自分が最大限、世の中にできることは何か?
 
って、かなり冷静に、真剣に、
 
時間をかけて考えてみたのです。
 
 
 
そうしたら、気づいた。
 
 
 
彼らは、世界経済を動かせるかもしれない。
 
世の中を、世界レベルで良い方向に導くことができるかもしれない。
 
でも彼らに、私と同年代の女性が抱える
 
結婚や仕事や妊娠・出産などの悩みを理解し、
 
前向きに結婚出産に向かわせることは
 
果たしてできるのか?と。
 
 
私は、彼らが血反吐を吐く勢いで努力し
 
濃い実体験や深い教養、幅広い人脈を築いてきた濃密な20代にくらべ、
 
全く何もない、本当にうっすーーーーい20代を過ごしてきたと思う。
 
 
20代の私の頭の中にあったことなんて、
 
いかにステキな男性に好かれるか
 
いかにお酒をおごってもらうか
 
いかに平日の仕事をサボるか
 
 
考えていたのはもうこんなことばかりで、
 
本の一冊も読むことなく、人と深い対話を通した関係性も築くことなく
 
取り立てて誇れるものなんてないような数年間を過ごしてきた。
 
 
 
でも、そんな私だからこそ、
 
できることがある。
 
 
 
私は、平凡な薄すぎる20代を過ごしたけれど、
 
実際、世の中のパイとしてはそういう人のほうが多いのです。
 
 
そんな大多数の人と同じような、あるいはそれ以下の20代を送った事こそが、
 
彼らが経験していない、私の知であり道であり強さであると気付いた。
 
 
 
自分のしてきた経験は全て、「経験させてもらった」もの。
 
割とショボい経験だったけど、それが私に与えられた役割なんだからしょうがない。
 
一つ足りとも無駄にすることなく昇華させ世の中に貢献するためには、
 
それがどんな経験であっても、全て活かす以外に方法はない。
 
 
 
自分の平凡さやショボさ、教養の低さ、意志の弱さ、
 
怠惰さ、言動の矛盾、精神の未熟さ・・・・
 
 
全てが活かせるし、活かすべきだから、私はこんな人生を送ってきたのだと。
 
堂々と、ショボい人間として世の中に打って出て、
 
今できることをすべきだと。
 
 
これを活かさず、自分はもっともっと崇高な人間であり、
 
色々なことを理解できているフリをすることに
 
なんの意味もない。
 
 
 
自分にできることをすれば、どんなに小さくてもショボくても良い。
 
ただ、自分の限界まではインパクトを大きくするだけの、
 
精一杯の努力を日々積み重ねていけるように、
 
常にその小ささを客観視できる環境と姿勢は保っていよう。
 
 
大きなことを成し遂げている人から見て
 
どんなにショボくても、そのショボさに誇りを持って、堂々とショボく生きよう。
 
 
んで、もし、そんなショボい私を見た人が
 
「こんなにショボくても人の役に立てるんだー!」
 
とか思ってくれて、何か一つでも行動をしてくれるなら
 
それって素晴らしいことだし、最高に嬉しいこと。
 
 
 
そんな、ステキな学びが詰まった旅行でしたー!!!!
 
 
 
 
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