阿佐ヶ谷市民講座ご案内です。

●とき 2021年10月21日午後6時半開講

●会場 荻窪地域区民センター(杉並区荻窪2-34-20)第4・第5集会室

行き方 JR荻窪駅南口・または地下鉄丸の内線荻窪駅南口から徒歩12分またはバスで6分 

 

講座テーマ

入管収容所への面会行動で知る

 「この国の外国人政策」 

講師 田中喜美子さん

(牛久入管収容所問題を考える会代表)

 

今年3月6日、スリランカ人女性ウイシュマさんが名古屋入管の収容施設で非業の死を遂げた。急遽来日した妹二人の強い求めに応じて、ようやく出された法務省と入管当局のほぼ黒塗りの報告書と短時間の監視カメラの短い映像にもかかわらず、しかしわかったことはすさまじい虐待の事実であった。

講師の田中喜美子さんは、「この事件に対し法務大臣と入管庁長官は辞任すべきだ!」と強い怒りの声をあげています。田中さんは、約27年間にわたり、入管施設に収容されている外国人の面会や差し入れなど、面会活動を続けてきました。被収容者を「詐病」扱いにして治療しない虐待事件は、牛久入管をはじめ全国の入管施設で起きています。牛久の会はこのような人権無視の虐待の現実を告発し、闘ってきました。これは日本の入管の現実そのものです。田中さんは、日本の入管制度の徹底追及と解明、その解体を強く訴えています。

いま、ミャンマー、アフガニスタン、香港、アメリカなど全世界で若者を先頭に世界を変える闘いが巻き起こっています。まさに諸悪の根源をなす資本主義=新自由主義を打ち倒す全世界的な国際連帯の闘いが求められているとき、入管・難民問題は本当に重大な課題であり闘いです。講師の田中喜美子さんの長年の面会活動を通して鮮明になった、日本の入管制度と実態のお話を聞いて、この問題を深く考えていきたいと思います。

 

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