みなさま。
ラグビーの日本代表チームのヘッドコーチ、
エディジョーンズの本が書店に並んでおります。
エディさんはサッカーの番組やNHKの番組でも出ていたので
何となくどんな人なのかは見ていましたが、
日本が南アフリカにジャイアントキリングを起こしたことも
今まで勝てなかったワールドカップに勝てたことも
全て必然であったことがこの本で一端を理解できました。
また、日本人と欧米人で同じ言葉を使っていても
指している意味が違っていることも多くあり、勉強になりました。
たとえば
テクニックとスキル
何が違うと思われますか?
日本人は同じようなニュアンスで使うと思います。
違いは状況判断を伴うか?の違いだそうです。
パスを出す時に敵にマークされた味方に出さなければいけない時、
どうすれば敵に取られずに味方にボールを渡せるか?
味方の取れる範囲で出すのか?空いているスペースに出すのか?
フェイクを入れてマークをずらしてパスをするのか?
この状況判断をしながら確実にパスを出せる人がスキルのある人。
ひとまず状況に関係なく相手に正確にパスが出来るひとがテクニックのある人。
なんだかこの違いは凄く大きいと思います。
サッカー、ラグビーでは体格の差があるので・・
農耕民族なので・・・・
と言われて久しいですが、
ニュージーランドもオーストラリアも農業国だそうです。
オーストラリアはニュージーランドよりも体格で劣るそうです。
だけど、ニュージーランドを破ってワールドカップで優勝しています。
なので、もしかしたら、戦術と体力面を整えたら
サッカーもラグビーも世界の強豪といい試合が出来るのでは???
それを見つけるために膨大なトライ&エラーが必要だと思います。
だけど、日本人はエラーすることを嫌う民族だとエディさんは本で述べていましたが。。。
悪い意味での日本人らしさ、認識したいと思います。