みなさま。
以前の日記で海軍式教育法の本をご紹介いたしました。
追記といいますか、続きと言いますか。。。といった話です。
なぜか納得というか、肚に落ちた感じがしました。
万が一、兵士が戦時下に置かれた場合、
敵、味方の銃弾、砲弾が飛び交う中で
任務を全うしなければなりません。
いわゆる戦場といわれる場所です。
生命の危機にさらされる場所で
人間はパニックに陥るといわれています。
そのパニック状態に陥ると人間は動けなくなるそうです。
逃げるでもなく、叫ぶでもなく。フリーズするそうです。
頭の中は真っ白。何をしていいかわからず。
極度の緊張のため、フリーズしている間に
撃たれて命を落としてしまう兵士が多いそうです。
以前、映画プライベートライアンを見た時、多くの兵士が
ノルマンディー上陸前に兵士が嘔吐をしていましたし、
若い兵士は何をしていいか分からず、障害物に隠れて
身動きが取れなくなってしまっている場面が確かに多かったです。
この話、個人的にはどんな職業にも当てはまると思います。
戦場のような極限状態ではありませんが、特に経験が浅い場合や、
自分の力量をはるかに超えた業務を
目の前にした時に起こるのではないかと考えます。
自分の経験でも患者さん目の前にして
緊張状態で頭真っ白状態は初期のころありました。
その状況でもパニック状態を最小限に抑えて
任務遂行できる状態を作るためにはどんな訓練が必要なのか?
どんな言葉をかけることが有効なのか?現在試行錯誤中です。