人間 | あさがやりえ子の巻き物ブログ〜STAR SEAT 編〜

あさがやりえ子の巻き物ブログ〜STAR SEAT 編〜

オノマトペと星座を愛しています。
SHORT SONGS 編もよろしくどうぞ。


随分と

暑い日が続いているというのに

去年より幾分

夏が許せるようになりました。


ギラギラ太陽が

日本の最高神天照さんだって思ったら

夏が許せるようになりました。


ご無沙汰しております。

「 天上天下唯我独尊狼女 」こと

あさがやりえ子です。


しかしながら

蛇口を捻れば

スッキリとした喉越しの

辛口ビール( スー○ードライ )が

勢いよく出てきてはくれないものかと

熱望している自分がいることは

否めません。


「 天上天下唯我独尊狼女 」

漢字の羅列が

愛おし過ぎることもまた

夏の魔物の仕業かな。

「 天上天下唯我独尊狼女 」

何度でも言える。

「 天上天下唯我独尊狼女 」

何度だって言えるけど

天上天下

何度言っても飽き足らないけど

唯我独尊狼女

「 良い加減 」があるのなら

教えてほしいものです。


「 良い加減 」を知らないフリが

策略家の「 務め 」であるというのなら

私は何処まででも

しらを切り通すまで。

「 馬鹿な真似 」をして

そうして堂々と

胸を張りながら

「 馬鹿を見る 」。


それは

私にしか務まらない

「 役割 」であって「 使命 」なのだと

代役は誰一人として存在せず

私という人間の代わりは

私以外誰一人として

居ないということは

百も承知でございます。


折角、

随分と

暑い日が続いているというのに

去年より幾分

夏が許せるようになったのだから

さぁ、諸君。

もう二度と訪れることのない

2018年の今を

大いに謳歌しようではあるまいか。

淡々と過ぎ行く日々に

大輪の華を咲かせてみようでは

あるまいか。




思い起こせば

あさがやりえ子の2018年夏は

ここから始まりました。











7月28日( 土 )


遡ること
7月5日( 木 )のことです。

もう3週間ぐらい前の
話になってしまい
大変恐縮ではありますが…

この身は
お台場Zepp東京にありました。

エレファントカシマシ
TOUR2018『 WAKE UP!!』に
参戦していたのであります。










6月に発売されたニューアルバム
「 WAKE UP!!」を引っさげての
恒例★LIVE HOUSE TOUR。

今じゃあ〜
どこぞの地方でも
即日ソールドアウトが
当たり前になってしまった
飛ぶ鳥を落とす勢いの人気者
宮本率いるエレファントカシマシくん御一行様。

年イチほどのペースで開催されている
このLIVE  HOUSE ( ほぼほぼZepp )TOURは
毎回、非常にタイトで
ソリッドな仕上がりが醍醐味です。

醍醐味…といいましても
あくまでもこれは
いち「 受け手側 」としての印象であり
当の御一行様が
得てして「 意図的 」にそうしているのかは
私にはなまじ
図り知れぬところではあります。

しかしながら自らを
「 ROCK屋 」と豪語する宮本に
寸分の狂いは無し。

洗濯板のような
骨骨しい華奢な胸板で
「 男所帯 」を一身に背負い
色白なカワウソ顔で
「 男臭さ 」の「 胞子 」を
会場中に縦横無尽と撒き散らし
後味スッキリの「 余韻 」を
我々に味合わせてくれます。

コレといった
特別な演出はなく
MCもほとんどない。
大体2時間ほどに
ギュギュッと凝縮された
淡白であるけれども
濃密な内容。

時間の流れが
この時ばかりは
「 倍速 」に感じます。

我々は其処に
ステージにいる彼らに
1秒たりと
瞬きもできない状態で
「 釘づけ 」にされ

そうして私は
必ずといっていいほど
"鼻骨くぅううう〜っ!の
両耳きゅいいい〜ん!中毒"に
されてしまうのです。



私は
半死していた高校生の時分に
エレカシを知りました。

りえ子少女は
時代と相反する
「 本物のROCK 」を
初めて耳にし
大変な衝撃を受けたといいます。

魂が震えました。

彼らの「 不器用さ 」「 人間臭さ 」に
あの時、私の魂は
勝手に「 共鳴 」してしまったのだと思います。

エレカシは
決して演奏が上手いわけではないし
手の込んだシャレオツな…
それこそ今でいうシティPOPなんかとは
一番程遠いバンドだけれど
想像を超えてくる何かが
あるわけでもないのだけれど
あの時から…
勝手に「 共鳴 」してしまったあの日から
私の「 一部 」になったような気がします。

それほどまでに
自分にとって
エレカシとの出会いは
劇的なものだったにもかかわらず
全篇打ち込みの
ほぼほぼ宮本ひとりで作られた
2000年発売の
珍奇作『 good morning 』( 賛否両論ありますが
私は相当、好きです! 大好きです! )…
これを最後に
しばらく私は
エレカシから離れている時期がありました。

今でも
不思議でなりません。
理由ももちろん
分かりません。
ですが
あの頃の私は
聴く気にもなっていませんでした。
( ホント不思議… )


紆余曲折、
それから更に時は流れ
2009年ーーー


ある晩、唐突に
こんな夢を見たのです。


私は
エレカシのLIVEへ
足を運んでいました。

宮本の目の前…
最前列のど真ん中で
LIVEを楽しんでいたのです。

すると
ある曲中…
( まぁ、でも多分…以下、続く
宮本の文言からして「 ガストロンジャー 」かな )
宮本が私を指差し
いきなりこう叫ぶではありませんか。

『 いいか…!オイ、そこの…オメェ〜!
オメェ〜だよ!!! 』

( ……え?!そこのオメェ〜…って…もしや
わた、わた、私っスか??? )

突然のことに
ワナワナ慌てふためく私。
まさかと思い
キョロキョロと左右を見渡してみるものの
宮本の鋭い眼光は
私の方へ完全にロックオンされていました。

( わた…私…っ?!)

口パクでそう返答し
自分を指差しながら
アイコンタクトを図り
確認しました。

すると

『 …そうだオラ!そこの…そこの…
オメェ〜だよ!ミック・ジャガー!!! 』

( ヒィイイイイイイイイイイイ〜〜っっ?!
ミック・ジャガーて!よりによって…ミックて!
ジャガーて〜〜っ!!! )

ミック呼ばわりされ
ただ呆然と立ち竦む私。

そして
間髪入れずに
次なる檄が。

『 …いいか!よく聞け!!オメェ〜
……ビクビクするなっ!!!


翌日、
仕事終わりに新宿タワレコに駆け込み
発売されたばかりのアルバム
『 昇れる太陽 』を入手。
それに同封されていたチラシで
近くZepp東京LIVEが開催されることを知り
あの手この手で緊急に
チケットをゲットしたことは
言うまでもありません。
( その後、エレカシ再ブレークと共に
チケットが入手困難となってきた手前、FAN CLUBへと入会する流れ… )


魂の奥に眠っていた
エレカシ熱を
宮本ご本人様ご出演により
再び呼び起こされた…
まさに「 WAKE UP!!」なこの夢を機に
第2のエレカシ熱再燃。

今に至ります。


宮本が夢の中で
私に投げかけてくれた
叱咤激励の台詞
「 ビクビクするな!!! 」に
あれから何度
勇気づけられたことでしょう。

宮本が言ってくれた
ビクビクするな、は
「 恐れや不安 を放棄せよ 」
「 自分に自信を持て 」
そういう意味だったと捉えています。

10年も前から
私は既にこの「 課題 」に
取り組んでいたのですね…。

随分とまぁ…
我ながら「 長丁場 」だなぁ…と
感じています。

私も
宮本みたいに
「 オレ、歌上手いからさ! 」
こんな風に
言い切ってみたいものです。

「 私、短歌上手いからさ!たまにね! 」

このブレを
なんとか克服していきたいものです。


それでも
宮本だって
人の子ですから。

ロマンチストの
泣き虫大王ですから。

二面性のある
「 破壊 」と「 創造 」を繰り返す
双子座ちゃんですから。

白けるから口にしないだけで
神にもすがりたい時だってあるわけで。

よくよく歌詞を
じっくり熟読していると
出てくる出てくる!

「 神様 」というワードが!!!

嗚呼…
宮本も神様を信じているんだ。
今回のアルバムの中に
「 神様 俺を 」なんて曲があるくらいだし。


( 以下、抜粋 )

神様どうか 
俺を見捨てないで
祈りを捧げるから
明日を歩むから
祈りを捧げるから
明日を歩むから

いつの間にか私は歳を重ねて

神様俺を見て
俺を見捨てないで



……
………
" 神様俺を見て "は…
なかなか言えない……
流石だ……。
神様にすら若干の上から目線は…
宮本……きっと貴方だったら
許される……。


威張りん坊の宮本が
俺、俺、俺!の宮本が
いつまでもジャイアンでいられるのは
あのメンバーがいてくれてるからこそ
成立しているのだと
私は思います。

だって…
宮本が合図しないと前に出ちゃいけない
ギタリストなんて…
私だったら絶対に嫌。

ハードゲイばりのピチピチ短パンと
裸の大将仕様タンクトップに
タムケンヘアでキメた
ギタリストなんて…
私だったら絶対に嫌だもの。

華の大舞台フジロックで
御歳52のオッサンが
御歳52のオッサンの片乳首露わにした挙句
エイッ!…ってつまみます?

YouTubeで
生配信されてる最中(さなか)
乳首…つまみます?!

結成30周年の
大御所ロックバンドのボーカルが
ギタリストの乳首
つままないでしょう?普通!!!

もぉ…
iPhone片手に
大爆笑しちゃったじゃない!!!












宮本の魂はきっと
13歳のまま…
ガキ大将のままなのね…。

誰も言わないし
言えないだろうから
私が代表して言ってあげるね。


アダルトチルドレンじゃん!!




でも貴方は

そのままがいいし

そのままでいい。


ずっとずっと

そのままで

どうかずっと

そのままで

「 生きる伝説 」に

なってください。














神様と

連呼するヒーローだって

仕様がないね

人間だもの






あさがやりえ子