子ども・子育て支援新制度について(NPO法人ここからKitさんの学習会) | 大阪のアサガオです。

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岸和田の中村です。
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ママさんたちの意見を聞いてびっっっっっっっっっっくりした行政書士中村です。


先日、ママさん行政書士kaoru-s先生と一緒に、NPO法人ここからKitさんが主催された「どうなる、どうする これからの子育て支援 ~みんなで考えよう 子どもの未来~ 子ども・子育て支援新制度 学習会」という学習会(研修会でも説明会でもなく「学習会」)に参加しました(受講ではなく「参加」)。
子育て支援制度学習会1
こんな感じでkaoru姐を含めた少人数での勉強会っぽいのんかなと思っていましたが……、



……、



……、



……、


参加者83名!!!
子育て支援制度学習会2
岸和田市民の関心度、高ッ!




講師はこの方!
大阪教育大学教育学部家政教育講座准教授、
NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問、
NPO法人ファザーリング・ジャパン関西理事の……、




……、



……、



……、



小崎恭弘先生!
子育て支援制度学習会6
……あ、画像間違えた(笑)。



もとい……、



講師はこの方、
大阪教育大学教育学部家政教育講座准教授、
NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問、
NPO法人ファザーリング・ジャパン関西理事の、
小崎恭弘先生。←クリックしてプロフィールを!
子育て支援制度学習会5
めっさ話オモロい!
会場ドッカンドッカン!
てかトークライブ!
お金払わんかったけどエエんかな……。
その代わり言うたらアレやけど……、



~~~~~~~~~~~~~~~
ここでCMです!
子育て支援制度学習会6
小崎恭弘先生の最新著書、
「男の子の 本当に響く 叱り方ほめ方」(すばる舎)、
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CM終わり。
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真剣に予習してきたkaoru姐は、
「すーっと入ってきたし、とってもためになった」
と大絶賛でした!
真剣に予習してこなかった僕は……ごにょごにょ(謝)。



取り敢えずリンク張っときます。

「岸和田市子ども・子育て支援事業計画」の素案と概要
3月の議会で成立するまでは(案)だそうです。

育児を応援する行政サービスガイドサイト「ママほっと」
岸和田市が昨年末にオープンしたものです。





後半はグループディスカッションでした。

受講はアレやけど……、
会議なら任せとけ(笑)



各テーブルに、立場の違う人たちが集う、という構成でした。
そこでお題に沿った(結局沿わんかったけど(汗))ディスカッションをして、
最後に代表がマイク持って結果を発表する、という流れです。



僕らのテーブルは、
ママさん代表=Uさん。超岸和田っ子(たぶん)。お子さん1歳3ヶ月(この春から保育所)。
パパさん代表=。お子さんコイツら(中1・小5・小1)
支援者代表=Sさん。民生委員・児童委員。子育てサロン「こうみょう」。お孫さんが大学生。
専門家代表=kaoru-s先生。子育て支援系(?)行政書士お子さん3歳10ヶ月(幼稚園)。
の4人。



超活発な会議でした(嬉)
意見交換しまくり!



で、ディスカッションの結果はこんな感じ。子育て支援制度学習会3
kaoru姐まとめるのん上手!
さすが行政書士!
(赤字は僕が書いたとこ)



で、発表タイムです。
どのテーブルも白熱した意見交換をしたようで、
時間を大幅にオーバーしており、
発表者は挙手するということになりました。


いッ(挙)
はいッ! はいッ
(
)
はいはいはいはいはいはいッ
(
)
必死やな俺(汗)。



【発表したこと。その1】
~~~~~~~~~~~~~~~
僕んとこはまず、「イクメンの定義って?」という議論をしました。
いやね。「俺イクメンやねん」とか言うやつおるやんか?
でも「どこまでやったら、何まで手伝ったらイクメンやねん?」って思うでしょ?
ね?
そうでしょ?
えーっと結論としては、

「奥さんが『うちのダンナ、イクメンやねん!』って自慢できたら、そのダンナはイクメン!」
ということになりました。
いや、やっぱりさ、イクメンたちってさ、
「自分の奥さんに休んで欲しい、楽して欲しい、幸せになって欲しい」
って思て色々手伝うやんか?
人からどう思われるかとかさ、よそのパパさんと比べるとかさ、違う思うやんか?
せやから奥さんたちがそれぞれダンナがイクメンかどうか決めたらエエと思うんスよ。
そうしてあげてください。

~~~~~~~~~~~~~~~



【発表したこと。その2】
~~~~~~~~~~~~~~~
2つめ。
これ、俺、めっっっさびっくりしてん。
ホンマびっくりしたんスよ。
いやね。
僕以外の3人が3人とも、
「子どもを預けて働くのに、ジレンマを感じている」
って言うてん。
ジレンマ感じてるねんて。
だからこうやってさ、支援しますとか言うてもさ、預け先が充実しててもさ、
お母さんって、
子どもを預けることとか、子供と離れることとかに、
ジレンマとか罪悪感とか感じてんねんて。
そんなん知らんかったわ俺。
びっくりしたでホンマ。
そうなん?
みんなそうなん?

やっぱそうなんや。
せやからさ、制度が充実して世の中の雰囲気が、
「預けて働くのが当たり前!」ってなることはいいことやけど、
そういうジレンマって簡単に無くならへん思うし、
逆にそういうジレンマ持っててもエエ思うんスよ。
でしょ?
一人でさ、そういうジレンマ持ってたら、やっぱしんどいやん?
しんどいでしょ?
せやから、そういうのもある、そういうのもエエねん、ってのを世間に知って貰いたい、
という結論になりました。

~~~~~~~~~~~~~~~



……、



……、



あ、
これ、
そのまま、
マイク持って、
100人近くを前にして、
熱弁してますから(驚)

(他テーブルの人はマイク持ってたけど前には出てこんかった(汗))



それを含めた他の意見。
子育て支援制度学習会4
精神的なことから制度的なものまで、色々と色々が色々ですね。
でもこういう意見を知る、意見を共有する、意見を拡散するということが、
とっても大事であり、今回の「学習会」で学習したことでした。



で、結論。
僕の結論。


【その1】
僕が「どこまでやったらイクメン? って思うでしょ?」と会場に同意を求めた時に、
何十人ものママさんたちがこっち向いて一斉にウンウンって頷いたのを見て、
NPO法人ファザーリング・ジャパン関西とかって必要な組織だな、と思いました。


【その2】
僕が「一人でジレンマ抱えてたらしんどいでしょ?」と会場に同意を求めた時に、
何十人ものママさんたちがこっち向いて一斉にウンウンって頷いたのを見て、
NPO法人ここからKitさんとかって必要な組織だな、と思いました。


【その3】
100人近くを前に喋って拍手喝采貰うってチョー気持ちいい(笑)!
(喝采は僕の幻聴(笑))





最後に、学習会で聞いた意見で、印象的な言葉を紹介します。


kaoru姐
「私の自慢は、夫が割とイクメンだ、ということです。
しかも隣家に住む義父母がとても協力的なのです。
でも、それでも、我が子と離れて仕事をすることに、
罪悪感とは違う、何か言葉にし難いジレンマを感じます」


Uさん
「そもそも夫婦で一緒に育てなアカンのに、
『育児を手伝う』とか『イクメン』とか、
おかしいっっっっっっっちゅーねん!
イクメンするまえに『おとん』しろや!」


Sさん(元保母さん?)
「私の姑は、『家に主婦は2人いらない』と言って、私を働かせに出したの。
子どもを預けて、他人の子どもの世話をして、何だか辛くて、悲しくて……」


Uさん(後援された「大阪いずみ生協(COOP)」の人。4歳と2歳のママさん)
「生協の集配にママさんたちが集まると、それ自体がコミュニティですよね。
子供たちも付いて来るし、近所のおばちゃんたちも集まるし、世代間交流です。
私も昔はトラック乗って届けてました、とっても楽しかったです!」


小崎恭弘先生
「ウチの嫁は僕のことイクメンとは認めてないんですよ(笑)。
その代わりと言ったらなんですが、ファザーリング活動がんばらないと!」


Aさん(4歳児のパパさん)
「娘を嫁の実家に預けているんです。
嫁の実家って昔の家なので寒いのです。
そこで昼寝したら風邪引くかも知れないので、
途中で抜けさせてもらって迎えに行ってきます」


カッコイイA山さんこの記事参照)
「あれウチのダンナです(笑)。
それはもう完璧なイクメンですよ。
おっぱい出なかっただけで、
何もっっっかもやってくれます」(←超ドヤ顔)





参加された皆さんの全員が全員、
有意義な時間を過ごしたはずです。
とにかく皆さんお疲れ様でした。

おしまい。