先ほどの書き込み↓で
"「もちろん、子供の頃から願っていて、
まだ叶えられていない夢もあります。」"
ということを書きました。
朝顔は、
本当は
小説家になりたかったのです。
小学生の頃、
大人しく、
勉強も運動もできなくて、
あまり友達もいませんでした。
いじめのようなことも受けていました。
とても悲しくて、
なんとかしたくて、
・嫌なときでも、受け入れて
明るく振る舞うこと
・勉強を頑張ること
を、実行しようと決意しました。
小学1年生にして
立派な奴隷根性の出来上がりです
でも、
そのお陰で成績が中の上くらいになり、
友達もできました
私の中ので、
努力方程式
(頑張れば→叶う)
が、
出来上がった瞬間です
で、
そんな朝顔が、
あるとき国語の授業で詩を書きました。
我ながら、すごく良く出来ました。
めずらしく、
先生にも特別にほめられました。
私は、
とても嬉しく思ったのと同時に、
「これなら、私にもできる」
と、
直感的に思いました。
その頃、
勉強もできるようになっていたのですが、
努力して
パターンを習得し、
出題者の意図したものを追い求める
"勉強"
と違い、
詩は、
自分の内面を言葉にする、
一点物の世界でした。
"勉強"は、
努力の結果でした。
社会に溶け込むための
"手段"
でした。
でも、
私の作った詩は、
私の空想的感覚そのものだったのです。
私しか知らないはずの
「空想的感覚」
「空想的風景」
を、
外の世界にそのまま
持ち出すことができる！！
これは、私の得意なことだ
私には、明らかに
この才能がある！
と、小学校3年か4年頃の
朝顔は確信しました。
幼稚園の頃から、
絵本の世界に入り込んだり、
自分が作った空想の世界を
演じるのが好きでした。
空想と現実の境が曖昧で、
心が簡単にあちらの世界へ
行けてしまう子だったのです。
でも、
いざ小説を書いてみると、
なかなかたくさん書けなかったり、
カッコいい文章が書けなかったり、
案外うまくいかない。
私、才能あると思ったのになー
幻だったのかなー
なんにも湧いてこないなー
自分でも、何でだかわからなかった。
今でもわかりません。
それでも、
30年経っても
「物書き」
の夢が捨てられない。
私はこんなに
豊かな感性を持っているのに！
なぜ、なぜ、
なぜ神様は、私を選んでくれないの？？
私は一体、
何のために
生きたらいいの？？
中学までは、
友達と
交換日記のようにして
自作の小説を見せ合っていたけれど
高校に入ってからは、
パッタリと、書かなくなりました。
少しもうまくいかなくて諦め、
書くことすら億劫になり、
高校生活に忙しくなり、
そのうち祖父のあとを継いだ父が
事業に失敗し、
それどころではなくなってしまいました。
私は、
「明日も無事に生存していること」
「食べていくこと」
のために
生きるようになりました。
願うことは、
「安定」
でした。
それから20年。
四畳半の同棲、不安定で苦しい仕事、
無茶なダブルワーク等を経て、
「安定」
の夢を叶えました。
かつて、
奮発して買ったコンビニのドリアが
あまりにも美味しくて美味しくて、
「お金持ちになったらこれを好きなだけ食べたい！！
」と、切望したのが幻のようです。
でも、
今でも、
作家になる夢は、
叶っていません。
そしてもうひとつ、
叶っていないことあります。
それは、
「幸せになりたい」
という夢です。
もう、
どうせ叶わなくて
悲しくなってしまうから
ずっと、見ないようにしていたのかも。
Happyさんをはじめ、
たくさんの方が
「幸せは感じるもの」
「元々幸せ」
と、おっしゃっているけれど、
なんとなく私は感じられていない。
前よりマシになったけど、
まだ
「幸せ」
じゃくて
「可も不可もなく」
という感じ。
今しがみついているものを手放して、
着込んでいる鎧を脱ぎ捨てて、
やってくるバンジーをちゃんと飛んで、
自分に、ひたすら自分に集中したら、
その先には、
今とは違う何かが見えるだろうか
日の出