「青い朝顔」です。
むかつくの、むかつくの。
誰か、こんな気持ちを受け止めてほしい。
昔、私はいじめられっ子だった。
たった数年のことだったけれど、
私はそれが許せなかった。
何が許せなかったんだろう。
たぶん、情けない状態の自分が許せなかった。
お姉ちゃんなのに、情けなくなってしまった自分が許せなかった。
今も、仕事の出来ない(やりたくない)自分に腹が立つ。
それをえぐってくるような同僚は、シャーペンで刺したくなる。ほんとに。
私は、立派でなくてはいけない。
長女だから。
跡取りだから。
それ以外の道なんて無かった。
どこかに、何かに、君臨していたかった。
「出来ない」なんて許されない。
「弱い」なんて負けだ。
いつも、何かに君臨していたかった。
そうすると、安心した。
「生け贄は自分じゃない」と。
「皆の自尊心の餌にはならない」と。
心、狭いね。
ああ、狭いよ。
闇だよ、闇でできているもの。
闇にならざるを得なかったもの。
「幸せ」ではない部分の自分を認めて、味わうのもたまにはホッとするね。
「幸せ」ばかり心がけるのも、なんだか嘘っぽくてたまに疲れる
…もしかしたら、ダークな闇の部分は、あってもいいものなのかもしれない?
だって私、闇だもの。
それを消したら、なんか嘘になる?
殺意も、人を踏み台にする残酷さも、どうにかして陥れてやろうとする汚さも、盗んでやろうとするあざとさも、既婚者に平気で惚れるいやらしさも、嘘をついてまでよく思われたい心の小ささも、自分以外どうなってもいいと思うわがままさも、人を見下すことで満たされる傲慢さも、
しっかりちゃんと、明らかに持ち合わせていますし
なんとなく、そうやって考えると、急に闇の部分がリアルに立体的に耀いて見えたりする
清正井(朝の写真)