生活保護利用の障害者が増えていると、本日7月8日付けのしんぶん赤旗が報じています。

日本の障害者福祉は、長年、家族による介護を前提にしてきました。
だから、多くの世帯が、
「介護のために共働きができない」
「フルタイムで働けない」
などの制約を受け、低い所得水準にあるのです。

厚労省の調査で、世帯の平均年収は、100万円未満が24.8%。約半数が200万円未満とのこと。

さらに、障害者の生活保護利用増加の背景に、歴代政権の社会保障の抑制・削減路線が。
年金、医療、介護…。

障害年金制度の改善・充実などの所得保障の充実は急務です。